第52話 いつかこんな風に…
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https://kakuyomu.jp/works/16817330667341987288/episodes/16817330667349813174
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両親が出かけている間に家にやってこないか不安な時間を過ごしていたが、お祖父ちゃんや愛華と一緒に買い物する時間はとても楽しかった。お祖父ちゃんは俺と愛華が不安がっているのを感じ取っているのか、気遣うような行動を取り続けてくれた。
例えば愛華が服を買いたいと言って、服屋に行った時…お祖父ちゃんは俺と愛華だけで過ごせるように少し後ろでついてきてくれた。
愛華も日に日に元気になっていて、最近は色々な所に自分で行くようになった。友達と一緒に何処かに遊びに行くということも増えてきて、ようやく落ち着いて生活をすることができているようだ…
お祖父ちゃんもその事を喜んでいるようで、最近はよく『ニコニコ』と笑っている。お祖父ちゃんは愛華が買ってほしいと言ったもの全て、購入していて俺は思わずお祖父ちゃんにお金は大丈夫なのか、聞いてみることにした…
「ねぇお祖父ちゃん…愛華の服を買ってくれることはとっても感謝してるんだけどさ…お金って大丈夫なの?」
お祖父ちゃんはいつもと同じようにニコニコして俺の問いに答えてくれた。
「お金の心配なんてしなくて大丈夫だよ。こんな歳になれば、日々を過ごすだけの最低限のお金があれば他のものにお金を使っても何も問題ないんだよ。孫がほしいって言ってるものを買わないお祖父ちゃんやおばあちゃんはいないはずだ。」
「そんなことはないと思うけど…」
「な〜にお祖父ちゃんの持ってる資産はまだまだあるから、何も心配しないでおくれ。というか服を買ってきたらどうだ?ほとんど出かける機会がなかっただろうから、あんまり服を買わなかったかもしれないけど、もう少ししたら外に出る機会も増えるだろうから…服が必要になるんじゃないか?」
「う〜ん…まぁそうだよね…でも本当に買ってきてもいいの?」
「このカードを使って買い物をしてきなさい。多分今月は一回もそのカードを使っていないから、問題なく購入することができるはずだ。色んな物を買ってくるといい…」
俺はお祖父ちゃんから受け取った黒いカードを使い、俺は服を二点購入した。この黒いカードを使って購入するのは、なんだか気が引けたのだ。
「これって何のカードなんだろうな…多分だけど…これってブラックカードってやつなのかな?」
本当かは全くわからないけど、とりあえず購入する金額はすごく制限しておいた…沢山購入してしまったら、請求金額が大変なことになってしまうだろう…
そしてお祖父ちゃんに俺はカードを返した後、愛華のことを待った…愛華はすごい量のバックを抱えて帰ってきた。
「お祖父ちゃん本当にありがとうね!!でもさ…こんなに買って本当に良いの?私こんなに買っちゃったんだけど…正直申し訳ないというか…」
「良いんだよ。お金のことなんて心配しなくて良いよ。お金なんてこんな老いぼれには価値がないからな…」
少しお祖父ちゃんの表情が曇ったので俺は心配した。お祖父ちゃんは少し目を伏せた後、俺と愛華に向かって話しかけてきた。
「さぁ…家に帰るとしよう。それじゃあ車に乗ろう」
お祖父ちゃんは俺と愛華を車にのせた後、車をすぐに出して家に向かって走り出した…そして数十分が経ち、俺は愛華やお祖父ちゃんと一緒に外に出ることができて本当に嬉しかった…
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お陰様で恋愛週間ランキング最高2位に載りました!!これも皆様の応援のおかげです!!
今日も見てくれてありがとうございます!!
小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)
当分は深夜に投稿することになると思います…
若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…
恋愛要素は少し遅めに登場しますのであしからず!!
他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!
さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!
ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!
リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜
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