第4話

「私は、お兄ちゃんに元の優しいお兄ちゃんに戻ってほしいの!!」


一つ年下の花は、俺がまだ暴力を振るったと思っている。


「本当にしてないんだよ!!」


「でも、お父さんもお母さんも、春ちゃんも先生もしたって言ってるじゃん!!」


「見てないじゃん!!」


「じゃあ、証拠はあるの?してないって証拠!!」


「それは、」

俺は何も言い返せなかった。そしてお兄さんに言われてる。もしそんなふうな話になったら、認めず、ただ証拠はないことは否定しない。嘘はつかないこと


「ないよ。」


「そうじゃん!」


「うん」


「最低だよ!!お兄ちゃん!!」


【そうこれからも言われると思うし、何度もすでに言われていると思うがその時思い出せ、優のお兄さんは大切に思っていると】


「・・・」

【そんな時はただ静かに受け止めるんだ。】

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