第27話 準備不足の大氾濫
突如平和が終わった!
森の中から魔物達が溢れたからだ!
セレナは対策や準備をしていたが
まだ完璧には程遠い!
蛮族の姫 貂炎が村人達を率いた村は
魔物達が諦めて通り過ぎるまで防衛に成功!
それでも半数の村人の死者が出る!
辺境の首都でも防衛線を敷くが
ワラワラ出てくるはじめの散発的な
第三波の波までは問題なく防衛成功
そこから矢が足りなくなり
槍も折れ出し、接近戦の戦闘になり
なんとか防いだが、
備蓄のポーションまで品切れ間近になる
冒険者や市民達は頑張った!
ヒルダは白銀の鎧を着て永遠と作業の様に
敵を殺しているが追いつかない
ギルフォードも冒険者達と善戦しているのだが
敵の数が切れない、
アーレンはこの状況下では騎馬が
あまり役に立たない、
セレナとしては援軍の約束が
貂炎の親、関炎に取り付けてあるのだが
そうすぐに辿り着くものでもない
あちらでも大変だろう、
城塞都市ではないので魔物達が街中に
増え出して避難所や病院まで襲われだす!
ヨハンまで武器を手に取り戦い
ギリギリの戦いに発展
もはや駄目かと思い始めた頃
「大変そうねぇ、悪いおねいさんと
取引しない?」
いつ現れたのか恋心を抱いて
想い詰めていた最愛の魔女が実態でそこにいる
「あなたにだったら喜んで身を捧げます!」
「いや、そこまでは言ってないんだけど!」
連れてきた3人の子供達に命令する
「この状況をなんとかしなさい」
ある程度の力を取り戻した
【守護の聖女】は都市全体に結界を張り
侵入を完全に防ぎ
【裁きの聖女】は裁きの雷の
範囲攻撃で器用に結界内の
魔物だけを駆除していく
【癒しの聖女】は病院や避難所で
エリア回復魔法を使い部位欠損や虫の息の
重症者まで完全回復させて
戦線復帰させる
ヨハンは期待の眼差しでユノーを見るが
「いや、私が使うと色々と面倒なことに
なるから、神や悪魔が介入しだす!」
ブラック企業並みに聖女達をこき使い!
援軍到達まで辛くも凌ぐことに成功する!
辺境都市での被害は甚大であった!
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