外伝的なもの

心境(パルフェ)

パルフェ視点です。兄は出てきません。特に物語に直接的に関わるわけではありません。ほんのちょこーっとかするくらいです。

簡潔に言えば「読まなくていい外伝的なもの。」です。

このことを踏まえて楽しんでください。


お兄ちゃん…パルフェは無駄に豪華な部屋で独り言をこぼす。

バカ広いベット、そのベットにはシワ一つついていない。

その眼の前には本棚と木材でできた高級そうな机と椅子(この世界では木材は貴重品。一般的には石を加工したものを家具として使っている。)

窓の近くにはソファが置いてあり、可愛らしいクッションが左右に2,3個ずつ置いてある。


だだっ広いこの空間。王城の中にある護衛隊員専用の部屋を借りている。もちろん無料。

兄に書く手紙の内容を考えているうちに集合の声がかかる。

いつもこの調子だ。

もう飽きたな。

帰りたいな。

そんな言葉を毒づきながらも命令に従う。

風のうわさで聞いたが、兄も護衛隊を始めたそうだ。

一緒に仕事ができたらいいな。

そう思いながら1日が始まる。

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