第24話 『演奏会』 2


 ふと、目覚めると、そこはでかい橋の狭い欄干の上。


 そこで、コンサートだと。


 思い出した❗


 たしか、20年ほど前に、こうした企画があった。(ない、ない。)


 行かなかったはずだ。


 高いところは苦手だし、練習もしてない。


 へんな曲だった。


 なんと、タイムスリッパしたかあ❗


 歌えるわけがありません。


 しかも、高い場所は苦手で、立ってなんかいられないから、ついつい寝てしまう。


 『やましんさん、起きろ❗』


 と、叱られる。


 さらに、まわりは、『こいつ、歌えてないぞ。』と、攻めてきます。


 そうか、こういうことだったのか!


 『すません。20年後から来ていまして。』

 

 『あら、そ。』


 あっさり、通じてしまう。



 橋の上はまだしも、次は駅のホームだ。

 

 お客さんは、たくさんいる。


 もう、ヒヤヒヤでごまかす。


 なにしろ、へんてこな歌だ。(やましんが夢の中で作曲しているのだ。)



 次は、ホームから外れた郊外。


 しかし、両側が、地面から噴火している。


 たしか、かつての職場から、多少見えていたような。(ない、ない。)


 さすがに『こりゃまずいな。』


 と、再び駅に戻ると、やってきた電車から、別の合唱団が現れて、ついに、大合唱となるが、相変わらず知らない曲ばかり。


 『やましんさん、かなり、うつ状態になってたからな。』


 『そうでしょうとも。20年前はそうだった。』



 しかし、ピンチは続くのである。………………




      😲😲😲😲😲😲😲😲😲😲


 

 じつは、こうしたことは、実際にあったことです。


 騒ぐほどのことではない。


 が、メンタルにはやはり非常によくない夢であります。



          😱😱😱😱😱

 

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