第90話 断罪一人目① 教頭視点

新規小説です‼よかったら見ていってくださいね‼

https://kakuyomu.jp/works/16817330668848444155/episodes/16817330668861468769


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「さて…どうして君がここに呼ばれたのか分かるかな?」



「いえ…わかりません。どうして私をここに呼んだのかできれば具体的に説明してください。変な理由で私をここに呼んだのなら…分かっていますよね教頭先生?」



「次期校長とでも呼んでくれて良いのだがね…まぁそんな事はどうでもいい。話をしようじゃないか。君がここに呼ばれた理由…それは君自身がよくわかっているはずだ。」



「教頭先生…まさかとは思いますが、私が不正をしていると疑っているのではないでしょうね。私が不正をするような人間だとでも?」



「そうだな。私とて君が不正行為をするような人間には思えん。だがな…不正行為ではないが君は1つやってはいけないことをしているだろう?」



「私が…ですか?」



「そのとおりだ。君は私に1つ隠し事をしているな。それについて今すぐ話すんだ。裏も取れているからな。正直に言えば私も罪に問おうとは思わない。だがな…嘘をついたその時は覚悟しておけ。」



「…」



「話すつもりはないのだな。それでは言わせてもらおう。お前…一人の学生がイジメ行為をしているのを黙認していたな?」



「‼」



「わかりやすい…鎌をかけただけなのに、そんな簡単にバラしてくれるとは思わなかった。まぁ良い…さて罪を追求しようじゃないか。」



「待ってください‼本当のことを話すので警察に言うのだけは…それだけは許してください‼お願いします‼」



「ダメだ。お前のような人間でも追い詰められたときには事実を話し、反省をするかと思っていたがやはりダメなようだ。お前のような人間は捕まってしまったほうが良いな。」



「…でしたら具体的な証拠を出してくださいよ‼もちろん教頭先生の証言とか、他人の証言というものではなく、物的証拠でも出してくださいよ‼」



「物的証拠があれば認めると?」



「えぇそうですね‼もしも物的証拠が見つかったら、その時は認めてあげますよ‼写真でもなんでも見せてくださいよ‼もっともその時はこちらも訴えさせてもらいますがね‼盗撮だって‼」



「はぁ…呆れた。君はその発言が何よりも証拠になると気づかないものか…」



「はい?」



「君の発言はまるで自らの罪を認めるような言いぶりだったぞ。これだけでは警察を動かすことはできないというのは分かっているからな…これを見せてあげるとしよう。これは学校に設置されている監視カメラの映像だ。」



このカメラの本来の使用用途としては、不審人物が中に侵入してきた場合や火災が発生した際に内部を確認できるように設置されているものだが…このカメラは普段から稼働されている。それにわかりやすい位置に設置されているのにも関わらずこうやって写ってくれたのは本当に幸いだった。



「この映像に写っているのは君だな。それと…生徒の方はじゃっかんぼやけているせいで見づらいが、後で特定することが可能だろう。」



「教頭先生…私はその生徒からの相談にのっていただけですよ?」



「ほう…それではその生徒の名前を言ってもらっても構わないよな?」










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お陰様で恋愛週間ランキング最高2位に載りました!!これも皆様の応援のおかげです!!


今日も見てくれてありがとうございます!!

小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)


当分は深夜に投稿することになると思います…


若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…


恋愛要素は少し遅めに登場しますのであしからず!!


他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!


さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!


ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!


リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜






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