因習村に生贄を招いたら、探偵がしゃしゃり出てきた。
@Jbomadao
本編
「ひっひっひ……今年もこの日が、やってきたわい……」
とある僻地にある村「因習村」
ここでは「インシュウ様」なる存在を祀り「年に一度、生贄を捧げれば、村に富が与えられるだろう」と言う言い伝えが存在していた。
そして、この村を取り仕切る村長・印集院(いんしゅういん)は、今年も生贄となる者を誘い込もうとしていた。
「今年はとある民俗学者の権威が教え子を連れて、フィールドワークに来るそうじゃ。ええか? 村の者よ、最低でも一人はインシュウ様の贄に捧げるのじゃぞ?」
『はは~』
そう言って、印集院にひれ伏す村人たち。
この村の住民たちは、全員、自分の――否、インシュウ様の僕。
医者も警察も例外ではない。
まさに、入り込んだら最後、誰一人として抜け出すことは出来ぬだろう。
……と、高を括っていた印集院は後に後悔することになる。
村に誘い込んだ生贄の中にいた名探偵の存在によって……
「初めまして、村長さん! この度はご招待していただき、ありがとうございます!」
「ほっほっほ、こちらこそ、辺鄙な村にわざわざお越しくださいました。是非、わが村の祭りを世間に広めてくだされ!」
当日、村に招待した生贄こと大学教授・上山田を出迎えた印集院。
なんでも、他の学生たちは全員、インフルエンザにかかってしまい欠席。
代わりに、知り合いの高校生たちとやってきたと言う。
(まぁ、なんでもえぇわい。どうせ、生贄にするんだし)
そんなことを考えていると、車から数名の生徒たちが降りてきた。
「どうも村長さん、しばらくの間、お世話になります!」
代表して、挨拶をしたのは見るからに好青年な有家研太郎(ありいえけんたろう)。
「彼は学園一の秀才でスポーツも万能なんですよ。昔、私がバイトしていた塾に通っていた縁もあって、時々、交流してるんですよ~」
「ほう、そうなんですか」
「自慢の教え子です」と自慢げに語る上山田に適当に相槌を打つ印集院。
次に紅一点の推理子(すいりこ)が「よろしくお願いします」とお辞儀する。
(ほう、これはインシュウ様に捧げるに相応しい、器量よしじゃの。よし! 今年の生贄は、この娘に決定じゃ)
「可愛いでしょう? 学園ではアイドル扱いでして、私の自慢の教え子です!」と、さっきから執拗に自分の教え子アピールする上山田をスルーし、理子を舐めるように見回す印集院だが……
「……(じ~…………)」
「あ、あの、なにか?」
自分に怪しげなものを見るような視線を向ける少年と目が合った。目が合ってしまった。
「おい、江戸田一! そんな目で人を見るなんて失礼だぞ?」
「そうよ、耕ちゃん」
「あぁ、すまない。つい、な……(じ~……)」
(めっちゃ見てる……)
注意しても不審者を見る目をやめない少年に気圧され、印集院は上山田に尋ねる。
「あの……彼は……?」
「あぁ、彼は江戸田一耕五郎(えどだいちこうごろう)。ご存知ありませんか? かの有名な名探偵、名探偵太郎(なさがしていたろう)の実の孫です」
――いや、知らねぇよ。
印集院は内心ツッコんだ。
誰だよ、名探偵太郎。苗字も変わってるし。
「ち・な・み・に! 彼も私の教え子ですッ! いやぁ、優秀な教え子を持って鼻高々ですよ。HAHAHA!」
――いや、だから知らねぇよ。
鬱陶しいまでの教え子アピールに辟易しつつも、しかし、印集院は警戒を強めた。
今はインシュウ様への生贄を最優先に考えるべき。
故に障害になる者は早めに消すに限る。
あとで、料理人に毒でも盛らせて早々に始末しよう。
「もう、耕ちゃん! いつまで、村長さんを睨んでるの? ひょっとして村長さんが何か企んでるとでも思ってるの?」
「まったく、なんでもかんでも疑うなんて、職業病じゃないのか?」
理子と研太郎が、未だに睨んでくる江戸田一を、諫めてたことで、ようやく視線を外してくれた。
「いや、すまないな……この村、なにかありそうでな」
うん、やっぱりコイツ、早めに始末しよう。
「だが、どんな難事件でも、俺が解決して見せる。そして、じっちゃんを越える名探偵になって見せる!」
決意を秘めた表情を浮かべ、江戸田一は再度、視線を印集院に。
「どんな謎も!(チラッ) 卑劣な犯罪も!(チラッ) 俺が解決して見せる!(ギロリ)」
(やっぱり、コイツ、確実に始末しよう)
ガン見してくる江戸田一に恐怖を感じた印集院は、そう決意した。
……と言う訳でその日の夜。
「ぐぁっ!? く、苦しい……!?」
「どうした!? 江戸田一!?」
「耕ちゃん!?」
手筈通り、江戸田一の食事に毒を混入。
それを食べた江戸田一は途端に苦しみだした。
「しっかりしろ! 江戸田一!」
「す、すぐに救急車を!」
「耕ちゃん! 大丈夫!?」
狼狽する三人を他所に、江戸田一は口から血を吐き、痙攣し、そのまま、ピクリとも動かなくなった。
「そ、そんな、江戸田一……」
「ダメだ。江戸田一はもう、死んでいる」
「そんな、いやぁぁぁぁぁ!」
残されたのは計画通りに事が進みほくそ笑む印集院。
物言わぬ骸となった江戸田一。
呆然とする有家、死亡を確認し悔し気な表情を浮かべる上山田と泣き叫ぶ理子。
「やはり、この村にはなにかあるみたいだな……」
そして、冷静に遺体を確認する江戸田一。
……江戸田一!?
「ふぁっ!? 江戸田一さん!?」
『えっ!?』
突如現れた、もう一人の江戸田一に、場は騒然とする。
しかし、もう一人の江戸田一は、冷静に江戸田一の死体を調べる。
どうなってんだ、これ⁉
「え!? 江戸田一が二人⁉」
「どうなっているんだ!?」
「耕ちゃん、無事だったの!?」
混乱する三人に江戸田一は事情を説明。
「実は嫌な予感がしてな……様子を見るために、代理を用意したんだが、まさか、こんなんことになるなんて……」
「だ、代理って、じゃあ、この人は……?」
「俺は数々の事件を解決してきた。故に、犯人のよく使うトリックは完全に習得している。今回は、双子を利用したトリックを応用したんだ」
「でも、耕ちゃん、一人っ子じゃない」
「あぁ、代わりに……」
そう言って、指を鳴らすと、死体の江戸田一がドロンと煙になって消えた。
「分身の術を使ったんだ」
(いや、使ったんだじゃねぇよ!?)
シレっと、現実離れしたことを言う名探偵に、心の中で印集院の渾身のツッコミが炸裂。
これ、探偵ちゃう。忍者の所業や。
「以前、解決した事件の犯人が忍者の末裔だったんだ。これはその時、取得した。祖父ちゃんから習ったバリツを応用したら、なんとか習得できたんだ」
「流石、江戸田一! いや、この場合はバリツがすごいと言うべきか……」
(バリツってなに!?)
※バリツ……かのシャーロック・ホームズが使っていたとされる、武術。「場を律する」が語源とされており、数々の難所をこれで乗り切ってきた(らしい)
「ともあれ……まさか、食事に毒を盛られるとはな……やはり、この村、なにかが隠されている! みんな、なるべく一人にならないようにして、十分に注意をしてくれ!」
「わ、わかった!」
「そうだな」
「わかったわ! 耕ちゃん!」
こうして、最初の事件は、江戸田一たちの警戒心を煽るだけで、被害者ゼロで終わった。
江戸田一たちは常に二人一組で行動するようになり、食事も上山田が獲ってきた山菜やジビエで調理するようになり、毒殺はほぼ不可能。
睡眠の時も、交代で見張りを立てるようになった。
「どうするんですか? 領主様!」
「ワシが聞きたい」
まさかのハードモード突入に、頭を抱える村人一同。
このままでは、生贄を捧げることは不可能である。
が、天は彼らを見捨てなかった。
「耕ちゃん、私、お風呂に入って来るから」
そう言って、理子が単独行動をしたのだ。
やはり、年頃の娘。お風呂のない生活に耐えきれなかったのだろう。
村の女性に見張りをやらせることで、信頼を回復した今がチャンスである。
「みなのもの! 今の内にあの娘を生贄に捧げるぞ!」
「「「応ッ!」」」
一人、露天風呂に入ったのを確認し、姿を隠した複数で攫う。
完全に油断している理子を前に、印集院たちはいやらしく笑った。
うら若き乙女の裸体を、心行くまで感応できるのも、役得という奴である。
が……
「お前ら! そこでなにやってやがる!?」
……天は彼らを見捨てた。
潜伏していた茂みに、江戸田一もいた。
額に巻いたはちまきに、木の枝をはさみ、顔面、迷彩柄に塗りまくり、手には双眼鏡を持った江戸田一がいた。
……明らかにのぞきである。のぞきに命を賭ける漢の姿である。お前がなにやってやがる。
「さては理子を狙ってきたな!」
瞬間、江戸田一のバリツが火を噴いた。
「ぐあっ!」「がふっ!」「あびゃあ!?」
瞬く間に倒される、村人たち。
このままでは不味いと感じた印集院は、撤退を促す。
「待ちやがれ!」
負傷者に手を貸し、逃げ出す印集院たちを、江戸田一は木々の間を飛び回りながら、追いかける。
もう、探偵って言うか完全に忍者である。
すると、前方から上山田が歩いてきた。
「!? だ、だれだ、キミたち!?」
「上山田教授! そいつら捕まえてくれ!」
江戸田一が叫ぶも、こっちは複数。向こうは一人。完全に多勢に無勢である。
「しめた! おい! あの男を人質にするぞ!」
「は、はい!」
印集院は手下に指示を飛ばし、上山田に襲い掛かった。しかし……
「民俗学者を舐めるなよ!」
上山田は懐から一本の杖を取り出すと、それを印集院たちにかざして叫ぶ。
「Fireball!」
やたらいい発音で叫んだ瞬間、杖の先から炎の塊が発射。
印集院たちを火だるまにする。
「ぎゃああああああああ!?」
「すげぇぜ! 上山田教授! いつの間にそんな技を!?」
「ふっ、先日フィールドワークで海外に行った時に、魔女を自称するおばあさんに教わったのさ。やはり、民俗学者たるもの、魔法の一つや二つは使えなくては」
民俗学者と魔法関係ないだろう。っていうか、そのおばあさん、本物だろう。
火だるまになり、のたうち回りながら。印集院たちはツッコんだ。
「……もう、江戸田一たち、狙うのよそう」
『賛成』
数時間後、ボロボロになりながらも、命からがら逃げだせた印集院たちは、心に固く誓った。
「しかし、このままでは生贄を捧げられなくなってしまう……」
そうしたら、村に災いが落とされても仕方ないだろう。
なんとかせねばと考えていると、一人がこんなことを言い出した。
「そう言えば、もう一人、いましたよね?」
「……」
「な、なんだ、お前ら!? うわあああああ!?」
「あっさり捕まえられましたね」
「……最初から、コイツにしとけばよかった」
と言う訳で、都合よく一人で歩いていた有家を確保。
こうして、インシュウ様に捧げる生贄を手に入れることができた。
「はっ!? こ、ここは!?」
「目が覚めたかの? 若いの」
こうして迎えた儀式の日。
拘束された有家を神社へと連れて行き、いよいよインシュウ様に捧げられることになった。
「お主は今からインシュウ様に捧げる生贄になってもらう」
「い、インシュウ様!?」
「この地に祀られる神様じゃ。贄になることを光栄に思えよ?」
「や、やめろ! やめてくれえええええ!!」
泣き叫ぶ有家に向かって、印集院は不気味に笑いながら、斧を振り下ろした。
「――なんてな」
「へ?」
しかし、有家は拘束を引きちぎり、斧を真剣白刃取り。
そこから、斧を蹴り飛ばし、宙を舞う斧をキャッチ。呆然とする印集院を羽交い締めにし、斧を首元に突きつける。
「えええええええ!?」
「ふん、かかったな‼ 俺はこの時を待っていたんだ! 俺の家族の仇を討つためにな‼」
「か、仇!?」
「忘れたとは言わせない! 十年前、迷い込んだ俺たち一家を生贄に捧げやがったことをな!」
「ふぁっ!?」
「その様子だと、覚えてなかったようだな。まぁ、いい。父さんと母さんの仇を討つために俺は、殺人術を学んだんだ‼」
まさかの展開に驚愕する印集院。
最後の希望が一変、絶望への片道切符に。
「生贄が欲しいらしいな! だったら捧げてやるよ! お前を生贄になぁ!」
「ぎゃあああああああああ!」
怒りに任せて、斧を振り下ろす。
泣きわめき、漏らし出す印集院。
その時だった。
「やめろ! 有家えええええ‼」
ドゴォォォォォンと突如地中から江戸田一が現れた!
「なっ!? 江戸田一!? なぜ、地中から!?」
「前に解決した事件の犯人が地底人だったんでな……そのトリックを応用したんだ! とにかく止めるんだ! そんなことをしても、死んだ人間は戻らないんだ!」
「くっ、離せぇぇぇぇぇ‼」
江戸田一に取り押さえられ、尚、暴れる有家。
しかし、江戸田一は必死に説得を続ける。
「お前の家族は復讐なんて望んでいない! それはお前が一番分かってるだろう!?」
「うるさい! 適当なことを言うな!」
『いや、彼の言う通りだ! やめるんだ! 研太郎!』
「!?」
その声を聴いた瞬間、有家は斧を落としてしまった。
彼の視線の先には、二人の男女の姿があった。
「とうさん……かあさん……‼」
「えぇぇぇぇぇ!?」
まさか、死んだ人間が生き返ったとでもいうのか!?
印集院だけでなく、村民全員が驚愕する。
と、そこに上山田が駆けつけた。
「ふぅ……間に合ったようだな。以前、恐山に調査に行った時、習得した口寄せが役に立った!」
「上山田教授! 助かったぜ!」
「嘘だろ、おい!?」
どうやら有家の両親の霊を上山田が口寄せしたようだ。
もう、この人、なんでもありだよ……
「父さん……母さん……」
『大きくなったな、研太郎……』
「父さん……俺、父さんと母さんの仇を討つために……」
『その気持ちは嬉しいわ。でも、私たちは復讐なんて望んでいないの……』
『あぁ……お前が、元気に育ってくれていれば、それだけで十分だ……』
「父さん……母さん……‼」
有家は子供の様に泣きながら、両親を抱きしめた。
そんな光景を見て、江戸田一は「良かったな……有家……」と呟くのだった。
「さてと……あとは、お前らの処遇だが……」
「な、やる気か!? いいじゃろう。相手になってやる!」
怒りの籠った瞳で睨みつけられ、印集院はたじろくも、冷静に状況を省みれば、人数はこちらの方が断然上。
そう思い、各々、武器を構えるが……
「お前たちを裁くのは俺じゃない! そうだろう!? インシュウ様!」
「へっ!?」
なにを言ってるんだ、こいつ?
そう思った瞬間、突如、江戸田一の背後から、インシュウ様の像が出現。
『せやな』
否、それは、本物のインシュウ様であった。
『ええええええええ!?』
まさかの本人登場に仰天する印集院たち。
しかし、まさかの展開はこれで終わりではなかった。
『おうおう……お前、印集院やったか?』
「はっ! はい! 私、この村をまとめております、印集院でございます! まさか、インシュウ様が降臨なされるとは、感動の極み……」
『どの口が言っとんじゃい! ゴルァ! クソボケがぁ!』
「ええええええ!?」
跪き、首を垂れる印集院に、しかし、インシュウ様はブチギレながら、衝撃の事実を明かした。
『お前、昔、儂を封印して、この村を乗っ取った腐れ退魔師の末裔やろ⁉ よくまぁ、ぬけぬけと、調子の良いことを……』
「な、なんですと!?」
曰く、大昔、インシュウ様を邪神と称して封印した印集院の先祖は、その後、雇った野盗に命令して、村を乗っ取ったそうだ。
しかし、インシュウ様の所詮は、はぐれ退魔師。封印は徐々に弱まり、いつ復活しても可笑しくない状態に。
『それで、毎年、生贄を捧げて、儂を封印し続けたんや……そこの、教授さんが封印を解いてくれたから良かったものの……この落とし前、どうつけてもらおうかのぉ? おぉ!?』
「そ、そんな、バカな……では、生贄を捧げれば、富を齎されると言うのは……」
『大方、先祖が儂を復活させんようにするための方便やろ。関係のない人間まで巻き込みおってからに……許さへんでほんま!』
「ひ、ひいいいいいい!」
とんでもない真相を明かされた上、怒り狂う荒神まで蘇ってしまった。
『儂だけやない! お前らに今まで生贄にされた人間も怒っとるんや! ケジメつけんかい!』
『うぉぉぉぉぉぉぉ‼』
さらに、インシュウ様が解放されたのと同時に、今まで生贄にされた人間の魂が顕現。
それぞれ、鉄パイプや釘バット、パイプ椅子にメリケンサックを装備し、いきり立っていた。
「ひ、ひいいいいい! に、逃げろぉぉぉぉぉ!」
たまらず、逃走しようとする印集院。
しかし、そうは問屋が卸さない!
「江戸田一ぃぃぃぃぃ! 無事かぁぁぁぁぁ!?」
「! 銭持のおっさん!」
「なにこれ!?」
逃走する印集院たちの目の前に降り立ったのは、鋼鉄のパワードスーツに身を包んだ銭持警部と警察の方々だった。
「話は理子君から聞いている! こんな辺境に犯罪者の巣窟があったとは……! だが、もう大丈夫だ! 先日、俺が開発し、警視庁が正式採用したパワードスーツの試運転がてらに、こいつらを逮捕してやる!」
『うぉぉぉぉぉぉ!』
『ぎゃあああああああ‼』
前門の幽霊、後門のパワードスーツ。
最早、逃げ場を失った、印集院たちの顔は絶望に染まる。
……こうして、因習村は地図から、跡形もなく消え去った。
だが、江戸田一の戦いはまだまだ続く!
戦え、江戸田一! じっちゃんを越える名探偵になるその日まで!
因習村に生贄を招いたら、探偵がしゃしゃり出てきた。 @Jbomadao
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます