第82話 謝罪
「はぁ…疲れたなぁ~」
俺は部屋に戻り自室のベッドで今日1日を振り返っていた。1日はとても早く、つい先程まで話をしていたのが嘘のように時間が経っていた。
「もう23:00か…今日はメールをチェックできてないし、今の内にチェックしておこう。」
俺はパソコンを開き、メールをチェックした。新規メールは1つだけ届いていた。メールを送ってきたのはどうやら教頭先生のようだった。
「何か問題でもあったのかな…もしくは何かしら進展があったのかな?」
メールを開くとそこには驚くべき内容があった。なんでも切原が進学した学校の校長先生から、こちらに連絡があって謝罪をしたいという話だった。切原が謝罪をするなんて到底思えないんだけど…これはどういうことなのだろうか?
「…切原の母親は普通…とは言い難かったし、本当に謝罪をしたいというわけじゃないんだろうな…多分何かしらの算段があるんだろうし、ここは応じておいた方がいいのかもな。」
俺は教頭先生に返事のメールを書くべく、少し時間をかけてメールを書き上げた。誤字脱字等がないかを確認した後教頭先生にメールを送ると、23:00を回っているにも関わらず先生はすぐに返事を書いてきてくれた。
教頭先生からの返事のメールを読んでみると、俺が先ほど送ったメールの内容について了解したという話だった。ちなみに俺が教頭先生に送ったメールは、謝罪の場を設けてください。という内容だ。
ちなみに断ることも可能だけど…大丈夫?という教頭先生からの質問には、大丈夫ですと答えておいたので教頭先生がすぐに対応してくれるだろう。これからは忙しくなりそうだ。
「ふぅ…教頭先生がしっかりと対応してくれるだろうから、俺は決まった日程でしっかりと動けるようにしておけば大丈夫だな。」
俺は自分の体調を考えながら、しっかりと予定に合わせられるようにすぐに就寝した。
翌日。教頭先生からメールが来ていないか確認をすると、深夜に一件メールが届いていることに気づいた。
そのメールには明日もしくは今日で対応可能だという返事が、相手方の方から来たようで、すぐにでも謝罪をしたいという気持ちが現れているようだった。だが俺はここに違和感を感じていた。
「…あの母親だぞ?父親は比較的まともだった…かは覚えていないけどどんな事をされても息子のことだけをずっと信じているやつだぞ?あんなやつがわざわざ謝罪をするなんておかしい。これはなにかあるな…」
もしくは切原の受験やらに関係があるのだろうか?俺たちはまだ受験に積極的に関わらなくてもいいはずだが、あの親の事だ。後から蒸し返されたりするのを嫌ったのだろう。
「それと俺が送ったあの紙…あれの件についてこちらにも聞きたいんだろうな。」
あれの件について追求されたとしても俺には何も問題はない。なぜなら俺が書いたものだと思わせる証拠はなにもないからだ。
まず紙自体に指紋がついたりしないように、しっかりと工夫して作り上げたし、判子を押したりとかの証拠になるようなこともしていない。それにパソコンで文字を打ち込んだから、筆跡鑑定とかをすることもできないだろう。
「よし…今日か明日かだったよな。それだったら今日中にやるべきことをすませて来ちゃおう。あんなやつと話をしたくはないけれど、話をしなきゃ行けないんだし片付けちゃうとしよう…」
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お陰様で恋愛週間ランキング最高2位に載りました!!これも皆様の応援のおかげです!!
今日も見てくれてありがとうございます!!
小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)
当分は深夜に投稿することになると思います…
若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…
恋愛要素は少し遅めに登場しますのであしからず!!
他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!
さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!
ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!
リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜
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