ヤバイ先輩

「今日の部活まじでしんどかったなぁ。」タクマは言った。


「ほんまそれな。」ヨシキが言った。


「流石に疲れたわ。」ヒロキが続いて言った。


「コンビニでアイス食おうぜ。」


「ありやな。」


 タクマは、高校で同じ部活の部員であるヨシキとヒロキと一緒に帰宅していた。


「いやでも、やっぱタクマとダブルスしたらめっちゃ動きやすいわ。」ヒロキが言った。


「ほんまそれな、前衛でめっちゃ羽を拾ってくれるから、攻めの姿勢を作りやすいわ。」


「なんか照れるな。」


「照れるなよ!キモいわ!」


「何でやねん!キモくないやろ!」


 タクマはバドミントン部に所属していた。そして、ダブルスがとても得意であり、どんなペアでもペースに合わせて動く事ができるので、友達からとても頼りにされている。


 タクマはそれなりに、学校生活を楽しんでいた。タクマはノリが良いし、運動もそれなりにできるので、すぐクラスに馴染む事ができた。そして、スクールカーストの上位グループに所属していた。


 なのでタクマは、多くの友達に恵まれていた。みんなタクマと一緒にいて楽しいと言ってくれるし、タクマはその事が本当に嬉しかった。そして、そんな友達と部活や学校行事を送れる事が、タクマは本当に嬉しかったし、楽しかった。


 しかし、タクマには一つ大きな悩みがあった。


「あ、悪い。ちょっとこれから用事があるから、先に帰ってくれ。」ヨシキは言った。


「実は俺もこの後は別件があるから、一緒に帰るのは無理やわ。」ヒロキは言った。


「お、そうか。じゃあな。」


 2人とも誤魔化していっているが、おそらく彼女と待ち合わせをしているのであろう。


 そう、タクマには彼女がいなかったのである。


 高校生にもなると、彼女がいる人といない人で分かれてくる。そしてタクマは、意外にも彼女がいない組なのである。


 「タクマってモテそうなのにね。」よくそういう風に言われる。


 実際にタクマは、外向的でノリも良いし、運動もそれなりにできるので、一見すると、彼女がいそうである。


 しかし、タクマは自分で彼女がいない原因がわかっていた。


 人当たりが良すぎるのだ。


 タクマは周りに合わせるのがとても得意なので、その場の空気を読んでコミュニケーションを取るのが得意である。


 けど、その人当たりの良さが故に、その場の空気を読まずに、自分の意見を言うことが非常に難しいのである。


 つまり、告白することができないのだ。


 「いいなぁ、俺も彼女と登下校したいなぁ。」


 そう思いつつ、帰宅する日々が続いていた。


 そして、タクマの高校生活が終わってしまった。






「タクマってモテそうなのにな。」


「いやぁ、けど無理なんだよなぁ。」


「なんで?」


「告白が本当に難しいんだよ。」


「え?」


「勇気が出ないんだよなぁ。」


「あー、なるほどなぁ。」


 タクマは、ハヤトに恋愛相談をしていた。


 ハヤトは、同じバイド先の同期で、ものすごくイケメンである。身長は175cmとそれなりによく、髪型は流行りのマッシュヘア。顔立ちはとても整っていて鼻が高く、目がぱっちりとしている。左右対称の綺麗な顔立ちをしている。


 ハヤトの性格はとても良く、外向的だがオタクに対しても理解して対等に話をする。いわゆるとても優しい性格なのだ。また、趣味はサッカーをしていて、高校生の頃には全国大会にも出た事があるらしい。もはや欠けていることなんて何もなく、当然ながらモテている。


「まぁ確かに勇気いるよなぁ。」

 

「おう。」


「けど案外女の子って、付き合ってくれるよ。」


「。。。」


「え、何で黙るん?」


「それはハヤトが告白してきたら、誰だって付き合うやろ。」


「いや、そんなことないって!」


「絶対そうだわ。俺が告白したら違う結果になってるよ。」


「んー、タクマはモテそうやのになぁ。」


「そうかなぁ。」タクマは頭を抱えながら言った。


「じゃあ、ここのバイト先の誰か狙おうぜ。」


「え?」


「だって、ここって女子の方が多いじゃん。しかもタクマって夜に出勤する方が多いから、2人きりになれる可能性が高いやろ?」


「まぁ、そうだけど。」


 タクマ達は、梅田の郊外にある大手チェーン店のカフェで働いている。カフェなので、スタッフは男性より女性の方が比率的に多く、女性の大半が大学生である。また、このお店は夜になると、2人の店員で店を回す事が多く、営業終了時間の夜の11時までその状態である。つまり夜の時間になると、女性スタッフと2人きりになれるのだ。


「じゃあタクマは、ここのバイトで今気になる人とかいるの?」


「。。。」


「?」


「、、、メグミ先輩かな。」


「うぉ、まじか!」


 メグミ先輩はタクマの2個上の先輩で、大学3回生である人物だ。髪型はロングヘアなのだが、童顔に目が大きくて涙袋がふっくらとしているので、かなり幼く見える。さらに身長は155cmぐらいで、タクマの目線に頭が来るぐらいなので、その幼さがさらに際立っている。しかし、長い髪を結ぶ姿はとても綺麗でつい見惚れてしまう。


 そして、メグミ先輩の性格はかなり外向的である。誰とでも会話を合して盛り上げることができるので、とても協調性がありながら、しっかりとコミュニケーションが取れるので、話していてとても楽しい。しかし、芯はしっかりとしており、メグミ先輩の夢である医者になって色々な病気を治すという事に向かって、しっかりと大学で勉強をしている。


 このような理由から、メグミ先輩は男女問わず他のスタッフからかなり人気があり、タクマもメグミ先輩の事を尊敬している。


 もちろんタクマからしてみたら、メグミは高嶺の花のような存在だ。しかし、メグミ先輩と付き合うと想像すると、どんなに幸せなのだろうかと考えてしまう。スーパーでの買い物、遊園地のデート、夏祭り、家内デート、どの想像でも絶対に幸せになれる自信がある。


 そんなタクマの姿を見て、ハヤトは言った。


「じゃあさ、夏祭り誘ってみたら?」


「え?」


「もうすぐ祭りの季節だろ?」


「まぁ、そうだけど、」


「じゃあ、誘ってみいや。」


「えぇ、ハードル高くない?」


「そうか?」ハヤトはきょとんとしながら言った。


「だって、メグミ先輩やで。」


「けど、タクマってメグミ先輩と普通に仲良いよな?」


「まぁ、ギクシャクはしてないよ。」


 タクマとメグミ先輩はシフトの時間がかぶる事が多く、夕方の6時から閉店時間の11時まで2人で働くことが多い。その時間内でメグミ先輩と話しているのだが、メグミ先輩の笑顔と外向的で優しい性格が見れるので、タクマはとても楽しんでいた。


 しかし、メグミ先輩は楽しんでいるかどうか、タクマは心の奥底で心配していた。自分と話をしていて、メグミ先輩は退屈になっていないだろうか。自分だけ満足していないだろうか。そう思うと、タクマは少し不安に思ってしまうのだ。


「じゃあ、俺と約束な。」


「え?」


「次のシフト被った時に、祭りに誘えよ。」


「え?!」


「それで祭りに誘えたら、晩飯飯奢るよ。もし無理だったら、俺の晩飯奢れよ。」


「えぇ。」


 ハヤトと一緒に昼ごはんを食べに行った事があるが、かなりの大食いで普通に2000円を超えていた。


 大学生でしかも一回生のタクマにとって、この2000円は痛い。


「わかったよ。誘ってみる。」


「おう。頑張れよ。応援してる。」


 ハヤトは笑顔で言った。









「いやぁ、夏だねぇ。」メグミ先輩は言った。


「そうですね。」タクマは言った。


「そういえば、タクマ君とシフト被るの久しぶりだよね!」


「そうですね。」


「いやぁ、久々に会えると思ったから楽しみにしてたんだよ。あ、最近大学の調子はどう?」


「んーー、まぁまぁですね。」


 タクマはガチガチだった。今からメグミ先輩を祭りに誘うと思うと、タクマは頭が真っ白になった。


「タクマ君、なんか緊張してない?」


「え、そんなことないですよ。」


「本当に?なんか隠し事とかしてる?」


「いや、そんなんじゃないっすよ!」


「そう?じゃあ信じるね!」


「はい!俺は嘘をつきません!」


「いや、逆に怪しいわ笑」


 こんな感じでタクマはメグミ先輩と話している。メグミ先輩はノリがよく、話もとてもスムーズに進めていく。程よくリードされている感じがタクマにとっては心地よく、いつも話をしていて楽しい。


「そういえばさ、もう祭りが始まる時期だよね?」


 タクマはドキッとした。


「いやぁ、そうですねぇ。」


「私、この時期になるととてもウキウキするんだよね。だってみんな楽しそうじゃない?」


「確かにそうですよね。」


「タクマ君は祭りとか行かないの?」


「あー、高校生の頃はよく友達と言ってましたね。」


「やっぱりそうだよね!私もよく行ってたんだよね。」


 誰と行ってたんだろ。タクマはそう思った。


「やっぱりそうですよね。」


「タクマ君は彼女と行った事はないの?」


「え?」


「だって、祭りといえば恋じゃん!だから恋人と行ったのかなと思って!」


「いや、友達とですよ!」


「えー、そうなんだ。」


「というか俺、恋人とか人生でいたことがないんで、、、」


 タクマはそのセリフを言って、ハッと気づいた。この18年間で恋人がいない事に対して、少なくともタクマは劣等感を抱いていたし、それを他人に言う事が恥ずかしいことだと、歪んだ考え方をしていたからだ。


「え、そうなん?!」


「、、、はい。実は。」


「えー、モテそうなのにね。」


 じゃあ、僕と付き合ってくださいよ。タクマは切実にそう思ったが、口では絶対に言えなかった。


「よく言われます。」


「あ、そこは素直に認めるんだ。」


「嘘です!言われません!」


「ごめん!冗談やん!」


 タクマは頭の中が混乱してきたが、これはチャンスだと思った。祭りという単語が出てきたので、これは流れで誘うことができるかもしれないと思ったからだ。


「あの、メグミ先輩。」


「ん?どうしたの?」


「。。。。」


 言え!チャンスだ!そう思っても、タクマの体は、脳と相反してしまい、黙り込んでしまっている。


「。。。。」


「え?どうしたの?」


「、、、先輩は大学の調子どうですか?」


「え?今?」


「はい。」


「んーー、それなりに楽しいよ。ちゃんと医者になる勉強もしてるけど、友達とそれなりに遊んでる。」


「そうですか。。」


「うん?」


 タクマは自分に対して、情けない感情でいっぱいだった。ここぞといった時に、勇気を出して誰かを誘うことができないことに対して、無力感と自己嫌悪の感情でいっぱいだった。


 そうこうしている内に、時間が閉店時間の11時になり、2人は最寄り駅へ向かっていた。


 タクマとメグミ先輩は電車が違うため、通路の途中で別れてしまう。


「いやぁ、今日はタクマ君と話せてよかった!」メグミ先輩は言った。


「そうですね。僕も楽しかったです。」


「そう?ならよかった!」


 別れる道へ近づいた。タクマは真っ直ぐに向かい、メグミ先輩は左へ向かって帰宅する。


「じゃあ、また話そ!」メグミ先輩は言った。


「。。。」


「、、、どうしたのタクマ君。」


 タクマはしばらく顔を伏せた後、決意をして顔をメグミ先輩へ向けた。


「あの、メグミ先輩!」


「ん?どうしたん?」











 7月25日の夕方5時頃。タクマは京阪線の天満橋駅にいた。


 祭りの夜が始まる前なので、駅が賑わっていた。人混みが激しかったのでタクマは感じずらかったのだが、タクマの心臓はバクバクと脈打っていた。


 タクマが生きてきた18年間の中で、一番緊張していると言っても過言では無いほど緊張していた。


「タクマ君!」


 タクマは声をする方へ振り返ると、無意識だが目を大きく開いてしまった。


 髪を後ろにだんご状に結び、ピンクのかんざしで髪を止めていて、普段のロングヘアで隠れていた頬と丸い目がしっかりと目立っていて、とても幼くて可愛かった。しかし、白生地に薄い紫や濃い紫・藍色の凛とした花柄が特徴的な浴衣を着ていて、美しさも感じた。服装の綺麗さと幼くて可愛い顔立ちがギャップを良い意味で生み出し、限られた女性でしか作る事ができない魅力を作り出していた。


 そう、メグミ先輩である。


「ごめん!待たせた?」


「いや、全然待ってないですよ!」


「そう?ならよかった!」メグミ先輩は笑顔で言った。


タクマはその笑顔を見て、冗談抜きにクラっときた。


「じ、じゃあ祭りに行きましょうか!」


「うん!」


 2人は夜の祭りへ向かった。








「いらっしゃい!焼きそばどーーですかーー!」


「美味しいリンゴ飴あるよー!いかがですかー!」


 天満橋付近の道頓堀川どうとんぼりがわの両側には、街路樹がよく茂っている川沿いの道がある。普段はハイキングや川の景色を見る人がほとんどで、そんなに人混みはないのだが、今日は祭りなのでかなり人混みが多い。


 タクマ達は、右側の川沿いの道を歩いている。左には、道頓堀川どうとんぼりがわが広がっており、手すりに家族や恋人達が笑顔で川の景色を見ている。夜に始まる花火を待ちかねているのだろう。右には屋台が縦一列に並び、暗くなりつつある景色を照らしている。たこ焼きせんべいやわたがしや焼きそばなど、祭りでは馴染み深い食べ物が並んでいる。そして、屋台の人達が夜の静けさをにぎやかに変えており、祭りの雰囲気をさらに作り出している。


「いっぱいお店が並んでるね!」


「そうですね!めっちゃ賑やかです!」


「そうだね!どれも美味しそう!」メグミ先輩は笑顔で言った。


 タクマはものすごく緊張していた。18歳で恋愛経験がない男性が、好きで尊敬している女性と一緒に2人きりで祭りに来ているので、当たり前である。


 タクマは、人の流れが多い右側に歩いて、メグミ先輩から人のぶつかりを守る事と、話を合わせる事以外何も考えられず、自分で話をリードする余裕なんてない。


「ねぇタクマ君、どれ食べる?」


「メグミ先輩はどれを食べたいんですか?」


「私?私は綿菓子わたがしが食べたいかなぁ。」


「ほんとですか!じゃあ綿菓子わたがし買いましょ。」


 メグミ先輩とタクマは屋台へ向かった。


「いらっしゃい!お二人とも今日はデート?」屋台の男性は言った。


 タクマは少しドキッとしたが、メグミ先輩は笑顔で次のように言った。


「え?そう見えます?」


「逆にどんな関係があるねん!」屋台の男性は言った。


「想像にお任せします!」メグミ先輩は満面の笑顔で言った。


 メグミ先輩はメロン味、タクマはチョコ味を買った。


「祭り楽しんでね!」


「はーい!」


「楽しんできます。」


2人は屋台を抜けた。


「カップルに間違えられたね。」


「そうですね。」


「ちょっと照れるね。。。」メグミ先輩は少し赤くなった頬をタクマに向けて、少しぎこちない笑顔でそう言った。


 タクマはメグミ先輩の可愛さに打ちひしがれそうになった。


 タクマは人生で一番緊張していたが、メグミ先輩の可愛い姿を見れて、勇気を出して誘って本当によかったと心の底から思った。


「、、、休憩しませんか?」


「うん!」


 タクマ達は休憩する場所を探した。







 


「ふぅ、疲れたねぇ。」


「そうですねぇ。」


 タクマ達は、屋台道の右側にある人混みが少ない小さな公園の席に座った。


 静けさの外側に、祭りの賑やかさが聞こえる。まるで、学校の教室で友達に気づかれないようカップルが隠れて手を繋いでるかのように、騒音の中に2人だけの世界が作られていた。 


「、、、ねぇタクマ君。」


「はい?」


「今日は誘ってくれてありがとうね。」


「え?」


「本当は私も、タクマ君と一緒に祭りに行きたかったんだ。」


「え、そうなんですか?」


 メグミ先輩は頷いた。


「だって、タクマ君と一緒にいると楽しいよ。なんで今まで彼女がいたことがないことが、私にはわからないよ。」


「、、、そうですか。」


「うん!」


「。。。。。。」


 3秒後メグミ先輩は小さく口を開けた。


「もっと一緒にいたいなぁ。」


 本当に小さな声だったが、タクマにははっきりと聞こえた。


 その瞬間、花火が上がった。


 白いキャンバスに絵の具が染まるように、赤・青・オレンジなど様々な色が暗い夜空を染め上げていく。


 タクマ達がいた公園では、街路樹が茂っているので、花火が上がった暗い空の周辺を緑の葉っぱで覆っている。夜空と街路樹は、暗闇と両側の赤いカーテンのおかげで魅力的な映画の雰囲気を作り出してる映画館のように、花火をより鮮やかにするために大きな役割を果たしている。


 しかし、タクマは花火より隣の女性を見ていた。


 花火のおかげで様々な色を移している透き通った大きな瞳に、少し紅色に染まった幼い頬、そして上品で大人びた紫色の浴衣。


 タクマは一つの芸術作品を見ているように、でメグミ先輩に見惚れていた。


 




 本当に美しかった。






「、、、メグミ先輩。」


「ん?」メグミ先輩はタクマの方へ振り向いた。


「あの、、、」


「うん。」メグミ先輩は優しく頷いた。


 言え!言うんだ!


 ここで言わなかったら人生で一生後悔するぞ!


 口開け!一歩踏み出せ!


 頑張れ!


 







 メグミ先輩と一緒にいたいんだろ!!!!!!!









「........な...」


「?」


「何でもないです。」タクマは少しぎこちない笑顔でそう言った。


「.........」


 メグミ先輩は、少し顔を顔を下に向けたあと、タクマに顔を向けた。


「そっか。」


 タクマは、メグミ先輩がその時どんな表情だったか、知る術もなかった。



 





 

 



 タクマは祭りの後日、実はメグミ先輩とハヤトは付き合っていた事を聞いた。ハヤトとタクマが祭りに誘う約束をしてから数日後の出来事らしい。


 言い換えると、メグミ先輩はハヤトと付き合っていたにも関わらず、タクマと2人きりで祭りに行っていたのだ。


 タクマはこの事に対して、ハヤトに対する嫉妬心や、メグミ先輩に対する無駄に期待させた怒りの感情を持っていた。


 しかし、それ以上に無力感の方が強かった。


 自分は男性としての魅力がなく、これからも彼女を作る事ができないと心の底から思った。


 そんな自分に対してタクマは、とても強い自己嫌悪と無力感を抱いた。


「はぁ、今日もバイトやなぁ。」


 タクマはそう言ってバイト先へ向かった。




















 


 


 


 


 





 

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