第2話
昔、クラスで虐められている女の子が居た。
靴を隠されて、ノートを破かれて、メガネを壊されて、色々大変な目にあっている所を目撃した。
だが、俺は直ぐには助ける勇気が持てなくて、自分はただ虐められていることを知っていただけだった。
だけど、ある日
「・・・っグス」
壊された、わざと落とされた弁当を大切に抱えて泣いてる姿があった。
俺はついに我慢が出来なくて、話しかけた。
それから、俺は春が虐められて、対処出来ることは対処した。
壊されてた物は俺の代わりの物を貸して、悪口を言ったやつは、俺が言い返して、そんなことを毎日を繰り返していた。
だが、虐めは無くなることはない。
「ねぇ、優くん」
「何、春?」
「このまま、私と一緒に居たら優くんも虐められちゃうよ」
「・・・」
最近、春は何かある度にこの話題を出す。
俺は春のことを勝手に守っている。でもそれは俺の自分勝手で守られるの方にも辛いことはある。
優しいからこそ、誰かが傷つく所は嫌だろうし、守って貰ってばかりだと惨めにも感じるだろうし、
「そうだ」
「どうしたの?」
「春、アイドルになってよ!!」
「えっ?」
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【月曜 08:48】友達のことを必死に応援してアイドルになったが・・・今更もう遅いよ 少し復活したエアコン @eaconnn
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