第二十九話 肉ダンジョンは奥が深いようです

 今日も肉ダンジョンに来ている。


 マオちゃんが配信したいと言うから一緒に潜っている。


 俺は仮面をつけている。


「ヒイロ君は今日は肉ダンジョンに入るようですだから私も一緒します」


 消えろ ヒイロ裏山

 なんだよそれ


 そんな感じでVRでコメントが表示される。


 四階層ではレッドボアが出現したようだ。


 やっと肉らしい肉の魔物が出たようだ。


 マオちゃんがやる気だ。


「美味しいお肉をご馳走してくれるから頑張っちゃう!」


 蹴りを放つマオちゃんそして殴り飛ばすレッドボアを。

 あまりにも強いマオちゃん。


 配信魔法により配信されている。


 同接100万人という記録を打ち出している。


 レッドボアは普通に倒された。


 ボア肉がドロップする。


 ボアってようするにイノシシだよな。


 肉はまちまち200グラムから400グラムくらい量が落ちる。


 レッドボアが複数出る。


 火炎を纏って突進してくる。


 これがフレイムタックルか。


 俺は止める。そして雷槍を放つ。


 黒影を操る。


 雷影槍。雷と影の両方を複合した結果かなり暗殺向きになった。


 レッドボアを狩りつくす。


 火の魔法を最近自分なりに練習している。


 オメガフレアを覚えた。


 フレイムダンスとかも使えるようになった。


 踊るとパーティの火属性の魔法特技とかの威力が二倍になる。


 効果は一時間。あまりにも使い勝手が良すぎる。


 フレイムダンス→オメガフレアのコンビが強すぎる。


 ファイヤルボムも強力だ。


 だがレッドボアは炎属性の魔物だ。


 だがそれでも効かないわけではない。


 四階層は攻略を終えた。


 五階層まで来た。


 ただこのダンジョン十階層までしかない実は。


 五階層の肉はコケトリス。


 鶏肉か。どうなんだろう。


 五階層のコケトリスを雷撃で処理する。


 お化け鶏肉をゲットする。


 五階層をあらかたクリアする。


 食材をゲットするのはなんか助かる。


 野菜ダンジョンとかないんだろうか。


 六階層まで来た。ジャイアントタイガーだ。


 虎肉とは美味いのか?


 しかも倒すのが面倒だ。


 いきなりレベルが上がりすぎのようだ。


 だが余裕で倒す。


 毛皮とかも落ちる。


 肉はなんか喰いずらそう。


 でもイルマは100グラム356円で買い取ってくれるとか。


 七階層まで来た。とりあえず地上に戻る。


 ボア肉を焼いてみる。


 凄く旨い。旨すぎる。豚肉とは違う。ワイルドでジューシーだ。


 ボア肉を無茶苦茶貪り食う。


「凄く旨いです」


「美味いにゃぁ~~~~!!」


 これは残りの階層もクリアしないとな。

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