〜 37 〜アリス、使ってんじゃないか疑惑。
光司の部屋から家に変わってから3ヶ月が経った。
あと少しで、この神様になって一年が経つこととなる。
そうすれば、称号の【見習い神】が、【新人神】に変わる。
称号が高くなると、いけなかった場所が行けたりするようになる。
こんなのすごいよな。
でも一つ言いたい。
なんでこんな回りくどいの?
「私がお答えします!」
「うぉぅ、急だな……。まぁ、アリス先生よろしく」
アリスは先生と言われて少し気が良くなるのは違う話。
「前に神の情報を下級神が、持ち出したことからこのような回りくどいのです!」
そう言い切るとムフッと笑みを浮かべた。
これは本当に機械なのか……?
「なんかダメなこと考えてません?」
「そ、そうかな?」
なんか怖っ。
なんかアリスが【感情看破】使ってんじゃないか疑惑が出た。
その後無理矢理話を変え、どうやって判別しているのかっていう話にした。
アリスいわく……。
称号を持つかを判断する機械があると言っていた。
作り方とかも秘密ってとこがカッコいいポイントプラスだ。(何カッコいいポイントって?)
そして使えるようになる場所がこんな感じ。
これは結構すごいことで
コレを持ち出そうとしたという。
家具から寝具まで、なんでも作ってくれるへパイトスさんの工房だ。
全ての物が一級品で、物によっては禁忌武器もあるらしい。
※ここまでの話はアリス情報です。光司がわかっているかは、怪しいと思います。
「アリスからでした」
「どこに言ってるの?」
話が戻るが、包丁とかでもどんなものでも切れそうで怖い。(それな)
家を丸ごと切り取れますとか言っても信じそうなくらいだ。
なんかカッコいいけど自分を切ってしまいそうで怖いからなるべく買わないでおく。
なるべくだけど……。
だってカッコいいじゃん。
男達はロマンに憧れるじゃん。
ってことは買ってもしょうがないじゃん。
ね? そうやろ?(こっち見んな、おい)
でも、十人十色だから。
違いはあってもいいと思う。(弁明にしては今更だと思う)
……。
ごめんなさい、はしゃぎ過ぎました。
はい。
次は、気をつけていきたいと思います、すみませんでした。
==========
読んでいただきありがとうございます。
面白ければ★★★、面白くなければ★。
♡もつけていただけると幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます