第91話 断罪一人目② 教頭視点

新規小説です‼よかったら見ていってくださいね‼

https://kakuyomu.jp/works/16817330668848444155/episodes/16817330668861468769


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「…」



「どうしたんだ。早く言ってくれ。私としては今ここで君が本当のことを話すのであれば、特段罪を追求しようという気持ちにはなっていない。」



「生徒の名前は…黒瀬解です。」



「はぁ…予想通りの結果をありがとう。そいつはな…私が今担当している生徒の事をイジメている人間の名前だ。本人から聞いたから間違いないだろう。さて…質問だが、どうして彼のことを庇うような行為をしていたのだ?当然だが嘘は許されない。真実だけを告げなさい。」



「わかりました…まず彼の事を庇うような行為をしていたことについて説明させてください。」



「わかった。それで?どうしてそんな行為をしていたんだ。いずれこうやって問い詰められることくらいは理解していただろう?バレないとでも思っていたのか?」



「いえ…ただ、個人的に色々とありまして。」



「ほう?言ってみなさい。」



「本当はこういうのって良くないと思うんですけど…実は私借金してまして。」



「借金くらいしょうがないんじゃないか?最近家を買ったと言っていたじゃないか。家を一括で購入するのはなかなか難しいだろうからな。どうして借金をしたんだ?とかは言わないが…」



「それがですね…家を買ったのはそうなんですけど、他にも色々な事で金が必要になりまして。もう銀行からは借りてしまっていて、正直やばかったんです。」



「はぁ。それで一体全体どうして借金とこの問題が結びつくんだ?」



「えっと…黒瀬君の親と私面識がありまして。高校での同期なんです。金に困ってると言ったら快く貸してくれたんです。」



「黒瀬くんの親は同期とはいえ、他人に金を貸せるほどの財力を持っているんだな。」



「えぇ。ただ性格に難があるというか…どうも自分以外の全ての人のことを信用していないと言うか…私にも金を貸す時に条件を出されました。」



「それで?息子のことを優遇しろとでも言っていたのか?」



「いえ。実はその人会社を経営していまして…それで、自分の息子が不祥事でも起こしたら不利益を被るとのことで、なんとかして変な行動があったら握り潰せと言われまして…」



「呆れた。まぁ良い。それで金を借りている手前、従う他なかったと?」



「そうですね…金を借りているので、危険な橋も渡らざるをえないと思っていました。いじめの件を握りつぶすのは私の立場上、難しかったですが今までなんとか誤魔化してきました。ですが流石にもう…厳しくて。」



「わかった。君も止むに止まれぬ事情があったのだろう。そこについては同情しよう。だがな、借金をしている相手とは言え、全てに従うのは違うだろう?やってはいけないことの区別はつくはずだ。」



「…すみませんでした。」



「とりあえず自宅で謹慎をしていなさい。こちらから指示があるまでは学校に来たりはしないでくれ。」



「分かりました。その…残ってる仕事とかって…」



「君の仕事だろう?謹慎期間中とは言え、君がしたまえ。そこまで言わなくたって分かるだろう?まぁ仮にも教師としてやって来たんだから、君も君自身のやるべきことをしたまえ。」








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お陰様で恋愛週間ランキング最高2位に載りました!!これも皆様の応援のおかげです!!


今日も見てくれてありがとうございます!!

小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)


当分は深夜に投稿することになると思います…


若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…


恋愛要素は少し遅めに登場しますのであしからず!!


他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!


さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!


ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!


リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜






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