弾に魂を込めたら偶々、親玉を倒し、珠の輿も賜わる

第16話

茜「そういえば、どこ食べにいく？」

葵「お魚じゃなきゃどこでもいいよ〜」

茜「うーん、焼肉は昨日食べたしなぁ」

鯷球「人の金でご飯食べるんだから安いところにしましょうよ？」

茜「そう言われると高いところに行きたいなぁ」

葵「球ちゃんがかわいそうだよ、いつものところでいいんじゃない？」

茜「そうだね、球ちゃんがいつも行ってる中華屋さんにしよ！」

鯷球「あそこも一応高いんだけどなぁ…」

―

鯷球「おばちゃん、やってる？」

おばちゃん「あらあら、今日はデート？」

鯷球「保護者って言うのが正しいかな」

茜「おばちゃん、ここって何がおすすめ？」

おばちゃん「ラーメンが一番！」

茜「それじゃ私ラーメン！それと餃子！」

葵「私もー！」

鯷球「いつもので…」

おばちゃん「ラーメン２つ、チャーハン１つ、餃子３つでいいかい？」

茜「球ちゃん一番人気を食べないの？」

鯷球「チャーハンも美味いんだって」

おばちゃん「も。ってあんたラーメン食べたことないでしょうが」

鯷球「あれ？そうだっけ？」

おばちゃん「全く…それじゃちょいとお待ちね」

茜＆葵『は〜い』

葵「そういえば、携帯確認しなくていいの？依頼入ってるんじゃないの？」

鯷球「いや、昨日の家に余白は埋めておいた」

茜「仕事無いのによくそんなことできるねぇ」

鯷球「お嬢様たちの付き添いがあったものですので…」

葵「あ〜、なるほど」

茜「さすが球ちゃん」

鯷球「どーも…」

おばちゃん「先ラーメン二つと餃子３枚ね」

鯷球「あれ、、チャーハンは？」

おばちゃん「先に女性だよ。どうせ食べるの早いんだから気にするんじゃないよ」

鯷球「ういーす」

茜＆葵「いただきますー！」