応援コメント

02 法名、珠光」への応援コメント

  • 出家しても生まれが左右するなんて切ないですね。
    検校といえば、私としては井上ひさしの『藪原検校』の悪の限りを尽くす男のイメージが強烈ですが、杢一は息子の将来を一生懸命考えていた良いお父さんのように思えます!

    作者からの返信

    まあ結局、時代が時代ですから、一僧侶となるか、それ以上かは「実家」がどうかという命題があったようです。
    貴族出身だと、ここまでの地位と役職を、という決め事があったようですし^^;

    杢市検校は、善悪双方共に何をしたか伝わっていないので、私の創作したキャラクターとなっております。
    ただ、珠光という茶人の父だったということで、珠光に影響を与えたとしたら……という意味で創作しました。
    良いお父さんとのお言葉、嬉しい限りです^^;

    ありがとうございました!

    編集済

  • 編集済

     こんにちは、御作を読みました。
     そうか、この時期にはもうお茶は広まっているのか……。
     一休さんは、その、参考にしてはいけない(^◇^;)
     トンチ話がウソとしても、生き方が伝説になるくらいのお人やし。
     少しずつ破滅へ転がる世界。珠光さん達はそんな彼に魅力されたのかも。面白かったです。
     

    作者からの返信

    鎌倉時代あたりから、「闘茶」とかいって、どの銘柄のお茶か当てさせるお茶が流行ったようです。
    で、室町時代になると、庶民の間では「一服一銭のお茶」が広がって……という感じです^^;

    一休さんはチート。
    おっしゃるとおり、いろんな意味でまさに規格外なんで(笑)
    将軍がくじ引きで選ばれて……その将軍も暗殺されて……とのでもない時代です。
    一休さんの方がよほど安定して(?)見えたのかも^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    一銭で茶一杯。
    意外に安い?
    そんな印象です(^_^;)
    道賢さんも、なかなか小狡い先輩という感じですね。
    唐物に憧れるとは、インテリ気質を気取る感じか……
    さて、どうやって茶の道に入るのか?楽しみです(^.^)

    作者からの返信

    一服一銭という茶屋は、ホントにあったみたいですけど、屋台の一杯飲み屋みたいな感じかもしれません^^;

    道賢さんは結構、趣味人な面を持っておりまして、その趣味のためなら、いろいろとしでかしてしまう人です。
    一方の珠光は、道賢をしょうがない人だなと思いつつ、彼についていきます。
    そんな日常を過ごしている珠光ですが、忍び寄る乱世の気配にのせいか、彼もまた時代の流れの中へ……。

    ありがとうございました。

  • 確かに、一休宗純はやんごとなき血筋。

    まぁ、その辺の鬱屈した思いが、はじけちゃったのかなぁ、とも思わんでもないですが。

    素質はあるとはいえ、後々に続く茶道の基を気づくには、道のりは長そう。

    作者からの返信

    一休さん、南朝の落胤で、楠木正成の縁者でもあるとか、どんだけ凄い血筋なんだと思いました^^;
    北朝で足利幕府の世の中では、たしかに出家して、仏法僧の方面で生きていくしかなく、その辺の事情が、あの破戒僧を作り上げたのかもしれません。

    珠光、茶の湯うんぬんはまだ遠い境地にいますが、時の流れがやがて彼の背を押して……。

    ありがとうございました。

  • この時期はまだ下剋上という感覚が庶民に広まる前でしょうかね。
    だとしたら、道賢の感覚が一般的な気もしますね。

    一休は色んな別格なので、ロールモデルにはならないですし、検校は狭い世界の特殊な業界ですから、

    作者からの返信

    くじ引きで将軍を選んだり、その将軍を大名が暗殺したりと、秩序の崩壊の序曲みたいな時代ですが、やっぱり、上は上、下は下、みたいな感覚が支配的だったと思います。

    一休さんは規格外の存在だから(笑)、まあたしかに参考にはならないと思います。
    検校は検校で、やはり秩序側の存在でしょうし、自由とはかけ離れている世界です。
    果たして珠光は、そういう世の中で己の道を見出し、進んでいくことができるのでしょうか。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    教えてください!
    「一々の珠、一々の光」の読み方を。

    タイトルにも繋がる大切な部分なので。
    勝手な解釈をしたくないな、と思って…
     

    【追記】
    こちらこそ、ありがとうございます!

    作者からの返信

    これは「いちいちのたま、いちいちのひかり」だと思われます。
    念のため、ルビを振っておきました。
    「思われます」というのは、ちゃんとルビを振っている資料がなかったので、そのまま読むのだろうと私が解釈したからです。

    そこまで読み込もうとしていただき、感謝です。

    ありがとうございました!

    編集済