日常雑記「書店とかレビューとか……」
どうも、お仕事が忙しかったりしなかったりしてメンタルがマッハで蜂の巣の柏沢です。
インプットした作品とかの話をするはずなのに、めちゃくちゃ脱線してます。
お正月休みにはNetflixが復活する予定なので、多分色々見ます。きっと。
さて、今日は書店……本屋の話を1つ。
皆さんはお住まいの地域にどれだけの書店があるかご存じですか?
実は書店、つまり本屋は減少しています。
――そんなの知ってる?
ええ、すみません。自分は最近実感したものですから。
街の小さな本屋はもちろん、TSUTAYAなんかも店舗を減らしています。
実際、自分の住んでいた地域のTSUTAYAは閉店してしまって、かなり大変です。
ゲームクリエイターの小島監督ほどではないですが、僕はほとんど毎週のように書店に行きます。
ただ、本の匂いが好きなだけなんですけどね。
あと、僕の地元にある小さな書店。
そこで色々とお世話になったり、お菓子やお茶を出して貰ったり、色んな人との出逢いの場だったり……僕にとって、書店というのは「面白い場所」だったんです。
もちろん、本を買いに行ってますよ。
僕の地元にある、思い出の書店。そこはまだ踏み留まっています。
そして、僕は今……書店に関係する仕事に携わっています。
……どれだけ働かせてもらえるかわかりませんけど。
今の仕事のおかげで、本を巡る業界の動きとか業界人の物の見方とか、そういうことが少しずつわかってきましたし、書店の悪戦苦闘ぶりが伝わって来ます。
だから、悔しいんですね。本屋が無くなっちゃうのが。
TSUTAYAが無くなることで困るのは、本だけじゃないんです。
先日、機械音痴の母が「新しく出るCDが欲しい」と電話してきました。
しかし、CDや映画のDVDを扱っていたTSUTAYAはありません。そうした場合は配信や通販しか入手方法が限られてしまうんですね。
僕の場合、音楽は音質やガジェットにこだわらないので配信でドカドカ買います。
(毎週、1万円近くの楽曲をiTunesで買ってるのは内緒ダゾ☆)
書店というのは、地方に娯楽を送り届けるために必須のインフラだったんですね。
レンタルショップとか、中古屋とかではなく。新しい書籍、雑誌、音楽、映画、それを仕入れてくれることこそが、地方の大きな書店の役割でした。
そんな本屋さえも無くなってしまったら、今のガジェットについていけない人達を完全に流行や新しいコンテンツから遠ざけてしまうことになるんです。
それって、ただ情報弱者とか機械音痴とかって言葉で片付けられる問題だとは思っていません。
つまりそれは、完全に格差なんですよ。
以前、製造業で働いていたのですが。
地方の工場で働く自分達は、都心部の営業マンの奴隷なのだと上司とジョークのネタにしていました。
賃金や待遇の問題だけでなく、地方に住んでいるだけで「新しいコンテンツ」に触れることさえできなくなってしまう、かもしれないのです。
配信、通販、もしくはカタログ。
そういうものだって、利益が上げられなければ形が変わったり、消えたりするわけです。
書店が無くなったように、配信や通販が無くなることもあるかもしれません。
今はまだ、そんなことは無いと言えるでしょう。
だから、仕事の合間に色々と考え事をしています。
題して、「地方書店プロジェクト」
どうなるかはわかりませんが、形になりそうだったら……いいなぁと思います。
作品以外のことで色々考えていると、他人の動きが気になってしょうがないです。
カクヨムのSF作品を盛り上げようとしている〈九頭見 灯火〉さんとはXのスペースやらでよく雑談させてもらっているのですが。
氏のレビュー活動や盛り上げようとしている姿勢に、以前から応援しておりました。
先日、「カクヨムSF研3」にてレビューに参加。
そうした活動の中、書店のことで色々考えている自分には「発信力」が足りないなぁと思い、何かレビュー活動に近いことをしてみようかと画策中です。
お試し的なことをついさっきやってみて、とりあえず楽しくはできた。という印象です。人と話すのは好きですが、喋りを人に聞かれることは苦手です。
なので、誰かと一緒なら……という感じで考えてます。そんなんだから発信力が無いわけなんですが……
例の書店のプロジェクトについて、一応具体的な案はまとまっています。
次に地元に戻るとき、地元の書店に立ち寄ってプロジェクト資料を見せながら話をしてみたいと思います。
僕は説得とかプレゼンとかいうのがかなり苦手なので、多分ダメですけど……なんというか、何もせずにはいられない。というのが僕の心情です。
何か出来たら……きっとSNSで動きがあると思います。
自分はデカイことができる人間だとは微塵も思っていませんが、それでも手と口を動かすことだけはできると証明してきたので、何かしらやりたいと思います。
もう真冬のような寒さです。僕の懐もかなり寒い状態ですね。
――そりゃあもう、お年玉がBB弾くらいになりそうな状態ですよ。
年末も正月も、それから先も、ずっと作品を書いていきたいものです。
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