第十二話 日本各地でダンジョン発生!! 自衛隊が至急攻略するそうです

 突如として渋谷でダンジョンが発生した。


 最初はなんだこの階段と思う人が殆どだった。


 下に伸びる階段思わず降りちゃう人がいた。


 するとそこにはゴブリンがいた。


「緑の顔をした亜人!?」


「グギャギャギャ!!」


「うわああああああ」


 降りた人はすぐさまに引き返した。


 そしてゴブリンが地上に這い出てきた。


 渋谷は騒然とした。


 警察がすぐに出動して拳銃を発射したが倒せない。


 ゴブリンはすばしっこかった。


 そしてこん棒で攻撃してきた。


 警察官が一人、二人、三人倒されていく。


 そして警察官四人が倒された。


 ただここで謎の人物が来た。


 仮面を被ったヒーローだ。


 剣を装備している。


「ゴブリン!! 倒してやる!! 我が名はヒーローゴールドマン!!」


 そこに全身ピカピカの金色男がいた。


 まさにゴールドマンな人物が。


 そしてゴールドマンが剣でゴブリンを倒した。


「凄いなお前!!」


「ヒーロー? 凄い本当に要るんだ」


「ヒーローだお母さん」


「駄目よ見ちゃだめよ」


「ゴォォォォォォルドゥマン!!!!!」


 ただその後応援に来た警察官が彼を銃刀法違反で拘束していた。


「何をするのだあああああああああ!!!」


「ゴールドマンさん可哀そう」


「そうだよゴブリンを一人で倒したのに」


「解放しろ!! 解放しろ!!」


「なんだ君たちはなぜに邪魔をする」


 そしてひと悶着あったのは言うまでもない。


 ゴールドマンはカリスマ力があったのかも知れない。



 梅田のダンジョンは静かに佇んでいた。


「ボール」


 一つの球体を操る人物がいた。


 女性だ。


 女性がいたボールと呼ばれる白熱球を操る能力を得ていた。


 スキル。


 ダンジョンに入る前にたまたま一匹の一角ウサギを倒した女性はスキルを得た。


 ボールと呼ばれるスキル。


 白熱球を操る能力。敵に当たればダメージを与える。


 ダンジョンに入る女性。


「なかなかに面白いものだダンジョンはと思いたい」


 一応ナイフを装備しておいた。


 スキル以外でも敵を倒せる。


 梅田のダンジョンは影に隠れたように見つかりにくかった。


 その点において梅田は秘密保持者に対して優しかった。


 渋谷のダンジョンは封鎖されていた。


 そして自衛隊が到着した。


 精鋭部隊は三名。


 田中二等陸士と山中一等陸士と女性の松下二等陸士だ。


「我々だけで本当にいいのですか?」


「問題ない戦闘経験はあるか田中?」


「あるよたぶん」


 そうして自衛隊三名は渋谷ダンジョンに入っていった。


 三時間後戻ってきた。


 山中一等陸士が負傷していた。


 足の骨を折る大けがだった。


 そして他のメンバーも呼ばれてダンジョンは封鎖された。


 梅田ダンジョンは一応封鎖されたが女性がクリアしていた。


 ボールの能力者の女性は転移スキルを得ていた。


 

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