夕方 〜何気ない放課後〜

SHRが終わり、すぐに校門へと向かう。

校門に着いた数分後に彼女が来た。


「おまたせ。待った?」


「いいや。今着いたばっかりだし」


「ん…帰ろ?」


「……うん。」


彼女が無言で手を差し伸べてきたのでその手をとって手を繋ぐ。

彼女の手はいつも温かい。


「……今日の夜は冷え込みそうだね〜」


「そうだね。……一緒に寝る?」


「…っ!?」


こんなふうにちょっと攻めてみたりすると可愛い反応をする。


「一緒に寝たほうが温かいかも…?」


「……なんでそういうことを平然と言えるの…?」


「優佳のことをちゃんと思ってるから…かな」


「……っ…」


彼女は照れてしまって何も言えなくなってしまった。


(あちゃ…ちょっとやりすぎちゃったかな……)








今日も楽しい日だったな……

この日常が永遠に続きますように。






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