第二十四話 宝竜院亜子はヒロキにアプローチをかけるつもりです
宝竜院亜子(ほうりゅういんあこ)はヒロキにダイレクトメッセージを送っていた。
あの時SNSのアカウントの交換をしていた。
≫今度の休み私の家に来ませんか?
≫いいけどなんで?
≫あなたに興味をもちました
そうして宝竜院亜子の自宅にまで来た。
「福引弘樹さんですね」
「宝竜院亜子さん久々ですね」
「もっとくだけた感じで亜子と呼んで」
「じゃあ俺もヒロキと」
「うーん……ヒロキこいつは危険大人の女の匂いがする」
「にゃあ~~~ヒロキは渡さないにゃ~~~~~」
「そちらの御連れさんは攻撃的ね」
宝竜院亜子さんは23歳俺より年下だ。
「実は自宅にダンジョンが出来たから潜って欲しいとかですか?」
「なんでわかったのよ」
「実家にダンジョンがある同士ですね」
「十五階層まで攻略済みよ」
「凄いなソロなのに」
「やるです」
「凄いにゃ~~~」
そして亜子ちゃんのマイホームダンジョンに突入する。
十六階層に来た。
転移の祭壇は普通にある。
亜子ちゃんは破壊砲弾、サンダーボール、アクアボール、アイスボール、爆裂砲弾とか色々使えるようだ。
「ヒロキ、もっといけるでしょ」
「亜子さん凄いね動けるね」
「破壊砲弾!!!」
十六階層のリザードマンジュピターを蹴散らす。
こちらのダンジョンは少しうちの実家ダンジョンとモンスターの出現状況とかが違う。
しかも五階層ごとにガチャマシンがあるようだこのダンジョンには。
階層が深くなるにつれてガチャマシンの中身も豪華になっているようである。
ガチャを引けるのは俺だけの特権だと思っていたが、まあこうやって俺が引きに来ているから一緒だが。
十六階層を攻略を終えて、十七階層まで来た。
十七階層はナイトファングマンが出現する。
ナイト系の敵なのかそうなのか。
だが攻撃を避けやすくならない。
ナイト系ではなかった。
だが雷撃で普通に倒せる。
ナイトファングマンは普通に弱い。
だが十七階層は意外とすんなり終わった。
ここで次の日、十八階層まで歩を進めた。
十八階層はホラーウルフが集団で攻めてきた。
ホラーなウルフはゾンビ系だった。
だが雷槍を沢山創造して放ったら余裕だった。
エルシャの光魔法のシャイニングジャベリンも強力だ。
ミャーコの神威からの爪撃も強力だ。
亜子ちゃんは破壊砲弾を放つが強力です。
かなりの一撃だ。弱いわけがない。
亜子ちゃんが新たなボール形態を創り出した。
幻覚砲弾だ。
相手に幻覚を見せる。
かなり凶悪だ。
亜子ちゃんを怒らすのはやめておこう。
そして幻覚砲弾をぶつけまくって破壊砲弾を放つ。
ホラーウルフは撃滅した。
十九階層もなかなかだった。
そして次の休みに二十階層まで来た。
ガチャチケットを消費してガチャを廻した。
出てきたものは強欲のネックレス。
相手のドロップアイテムのドロップ率が上昇するネックレスだ。
しかもレアドロップアイテムもドロップしやすくなる。
ミャーコもいるからレアドロップし放題だ。
レアドロップ中の超レアドロップアイテムもあるらしい。
だからもっと超レアなアイテムを狙ってやる。
亜子ちゃんのダンジョンは俺たちに希望の光を差した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます