完結おめでとうございます。
絶え間無い差別と復讐の連鎖……。
本当に考えさせられますね!
世界の悲劇の大半は誰が悪い、どちらが悪い、などと単純に決めつけられるものではなく、それぞれの正義や言い分があり本当に難しいと思います。
皆が平和に美味しいものを食べていれば良い社会になればいいんですが!
文学が少しでも異なる人々の立場を想像し相互理解の手がかりになる事を願うばかりです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
誰が悪い、どちらが悪いと単純に決めつけられない、、本当に、そこが難しいところですね。おそらくそれぞれに信念があるんだろうな、と。
みんなが平和に美味しいものを食べて、笑顔でいられる、それを目指すのが良い政治家であるような気がしますね。
文学が異なる立場の心情を想像し、相互理解の手がかりになる、、それは不可能ではないと思います。あるいはアニメや映画でもいいですが。
カクヨムで書いているものも、そんなのの一助になればいいですね!
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
久里 琳さま
こんにちは。
「そのイスラエルの歴史を想うと、複雑な懐いに捉われないではいられない。ユダヤ人を襲った悲劇は役と場所を更えて、その後数十年に亙り新たな悲劇を生みつづけている」
上記、痛感いたします。もはや、どちら先だ、どちらが悪い、ではなく、関係者が実際に行った事実を、ひとつひとつ受け止めるしかないのだと。
宗教は心を豊かにし苦しみを乗り越えるよすがになるのかもしれませんが、昨今の世界状況を鑑みるに、どうしても負の側面が先に立ち、宗教と聞くだけで一歩引いてしまうようになりました。宗教により狂信的な力を得た人間がいかに残酷になれるかを身をもって知ったがために、人は自分と同じ宗教を信じる人以外を徹底的に排除しようとするのでしょうか。
自分の力の及ばないものに制裁を与える手段のひとつに宗教の妄信があるのなら、殺し屋に復讐を頼むのもまた宗教と言えましょう。彼を希うものがもうこれ以上増えませんよう。
完結おめでとうございます。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
もはや、どちらが先・悪い、ではない、、本当にそうですよね。そんな言い争いをしてる間に、救える命があるだろうにと思ってしまいます。
狂信的な力を得た人間がいかに残酷になれるか、、というのもまさにその通りで、暗澹としてしまいます。宗教のために殺された者の命は、もしかしたら人の欲望のために殺された者の数より多いのかも。。
イスラエル問題に関与する主要な3宗教が揃って奉じる聖典に「復讐するは我にあり」と記された神の言葉を、誰も思い出そうとしないんだろうか、と思ったりもします。それを信じられないから、殺し屋に復讐を依頼する者が出てくるのかもしれませんね。
チェコのご縁からお越しいただき、チェコのあれこれのコメントをいただいて、とても心強く思っていました。☆もいただいて、ありがとうございました!
完結おめでとうございます!
よく、歴史は忘れてはならぬと言われつつ、ずっと記憶に残るのは果たしていいことなのか、
少なくとも”忘れられない”のは不幸しか産まないよな、って思いました。
過去は懐かしむぐらいにして、未来に目を向けて進まなければ誰も幸せにはできないですね。
すてきな旅をありがとうございましたっ!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
そうですよね。歴史に学ぶといってもそれは前を向いて歩くためであって、過去ばかり見て復讐だの借りを返すだの失地回復だの、、捉われすぎるのはいかがなものかと思いますね。
仰る通り、いま生きている人や、これから生まれる人が幸せに過ごすためにどうするか、に目を向けたいですね。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
完結おめでとうございます。
飯テロでヨダレを垂らし、殺し屋さんにドキッとし、カフカの人となりに惚れましたがラストはユダヤ人のこと……深いテーマでした。
乳と蜜の流れる約束の地を何千経っても手に入れることが出来ない民族。
ああ、悲しいかなです。人質として縛られて連れて行かれる映像に
過去のバビロン捕囚を重ねて胸が痛みました。
憎しみの連鎖は何も生み出さないですが、殺し屋稼業もそれがベースですものね。
久里様、舞台背景、今回もお見事で、勉強になりました。
執筆お疲れ様でございました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
今回はカフカとユダヤ人がサブテーマっぽくなりました。また一人、カフカに惚れてしまわれる方が・・・狙い通りです(^^)
そして、ユダヤ人。聖書に深く親しまれているだけに、なおさら気になられるのでしょうね。二千年もの間、欧州や中東に散らばって暮らしながら、他に混じらずユダヤ人であり続けたのは信仰のおかげなんだろうと思います。一方で、その信仰が戦争や虐殺の原因になるのならば、神さまって、一体なんなんだろうなと思ってしまったりもします。
それは殺し屋の矛盾でもありますね。悪人を殺す復讐は、結局悪の反復であるような。。
・・・そんな重たいテーマにも触れつつ、異国の旅を楽しんでいただけたのであれば幸いです! 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
自らを復讐の連鎖の一部分であると言う彼の言葉に重みを感じました。何かの達成のために一番弱い者を犠牲にしても、そこには価値がないと思います。
それでも思わぬところからそれを断ち切る糸口があるかもしれない、と願いたいですね。
これまでの車窓でもその国の背景などとても印象に残りましたが、今回の二つの国も、歴史に揺るがされてきた上での現在があると感じました。食べ物の楽しみからこういう深いところまで一緒に旅をさせてもらえて本当に読み応えある読書時間でした。ありがとうございます。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
なにかの達成のために一番弱い者を犠牲にしても、そこに価値はない、、本当にそう思いますね。正義感に憑りつかれた人はそれを忘れがちになるのが、残念です。復讐の連鎖を断ち切る糸口が見つかることを願っています。
その国の人や文化や考え方を理解するのに、歴史を知るのは一つの有効な方法だと思います。そうして考えたことが、旅をより楽しくし、その国をより好きになることに資するのであれば、幸いです。ですので、読み応えある読書時間とのお言葉、うれしいです。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
完結おめでとうございます。
“冀って”、この字を、ここ以上にふさわしいページで見たことはありません。
殺し屋さんの思いとして書かれているからこその重みを感じます。……すみません、なんだかいろいろ胸に詰まって、うまく言葉が出てきません。
本当に、ニュースを見て朝から滅入らなくて済む日が、一日でも早く来ますように。
連載おつかれさまでした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ここは他のどの字を当てても殺し屋の思いが伝わる気がしなくて、「冀」しかないなと思いました。ふさわしいと感じていただいて、うれしいです。
ニュースを見て朝から滅入ってしまう、、そうですよね。本当に、そうならない日が一日も早く来てほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました! (また千弦さんの物語でプラハに再会できるのを、楽しみにしています・・・とちょっとだけプレッシャー ^^)
久里 琳 様、こんばんは😊
完結お疲れ様です。
>これだけは云える。理想も正義も、両者がそれぞれ勝ち得ようとする如何なる果実も、この紛争で流された子供たちの涙を贖あがなうだけの価値はないのだと。
ほんとうにその通りだと思います。
島国の日本と違い、いくつかの民族が隣り合ってるというだけで、複雑ですよね。
ただ、いかなる犠牲もあってはならないと思います。
チェコ・オーストラリア編、色々な歴史的な建物や景色やその国の郷土料理などに魅せられながらの素敵な旅でした。
一緒に旅したようで楽しかったです。
ありがとうございます✨✨
作者からの返信
応援ありがとうございます!
もう80年近くも戦争の惨禍から遠ざかっている日本人が、民族が入り組み複雑な事情を抱えた地域の紛争に安易に口を挿むのは躊躇われる、とはいえ、、、やっぱり小さな命が犠牲になるのは見ていられないですよね。
国や民族にとって、平和が続くことに優る幸福はないんじゃないかなと、日本やチェコ・オーストリアと、紛争地の人たちとを比べ見て、あらためて感じました。
そんな今は平和なおかげで楽しめる旅を、一緒に楽しんでいただけて、幸いです。ありがとうございました!
完結おめでとうございます!
いくつかの民族が隣り合っている地では、いつの時代も複雑な問題が生まれていますね。何が正しいのか、一方向からでは語り得ないことばかりです。
どこかで折り合えればいいのですが、殺し屋さん自身の仕事の位置付けを見ても、憎しみの連鎖はなかなか断ち切れないのですよね。歴史が募れば募るほど。
それでも、少しでも多くの人が安らかに過ごせる時が来るといいなと、願ってやみません。
今作も異国の飯テロや文化に加え、争いの歴史にも触れる、たいへん読み応えのある内容でした。とても面白かったです!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
異なる民族が重なり合ってひしめいていれば、難しい問題が生まれてくるのも当然ですよね。仰る通り、一方向から見てこれが正しい!と言い切れることなんてそうないのだと思います。なのに互いに自分の正義を信じて譲らないのが、気持ちは分かるだけに悲しいですね。憎しみの連鎖が断ち切られることを願っています。
時に趣味に走ったり、重たいテーマを語ったりもしましたが、、楽しんでいただけたようで、うれしいです! ☆もいただいて、ありがとうございました!
遅くなりましたが連載お疲れさまでした!
日本にも血生臭い歴史は多々ありますが、ヨーロッパのように地続きで幾多の民族に囲まれる状況とはいったいどんなものだろうと、恐ろしささえ感じますね。真にグローバルな未来は果たして訪れるのだろうかと、遠く感じてしまいます。
民族間に限らず、人と人とがわかりあい、平和に共生を続けることは、人類の永遠の課題なのかもしれません。
同じ大陸で今なお幾つもの戦火が続く、かの地に思いを馳せて。今回もじっくりと楽しませていただきました^^
作者からの返信
応援ありがとうございます!
大陸の恐ろしさは、相手を人と思っていないところにあるような気がします。他民族ならば、他人種ならば、信じる宗教が異なっていれば…人間扱いすることなく家畜を屠殺するかのように殺して心を痛めることもない。ホラーですね。
これを乗り越え、人類の課題をクリアする日が来ればいいなと思います。…が、仰る通り、遠いですよね。。
欧州の旅にも最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!