没落悪役令嬢のギルド経営

第19話 後顧の憂いなく

セレナは皆の仲間達の働きのおかげで

行動の自由が増えて、金策の為に

ギルドから金を引っ張ろうとしていた！

スポンサーが依頼をギルドによこす

完了する、ギルドにお金が入る

その間の作業が冒険者の仕事であり

美味しい仕事をスポンサーから見つけて

自分らの手で受けて報酬もそのまま頂く

あとはこの国の冒険者達の強さの引き上げ

武器防具も王都の良いものを仕入れて

辺境の武器防具やに配置

辺境の鍛冶屋のレベルの底上げ

ヨハン薬師のレベ上げ

魔術士や回復職ヒーラーの発掘

探しているが中々見つからない！

ギルドのクエストがオカシイ

貴族の使いパシリ

隣町への買い物とか、

落とし物探し、庭の掃除

こちらにくる客人のエスコート(護衛

貴族が欲しがるアイテム、

武器防具やポーションや毛皮や

モンスターのツノなど

村人からは害獣、畑を荒らす

猪鼠兎の駆除依頼

収入資金のために便利屋状態に使われている

新米冒険者は命の危険の少ないクエ

しか選べずコレをこなすことになる

銅貨を集めて銀貨にして

銀貨10枚で短刀を買う流れが多い！

この短刀は元はゴブリンが装備していた

【錆びた短刀】鍛治士が研いだだけの代物

領主が幾らでも回収してあるもので

銀貨10枚になるというボロ儲け

その他にゴブリンの石斧や棍棒など

銀貨3〜5枚で販売している

ヒルダの一件から

何故か最近貴族達まで血相を変えて

毒消しや毒消しのポーション

買い漁るので毒消し草の高騰が続いている

普通なら持て余す市民権の無いもの達

魔物に村を壊された移民や戦災移民

農地の開拓作業や森での果物野菜の採取に

駆り出され自分の食糧だけではなく

お金を稼ぎ市民権を買う流れにもなりつつある

【辺境の国に忠誠を誓う】ことや

犯罪を犯すと【市民権剥奪追放】という誓約

せっかく手に入れたものを手放さないために

必至である

魔物の大氾濫の時には

この地に残り戦うことを期待している！

セレナにしてみればまだまだ足りない

氾濫が起きれば幾らでも人が死ぬ！

王都中央と衝突が起きた場合

この手のものは民兵として

最前線に当然送る考えである

人をものや数字で測り

食糧生産や兵として消費する考えである