第29話 『トレイントラブル』

 電車が、宇宙船に襲われた。


 様々なわけのわからない兵器を導入して攻撃してくる。


 一気に殺さないのは不思議だが、まさに、いじめに近い。


 棒を投げたり、はかない抵抗はしてみるが、役に立たない。


 どうにもならない。


 すると、突如、電車がタイム・トラベルしたあ。


 一気に。


 宇宙船からは、逃れたが、それは、宇宙人に侵略されたあとの、惨めな世界であった。


 しらない人が一人のっていて、あとは、職場のヒトだ。


 なんと、出所所長が運転している。


 『30年、タイム・トラベルしましたな。』


 その、未知の人がぽつりと、言った。彼が、タイム・トラベルの犯人らしいが、恩人でもある。その人は、電車と外を自由に行き来するが、味方に立ってはくれているらしい。


 あたりの景色は、一変していたが、なんとなく、見覚えがあるようなものらしきもあるが、みな、ぼろぼろである。


 人間の姿もある。しかし……


 『どわん。どわん。どわん。』


 『だーん。だーん。』


 とか、みんなでお経のように、ひたすら、叫んでいるだけだが、そのあたりでは、きちんと、揃っている。


 やましんちのそばに来たが、降りるべきかどうか、迷う。


 線路はズタズタだが、汽車は気にせず走る。駅は、やたら、でっかくなっているが、すけすけである。


 前方が、瓦礫のやまとなっていても、その中を突き進むのだ。


 『ゆっくり行ってください。やましんちがみえるはず。』


 しかし、森が出来ていたり、ボロいスーパーがあったりして、良く分からない。


 『終点まで行って、様子見しましょう、降りると危険かも。』


 中学校も、高校もはっきり分からない。


 見たことあるようなマンションみたいなのもあるが、なんだか、おかしい。


 どこの人も、なにかを繰り返し叫んで走り回っている。


 遊んでいるみたいだ。


 

 😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫



 これは、まさしく、近未来の予知夢であろうか?


 て。まさかね。


 例によりまして、御手洗いが近くなり、無事終了しましたが、なんだか、かなり、気味悪い夢でした。


     

 


 


 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る