最終話:不思議な出来事
その不思議な出来事から数週間が経ちましたが、私の赤いボールペンにまつわるさまざまな出来事が次第に明らかになりました。それが何か特別な魔法かどうかはわかりませんが、私の生活には確かに面白い出来事が起こりつづけています。
まず、そのボールペンを使って書いたメモが現実になることが何度かありました。たとえば、友人との約束を書き留めたメモが、約束の日に友人からの連絡としてやってきたり、欲しいと思っていた本のタイトルをメモに書いたら、図書館でその本を見つけたりしました。これらの出来事は偶然かもしれませんが、私にとっては楽しい驚きでした。
また、そのボールペンは何かを思いついたりアイデアをメモに残すのにも役立っています。新しいプロジェクトのアイデアや詩の一節、レシピのアイデアを書き留めることが簡単にできます。そして、それが後に実現することがあるかもしれないと思うと、創造的な活動がますます楽しくなります。
一方で、私のボールペンにはまだ解明できない不思議な側面もあります。たとえば、時折、夢の中で何か重要なメッセージが現れることがあります。その夢に出てくるメッセージは、ボールペンで書かれたメモと関連していることが多いのです。これにより、ボールペンが夢と現実を結びつける何か特別なものである可能性さえ感じます。
この赤いボールペンを持つことは、私にとって日常をより楽しく、奇妙で興味深いものにしてくれました。不思議な出来事がどれだけ続くのか、そしてそれが私の人生にどのような影響を与えるのか、これからも楽しみにしています。それはまるで、毎日が小さな冒険のようなものです。
赤いボールペンの不思議な冒険 O.K @kenken1111
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます