第2話

昔、クラスで虐められている女の子が居た。


靴を隠されて、ノートを破かれて、メガネを壊されて、色々大変な目にあっている所を目撃した。


だが、俺は直ぐには助ける勇気が持てなくて、自分はただ虐められていることを知っていただけだった。


だけど、ある日


「・・・っグス」

壊された、わざと落とされた弁当を大切に抱えて泣いてる姿があった。


俺はついに我慢が出来なくて、話しかけた。


それから、俺は春が虐められて、対処出来ることは対処した。

壊されてた物は俺の代わりの物を貸して、悪口を言ったやつは、俺が言い返して、そんなことを毎日を繰り返していた。


だが、虐めは無くなることはない。


「ねぇ、優くん」


「何、春?」


「このまま、私と一緒に居たら優くんも虐められちゃうよ」


「・・・」

最近、春は何かある度にこの話題を出す。


俺は春のことを勝手に守っている。でもそれは俺の自分勝手で守られるの方にも辛いことはある。


優しいからこそ、誰かが傷つく所は嫌だろうし、守って貰ってばかりだと惨めにも感じるだろうし、


「そうだ」


「どうしたの?」


「春、アイドルになってよ!!」


「えっ?」

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2024年9月23日 08:48
2024年9月30日 08:48
2024年10月7日 08:48

【月曜 08:48】友達のことを必死に応援してアイドルになったが・・・今更もう遅いよ 少し復活したエアコン @eaconnn

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