仕事も任せられ、そつなくこなせるようになってきた。周囲の人間関係もうまくやれている。
でもどこか空虚で心此処にあらずな日置と綾。
日置には「もったいない…」
綾には「それじゃだめだよー」
と軽いお説教を心の中で唱えてみたり。
でも2人のこういうところ、
私にも身に覚えがあることなのでした。
私は女性(自称ダメ女)なので、
特に綾について
広い心で見守っているところです。
女性特有のものなのか、タイプによるものなのかは分かりませんが、綾の繊細な気持の揺れが丁寧に書かれていると思いました。
今のところわたしのホッとするポイントは菜月だと思っています(笑)
日置と綾に少しザワザワと感じていますが、
各登場人物の個性が丁寧に描写されています。
会話劇からもそれぞれの性格が読み取れて、現実にいる人かのように物語に引き込まれ、且つテンポよく読めました。
続きを楽しみにしています。