第八話 ドラゴンガールマオちゃんは最強Youtuber
ドラゴンガールマオちゃんは最強のYoutuberだ。
火を吹いてみた。爪を伸ばしてみた。空を飛んでみた。
などCGを使っているかのような動画がある。
なお本人は本当にドラゴンの混血娘だからCGはいっさい使ってないよとのことだ。
風来人なのは納得。でもなんでYoutuber?
でもお近づきになりたい。
マオちゃんがゲリラライブをしているところがあるとの噂だ。
歌って踊れるアイドル候補生らしい。
マオちゃんに会いに行くことにした。
◇
某日某時間。
ストリートミュージシャンがはこびる公園でマオちゃんを見つけた。
魔力を感じる。
マオちゃんはドラゴンの混血らしいのは本当のことかもしれない。
「もしかしてストーカーさん?」
「違うよ探索者だろ君も?」
「ダンジョン?」
「ダンジョンだ」
その後仲良くなる。
エルシャも連れてきた。
「角は魔法で隠しているんだよ」
「耳長いのでエルフだよ」
「エルフ初めて見た」
「お爺ちゃんがドラゴンなんだよ」
「クォーターだったのか」
「ダンジョンは近くの山にあるんだ」
ダンジョンはいたるところであるらしい。
一緒にダンジョン行こうよと誘われた。
ミャーコも誘って一緒に行くことに。
ドラゴンガールのマオちゃんは生まれつき力が強い。
第一階層のゴブリンは素手で倒していた。
「ハッ!! こんなの拳で十分だよ」
「凄いなマオちゃんは」
「竜の血が凄いんだよ」
「エルフの血も凄いんだよ、私エンシェントエルフだし」
エンシェントエルフとはエルフから稀に生まれる魔力の強い種で希少種だとか。
「そうだったのかエルシャ凄いんだな」
俺は本当に驚いた。エルシャが凄いことに。
「猫獣人も普通の種族より強いにゃ」
みんなが自分の種族を誇りに思っている様だ。
ゴブリンアーチャーやゴブリンシャーマンとかゴブリンナイトが出現する。
こいつらは全部ゴブリンの強化亜種だ。
油断していると負けるかもしれない。
ただマオちゃんは口から火を吹く。
火炎の息だとか。
敵を燃やし尽くしている。
エルシャは光魔法のシャイニングジャベリンで敵を突き刺している。
ミャーコはナイフ術で敵を圧倒している。
「ミャーコはナイフも使える中で魔法も身体強化の魔法も使えるし、徒手空拳も使えるにゃ、弓矢の腕もあるにゃ」
「凄いなミャーコは」
「えへへそれほどでもじゃないにゃ」
「私は火炎の息だけじゃなくて凍える吹雪も吐けるよ~~~」
「マオちゃんも凄いな」
「ドラゴンガールだもんそのくらいできなちゃ」
そんなわけでみんなでゴブリンたちを圧倒した。
そのあとマオちゃんと連絡先を交換して別れた。
どうも結構近くに住んでいる様だ。
そうしてエルシャとミャーコともに実家ダンジョンにまた足を延ばすのであった。
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