第9話 『まわりは天才ばかりなり』
ある日、どういうわけか、引退した、元職場の若い衆うが、我が親戚の家で(見たことない家で。)、パーティーを開いてくれるという。
なにやら、やたら、疲れる😣💦⤵️ゲームのあとは、直ぐ前の公園で、野球に似たような、しかし、テニスか、クリケットのバット(とは、言わないか。)みたいなもので、テニスか、ゴルフボールみたいなものを撃ち合う(危ない❗)ゲームをやらされた。道路の向こう側では、別のグループが、真性テニスらしきをやっているが、異常に狭いぞ。
両側にお家が迫っている。
やましんは、うまく、プレーができないが、わが甥っ子や姪っ子や従姉妹らしきは、天才的な活躍をする。この連中、こんな才能があったか❗ 驚きである。
しかし、案の定、道路の向こうのテニスコートに、ホームランが飛び込みをして、お家の窓を割り、クレームがきた。しかし、こちらの元職場仲間は、強い。気にしない。(いいのか?)
ついには、次に、我が親戚の家の、美しい、古い、装飾ガラスを割ってしまうが、気にしないみたいだ。おばさんが、『50万円だあ。』と、嘆いている。
なに? 当時の50万円か?
ついて行けなくなっていたやましんは、なぜか、公園で、こたつに入って見学していたが、やはり、ちょっと、ガラスを被ったみたいだったが、そのまま寝てしまった。(つまり、夢の中で寝たわけ。天才的だ❗)
目が覚めると、お家の中で、もうあたりは暗くなっていて、みな、帰ろうとしているから、それは、悪かったと思い追いかけたが、すでに、誰もいない。
公園のとなりの、図書館か博物館かを越えてみたが見つからない。帰り道を間違えて、反対側に行きすぎたが、わからない。
そうこうしているうちに、真っ暗になってしまった。
ほうほうのていで、なんとか、すぐに帰り道を見つけた。
すると、公園前のベンチに、後輩たちの何人かが座って待っていた。
『ほかは、食事に行きましたよ。』
『いやあ。夕飯の準備してなかったよ。悪かったなあ。』
と、言いながら反省しつつ、親戚の家に歩いて向かうと、そやつが言った。
公園には、でかい、コーヒーの、紙コップを逆さまにして、上からつなぎ合わせたみないなオブジェができていた。さっきは、なかったよなあ。みんなで、造ったのか?
『センパイのこどもたちは、みな、天才ですね〰️〰️〰️。』
『あれは、親戚の子だよ。』
と、なぜだか、やたら、子供のない自分を、情けなく思ったのである。
みたいと思っていたテレビを録画しなければ、と家に帰り、従兄弟にテレビを録画したいと言うと。
『いいけど、テープがないかも。』(テープです。テープ。)
で、新聞で番組があったはず、と探していると、大活躍した別の従姉妹が『なんだか、事件があって、特別番組になってるみたい。』
というのだ。
戦争か、何かか…………
🐝🐡🐣🐨🐯🐰🐻🐺
さて、これは、またまた、自分は役立たずだが、親戚たちは天才ばかり、みたいな感じです。
あまりに、沢山の人が出てくるし、亡くなった両親もちら、と、台所に見えたような。
しかし、結局、自分は、ほとんど寝ているという現実を(だって、夢だから。)、如実に物語っているのだあ。
紙コップは、ぼくにとっては、検尿の象徴でもあります。
ちょっとまて、あの世間では、いったい、何が起こっていたのだろうか? いや、夢がひとつ、覚めていないような?
🐼🐻🐰
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