第20話 厄災の魔女

玉座に腰掛けていた魔女に突如

高位の極太の光の聖なる柱が突き立ち

身体に幾つも光の穴が開く


「名乗りも上げず不意打ちですか?」

ゆらりと魔女がその先を見ると


「あらあら、ついに引き篭もっていた

熟女の3聖女のおでましかい?」


「ついには諦めたのかしら?」


御婦人の美しい聖女は答える

「もう、育てた娘達を亡くすのに疲れたのさ」

「決着を付けさせてもらう」


「あれは混乱した勇者達が

同志撃ちをしただけでは?」


「私が手を下したわけでは無い!」


「戯言を、お前を倒してあるべき世界を

取り戻す」



☆☆☆


貴方達はよくやったよほうよ!

封印されてて動けないとは言え

私とまともに

やりあえたのだから、


あらら、こと切れて死んでしまったか

このTOPの3人なら話し合いが必要そうね


この3人を蘇生する魔女

「ごきげんよう、よく眠れたかしら」

ちょっと依代を探すのに手間取って・・


蘇生されて仲間を見回すのだが

3匹の蛙になっている


「ゾンビでも良かったんだけど

見た目美しく無いから」


「くっ殺せ!辱めを受けて

オモチャにされる気はない!」


「長い長いお話をしましょう!

貴方達は騙されている」


本来なら魔女狩りは必要のない事柄だし

魔女を全滅させても世の中は変わらない

逆にうちらのおかげで大人しくしている

もの達が活性化する!


それこそあるべき世界!について

永遠説明してあげた!


「私もね死ぬことも出来ず疲れたのよ!」

「貴方達に似たようなものね」


あるべき世界の先延ばしこそ

歪な行為、貴方達と真逆の思考で

同じ考えに至った!


私を殺したり封印を解くのではなく

第3のプランそれを受け入れるなら

貴方達の味方、仲間になってもいいわ




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