第26話 『異世界』


 休日に、なにを思ったか、バスで職場に行き、ちょっと仕事をして昼寝をした。(夢です。夢🌛✨)


 目が覚めたら夕方が近い。


 あらまあ。1日潰したではないか?


 仕方ない、さて、帰ろうとしたら、車がない。


 あ、そか、バスで来たんだ。


 さらに仕方がないからバス停に行くが、なんと、ない❕


 やっかいだなあ、と、バス停にいた、他の若いひとも、がやがやいいながら、とにかく歩く。あてはない。


 いつのまにか、裸足に左右違うゴムゾウリ。


 海沿いを歩いていると、怪しの黒くもが上空に現れ、案の定、はでな雷さまが海上に轟き、激しい光が爆発し、でっかい雷鳴が響く。


 こりゃ危ないな。


 とは、思うが、意外にこちらがわには、あまり雨は降らないのだ。


 メイン道路の向こうに、幹線道路が見えてきた。


 海沿いは、ちょっと危ないが、あえて、対角線の近道を歩くが、突風で赤い帽子を飛ばされ、海沿いの川にはまる。


 あれは、捨て置けない。


 川に飛び込んでなんとか、拾い上げ、いったん、向こう岸に上がる。


 『そこは、危ない、高いぞー。』


 とか、みていたひとが言ってくださる。


 しかし、水は多いが、川幅はせまい。


 なんとか、あっさりと対岸に戻った。(やましんは、泳げない。)


 で、コンクリートの擁壁をのぼるときに、ゾウリがぬげた。


 そのまま、歩く。


 しかし、なんだか変だ。


 向こうに見えていた幹線道路が無くなり、田舎道になっている。


 『あやや。なんだ?』


 と、しかし、そのまま、歩いてゆきまして、『こうなると、駅があったりするはず?』と、思うと、まさしく、道端に駅がある。(線路がないぞ………)


 小さい駅だが、『まゐなにし……』でかい駅名があちこちに書いてあるのに、判読不明。


 結構、待ってるひとはたくさんいる。


 線路は、ホームの両側にあり、さらにその向こうに通過用の路線もある。


 時刻表を探すがわからない。


 路線図はあるが、さっぱりわからない。


 『なんだここは?』


 こら、異世界に紛れ込んだかあ?


 と、思わざるをえない。


 なんだか、むかしの都電を縮小したような、バスみたいな電車がきた。


 行き先も先頭に書いていたが、これも解りそうで、実は判読不明。


 だいたい、ホームと乗り口がはでに離れている。いったん、下、に降りて乗り込むみたいな。


 あやしい。


 と、躊躇して乗らなかった。


 乗らなかった人も沢山あるが、行き先が違ったらしい。


 その後は、通過列車ばかりだ。


 他のひとも、たまたまの利用者なのか、

  

 『ちぇ、なかなか、来ないよなあ😅』


 と、嘆いている。


 まあ、たしかに、ローカル中のローカルな駅には、まま、あることだ。

  

 それにしても、へんな電車ばかりだなあ。


 むかしの車掌車輌みたいなのも来るが、旅客用らしい。


 やがて、やっとやってきた停車する電車の最後部のドアに、『あ、のりまあし!』と、叫んで飛び乗る。


 切符は買っていない。

 

 結構、混んでいる。


 入口で、『観光中です。JRにつながってる駅に行きたいんですが。』


 という。


 路線図を見せてくれたが、さっぱり解らない?


 一泊して、明日には、京都に着くという………

  

 『夜行列車れすか?』


 が、反応は、はっきりこない。


 『一泊して、それから、到着します。』


 『ここは、どこなんでしょう?』


 と、尋ねるが、さすがに、あまりにバカみたいな、質問だったからか、まるで要領をえない。


 『ここなら、JRがありますよ。』


 『じゃ、そこに。』


 支払いは、後払いらしい。


 それにしても、凄まじい路線である。


 山と、海に囲まれた、荒々しい場所を走る。


 明らかに現実ではない。(いや、そりゃ夢です☺️)


 『旅のかたですか。ここは、こうした場所ばかりですよ。』


 と、女学生たちが笑いながら言う。


 みれば、線路が剥き出しの橋の上を走る。


 しかも、ありえないくらいに、上がり下がりしている。


 まるで、ジェットコースターみたいだが、電車はゆっくりと進む。


 車内を移動して掲示板類をみてまわる。


 すると、おそるべき地図をみた。


 紀伊半島と近畿、四国の一部から、中部地方の一部だけが存在していて、あとは、関東付近などは、みな、海になっている。


 『津波で沈んだのかい。』


 と言ってみたが、反応は良くない。


 違うらしい?


 運転席まで、行ってみたが、良く解らない。


 しかし、前方に大きな明るく輝く街が見えてきた。


 後ろに帰って確認する。


 『あそこには、JRがありますか?』


 『ありますよ。』


 『降ります。』


 電車は、駅に着いた。


 しかし、こんどは、支払方法が解らない。  

  

 かなりのひとが降りて行く。


 みんな、『なんとかマイカード』とか持っている。


 そんなのない。


 現金払いは通用しないらしい。


 そこで、手持ちのカードをいろいろ提示したら、


 『あ、これなら、使えまし。あなたすごいです。おつりは、真ん中のひとから貰って。』


 ワケわからないが、そこには、小さなブースがあり、運転席で渡された券を差し出すと、両手いっぱいの、おつりの札束を返された。


 『わっ!』


 と、仰天しながら電車を降りると、街は消えていて、なにもない広野だった。



     😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨 



 

 これは、長いお話で、一応、筋が通っています(?)


 しかし、なにを言いたいのかは、まあ、良く解りません。


 全体的な問題ではなく、一つ一つの場面に、背景があると見る方が、妥当かもしれません。


 気になっている様々な出来事が、ホヤのように連鎖したわけ。


 黄泉のくにを、ちら、と、垣間見たかもしれない。


 ぼやぼやしてると、時間切れだ。



    JRは、じごくロードだったりして。🙇


    自分ロードかも。そりゃ、マイウェイか?

 



 


 


 


 


  

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