李仁
第六十七話 ゾンビ
「ただいまぁー」
私は今日休みだったけどミナくんは仕事。
もうへとへとのようで玄関からリビングに行くまでかなり時間がかかった。まっすぐ立てないくらい。
ゾンビのようにぐたっとしてソファーにダイブ!
私は慌てて駆け寄るとミナくんは起き上がって抱きついてきた。
疲れと性欲は反比例って忘れてた!
※※※
終わった後、泥のように眠るミナくん。
まぁわたしもわからなくはないけど疲れている時こそ性欲増し増しになるのは不思議よね。
そんな中、一生懸命わたしのために愛してくれている姿を見るのもたまらなくってわたしも燃えてしまった。
そして今わたしは性欲増し増し……あー、なんでこんな時に寝ちゃうの! 馬鹿!
叩き起こして襲ってやる。性欲ゾンビ……ね、わたしも。
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