第七話 街でエルフと猫獣人を連れてデート注目を受ける的になるようです
朝ごはんを作っている。
卵を割り、目玉焼きを作る。
三人分作る。フルーツを切る。リンゴと柿とバナナを切る。
食パンを焼く。年季の入ったトースターはボロイが動く。
そしてみんなを起こす。
「エルシャ起きろ」
「むにゅう」
「ミャーコ起きろ」
「うにゃぁ~」
皆が起きて朝ごはんを食べる。
「うにゃにゃあ~~~この目玉焼き美味いにゃあ~~~」
「凄いねヒロキ卵が潤ってるよ」
「相変わらずエルシャは視野が広い」
「エルフの頭脳は超高位なのよ!」
「このりんごも柿もバナナも最高にゃ」
「聖なるフルーツねこれは!」
「大げさだな」
そうしてテレビでも見ながら時間を潰す。
ショッピングモールでデートと行こうか。
ただエルシャにはつばの広い帽子を、ミャーコにもつばの広い帽子を被せてあげる。
ミャーコのしっぽはズボンの中に隠してもらってる。
街をぶらついていると、パトカーが走り回っている。
「なんだなんだ何かあるのか?」
「何かあるのか?」
「大丈夫にゃ」
ショッピングモールに来た。
ただ何かが可笑しい。
少しだけ静音が崩れている。
「なんだあれは!?」
「何あの緑色の人間??」
そこにはゴブリンがいた。
警察が出動している。
ただ倒せないでいる。
でもそこにヒーローが。
女性の仮面をつけたやつがゴブリンを倒した。
「さらばだ!!」
そしてショッピングモールに戻る。
服とか見繕う。
「わあ~可愛い服」
「いいにゃぁ~私もこんなのがいい」
「ゴブリンが出るなんてダンジョンがあるのか?」
「ハグレものですねたぶん」
「ハグレもの??」
どうやらモンスターも時空嵐に巻き込まれるようなもんだとか。
大阪の街頭テレビでもお昼のニュースでゴブリン現る! と報道規制もされずに報道されていたが、どううなんだろう。
そしてお昼に美味しいとんかつ屋で食事をしてボーリングをする。
「ボーリングなんて初めてします」
「面白いにゃぁ」
「エルシャ、ミャーコ楽しいか?」
「楽しい」
「楽しいにゃ」
ボーリングを三セット楽しんでカフェに。
カフェではパフェを食べた。
ただ巷にはドラゴンガールというYoutuberがいるとか。
持ってきたノートパソコンでフリーWi-Fiでネットに繋ぐ。
ドラゴンガールと言うようチューバーはどこにいるんだろ。
「この娘風来人かにゃ」
「そうだろたぶん」
「エルシャたちと一緒」
今度アニメイト日本橋にお忍びで来るとか。
日本橋が彼女の活動拠点なのか。
帽子が飛んだ。
エルシャの帽子が飛んだ。
すぐに隠す。
ただ帽子を拾う、そしてすぐさまかぶす。
そして帰宅する。
ダンジョンに潜る。
十二階層の地層を掘るがオリハルコンは見つからない。
ゴブリンアーチャーを屠る。
本日の稼ぎは二万円ほど。
そして晩御飯を食べて風呂入って歯磨きして寝る。
さっそく次の日は仕事場に行き仕事をする。
お弁当工場はいつに増しても大変だった。
ドラゴンガールのマオちゃんのYoutubeチャンネルにモンスターを倒してみた。
という動画が出ていた。
モンスターを火炎の息で倒している。
スプラッタな部分はモザイクがかかっていた。
マオちゃんは風来人でダンジョンのある場所を知っているということか。
そんな感じで夜が更けていく。
明日もダンジョンに行くか。
今日は休んでしまったが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます