今日の日の終わりに
寒い朝
厚い上着を着て
太陽が真上に止まる頃
木漏れ日を見つけて蹲る隣家の猫
家人の老犬は
窓から差し込む光を求めて
家の中を時間に連れられて
移動しながら横になる
一仕事終えた私は
スニーカーを履いて外へ出て
風に吹かれている白い晩菊が見せる美しい田園を見る
此の人生を楽しまなければならないと思えば
振り返ると此れで良いのかと
揺れ動く振り子のように一定しない私の心
一日の終わりに
空を見上げた時は
悩まずに眠りなさいと
閉じた瞼を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます