創作談義「なんかレビューに関わった」

 実は「カクヨムSF研」という自主企画のレビューに関わりました。


 主催や他のレビュー担当者の方とスペースで仲良く駄弁ったりさせてもらっているのですが、そこで「ロボット作品わかんないからレビューてつだって!」と声を掛けてもらい、助力させて頂きました。



 僕と仲の良い方でも知らない話なんですが……実はWEB小説の下読み活動をしていた時期がありました。

 作者の創作活動や目的が順調に進展するように、作品の問題点や作者の課題をレポートにしてお伝えするといったものです。


 また、別の内容ですが。

 小説を書くにあたってのトレーニングやレクチャーといったことも考案してたりするんですね。

 本来、商業作家みたいに名の売れた人がやるべきなんでしょうけどね。売れてもいない、有名でもない物書きが発信する方法論なんて価値を感じてもらえるはずがありません。



 僕は今も、「小説を書き続ける」ことを目標に生きているつもりです。

 そのために「必要な言葉」を探して、色んな本を手に取っています。


 探してみるとですね、意外と色んなアドバイスが転がっているもんです。

 僕はそうしたものをまとめて、自分なりの考えを伝えられると思ってます。



 当のレビューというのは、僕にとって「レポート活動」と変わらない内容です。

 読み込み、咀嚼し、作品の良さと読み手の障害となる要素を見分ける。

 作者にとってのロジックや理解度を探り、それに準じた提案や指摘をまとめるわけですね。



 「カクヨムSF研」はあくまで作品を評価する場。

 僕の信条は「悩める物書き」の背中を押すことです。


 ですから、自分の喉から言葉を吐き出して作品について話すと、肉体というアナログを経由するので『伝えたいこと』に異物が混じってしまうんですよ。


 ――何言ってるって?


 僕はですね、反射的に言葉が出てしまう性格です。

 そこに思考が介在しても、「反射」というのは制御できないものです。


 ですから、作品に対して、作者に対して、「本気で」評価や批評をする時は文字だけ――「デジタル」でお伝えしたいと考えています。





 作品を読むのも、評価するのも、作者に向き合う行為です。

 僕はきちんと作者とコンタクトを取れる状態でやりたいなぁ、なんて思いました。

 しばらく、レビュー活動らしいことはしてなかったのですが、「カクヨムSF研」では主催の方から及第点を頂いたので、まだまだやれるものだなぁと実感してます。



 SKIMAで窓口を開いてはいますが……まぁ、依頼が来るなんてことは無いでしょう。

 

 創作に仲間が必要なのは、色んな人が言ってます。

 僕も、仲間や師匠がいたおかげで完結作をいくつか書けました。


 僕が助けられたように、僕も誰かを助けたい――微力でも、同じように悩んでる物書きと一緒に道を探せたら……と思ってます。


 だからといって、誰にでもレビューしたりはできませんけどねw

 

 


 

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