　アマプラに観たかった映画が来すぎて、逆に観られない男。柏沢です。

　連載作も佳境、新作も……ぼちぼちな進行状況で、色々進めてます。

　今後、カクヨムでの活動の方向性も大きく変わっていくことになりそうです……が、まだまだ先の話です。

　さて、今回は配信でもなかなか無料で観られない話題作。

　特定の劇場だけで上映した作品、ミリオタやらアクション好きやらが絶叫するようなハイクオリティアニメです。

　あらすじ？　設定？　んなこたぁ、どうでもいい！！

　皆、誰しもが「学校に特殊部隊が攻めてきたらどうする？」というアホみたいな妄想が映像化した作品です。

　それがド級クオリティで描かれる銃撃戦、激しい銃弾の応酬にぶっ壊れる校舎、あの手この手で無残に吹き飛ぶ学校に哀れみさえ感じるほどでしょう。

　文脈としては、「ガンスリンガー・ガール」や「リコリス・リコイル」とかが思いつくでしょう。

　美少女が銃を手に戦う姿は、今ではありきたりな作品になっているかもしれません。

　しかし、展開する内容はガチのミリタリー。（超能力とか謎の○○○は目を瞑ろうね）映像も音声も、あらゆる情報がガチガチに固められ、いやホントに「日本の学校に特殊部隊が攻めてきた！」と思えるようなシナリオが展開されます。

　戦う女の子の目的は、とある男子の救出（？）。

　しかし、状況は最悪。まともな支援は受けられず、敵に包囲され、謎の敵『パンドラ』にも襲われる。

　シチュエーション的には、「フルメタル・パニック」なんかを思い出したりもしますね。これ。

　もちろん、高性能な人工知能入りの青と白で塗装したロボットが助けに来てくれたりなんかしません！

　30分と短い作品ながらも、この苛烈さは何度も観たくなるようなインパクトと切なさを味わえるのではないでしょうか……

　おかげで早速、プロットがニョキニョキと顔を出し始めました。

　――コイツ、いつも何かに感化されてやがる。　

　多分、有料でしか観られない作品ですけど、これのために2000円出す価値はあると思います。アクション、ミリタリー、戦闘描写やシーンが好きな人は是非とも観て頂きたい。

　いやね、本当に良い味してるんですよ。特に無線や敵部隊の会話なんかが！

　ボディカム動画なんかで観られるような緊迫感が、まるでリアルタイムにドンパチしているかのような雰囲気、シチュエーション。どれもが、あの学生時代に頭の中で繰り広げた『妄想』を形にしたかのようで、本当に良いんですよ……

　個人的に主人公の女の子が使ってるグロック、いいですよね。

　微妙に使いにくそうなレーザーサイト付けてるとことか。

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