第八章 外界
165日目 日本
本日も【魔石生成】と【魔導合成魔法陣】で魔物の血や骨を魔石に変換し、さらに細かい魔石を合成していく。
第六戦線での狩りが終わったことで、魔物の血や骨の供給が無くなり、午前中で全ての血と骨が消費される。
よし!!
これで地下の空間に空きができた。
これまで【魔石生成】をするためにプールのように四角く掘ってある穴。
ここに合成前の小さな魔石を全部入れておこう。
ザァ……
魔石の量もかなりある。
しかし、中央東の魔石についても、合成が進んでいるので供給が止まる。
もう少しで【魔石生成】と【魔導合成魔法陣】ができなくなる。
スキルレベル、それから器用のステータスも十分上げることができた。
なにしろ無限のMPで工場のように生成と合成を繰り返したのだ。
効率も相当良かったはずだ。
あとはまた期間があけば、地方のギルドから中央東に魔石が集まってくる。
次に僕は魔鉱石を【ストレージ】から出し、握りしめる。
魔鉱石の【金属精錬】はなんとかできるが、非常に遅い。
器用もこれだけ上がり、【金属精錬】のレベルもあるが、これでもギリギリなのだろう。
魔鉱石を握りしめる。
魔力を使って【金属精錬】をする。
それだけ。
集中していないわけではないが、暇である。
【マルチタスク】を使って【めった刺し】を鍛えようと試みるが失敗。
魔鉱石の【金属精錬】がギリギリできている状態で、【めった刺し】のスキルレベルが低すぎる。
さらに、生産系のスキルと戦闘系のスキルの同時使用もあまり相性がよくないようだ。
現在の【マルチタスク】のレベルをもってしてできそうにない。
ならば肉の加工でもしておこう。
冷凍してある魔物の肉が大量にある。
冷凍のまま一口大に切って、これまで【魔石生成】をしていた空間に保存をしておこう。
僕は【エアカッター】で肉を切ろうとするが、これも微妙だ。
【金属精錬】のせいで、他の魔法やスキルが使いにくい。
時間もあることだし、肉の加工は手作業でやっていこう。
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