久里 琳さま
こんにちは。
列車で都市から都市へと移動していると、車窓に現れては消えるのは、人間による自然侵略の歴史絵のようでもありますね。美しく整備された町や牙を抜かれた自然を見ているだけではわからない、人間活動の生み出す残滓のようなものが、野や山に増え続けているんですね。
環境を食らいつくしながら繁栄するのは人間だけとは限らず、それはある意味仕方ないのだとも言えますが、旅の車窓に目を凝らしつつ、考えに耽ってしまいそうです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
自然侵略の歴史絵を、そこらじゅうで目にしますよね。真新しい傷が生々しいものもあれば、古くから侵略されてすっかり馴染んだものも。また、侵略から自然が領土を奪還した様子を見ることもあったりして、いろいろ考えさせられますね。
繁栄しようとするのは生物の本能で、そのため環境を食らいつくしても構わない、となるのが自然、、、そうかもしれませんね。自然に振る舞うことを許されないほど強すぎる力を持ってしまったのが、人間の罪であり罰なのかも、と思ったり。
絶対的に孤独を必要としつつも、他方では伴侶を渇望しているジレンマ。
人間味が溢れる表現で好きです☆
作者からの返信
応援ありがとうございます!
すごいジレンマですよね。カフカは、彼自身が文学であり作品であるような気がします。そんなところを感じていただけたのであれば幸いです!