第6話 この世界の何を見ても
きみが好き
好きで
好きで
たまらない
秋風が運ぶ木の葉たち
金木犀の香り
手が届きそうなくらいに
大きく輝く十六夜の月
朝陽に染まる雲
街に流れる恋の歌
この世界の
何を見ても
何を聴いても
何を感じとっても
一番にきみのことを想う
あたしは
きみが好きで
きみが好きで
あの夏からずっと
きみに囚われたままでいる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます