[Episode.9-消えないmemories•C]



-波来祖中央ホスピタル・放射線科診察室-


───ライトボードに挟まれたCT画像を睨みながら、放射線科医師は再度唸り声をあげた。


「いやぁ…こんなことは初めてだ。CT画像に何も写らない・・・・・・なんて。断面図どころか、皮膚の境界すら写らない暗黒だ。これじゃ診断のしようがないね」

「…そう、ですか」

「添付の簡易カルテ見たけど、EDENの先生だったよね。顔色を見ただけでも、相当状態は悪そうだと思う。あのひと、僕ら外契約の医師にもお菓子とか持ってきてくれてたからね。放射線科でも結構人気だった・・・んだ」


…何を勝手に過去形にしているの。そう言いたいのをなんとか抑え、放射線科医師の言葉を聞いていた。


「だけど…あのひとのような神族は人間とは違う存在。僕らにできることなんて、何もないのかもしれない」

「………」


歯噛みする。そうかもしれないと自分を納得させようとする諦観を、どうにかして打ち消したくて。


「…何もないなんてこと、ない。人間とは違う方法が、きっと…必ずあるはずです」


それは、自分の嫌な感情を打ち消すように。自分に言い聞かせるように、あえて断言して口にした。


「そうか…ところで八十嶋さん、この後時間あr」

「失礼します。患者さんのケアがありますので」

「(´・ω・`)」


放射線科医師の誘いを言い終わる前に一蹴し、唇を噛み締めながら診察室を後にした。

私が不快感を抱いたから、だけではない。あの医師は外部の病院からの応援だ。だから、よくも悪くもこの病院の闇を知らない。院長クソジジイの従順な犬でもなければ…EDENの医師と看護師が、本来は病院から一歩も出られないどころか休憩さえ許されない馬車馬のような存在であることも、きっと知らないのだ。その無邪気さに…どうしようもなく腹が立ってしまったのだ。

そんな時…廊下の向こうから、崙先生の式神・通称"ちみゆるナスター"が、水の跳ねるような足音を立てながら小走りに寄ってきた。


『…メンメ』

「…私は大丈夫、皆の仕事を手伝ってあげて。私もすぐに戻るから」

『メーン…メンメー…』

「…大丈夫だから」


この個体は私を心配して、わざわざ駆け寄ってきたらしい。暫く私の足元で飛び跳ねていたが…私の意思が変わらないことを悟ると、何度か私の方を振り返りながら病棟の方へ戻っていった。


「…ごめんね、心配してくれたのに」


ちみゆるナスターの姿が見えなくなってから…消え入るような声で呟いた。





───崙先生が倒れ、半日が経っている。今、崙先生を匿っているのは…簡易的な処置室ではなく、病棟外れにある鍵付きの病室。ここは本来、心療内科と精神科の領域だ。担当医の李一に使用許可は得ているとはいえ、監禁しているようで気が引けたが…鍵を持っているのは現状、私と新居浜のみ。院長が勝手に侵入し、崙先生を襲うような事をさせず…また、目を覚ました崙先生が勝手に現場に戻らないよう制限をする意味もあるからと、新居浜と相談して決めたことだった。


薄暗い病室へ入ろうとすると、既に鍵が開いていた。一瞬だけ嫌な予感がしたが、病室から聞こえた新居浜と…世話を手伝いに来ているちみゆるナスターの話す声によって安堵を取り戻す。


「…新居浜、入るよ」

「あっ…八十嶋師長」

『メンメ!』

「扉、ちゃんと閉めないと意味ないわよ」

『メン…メメンメ…』

「ちみゆるちゃんのせいじゃないよ…ごめんなさい、気を付けます」


新居浜には私と交代で、崙先生の世話を任せていた。通常業務の合間を縫ってこっそり来なくてはいけないのが神経を使うが、私達がどちらもいない時の万一を考えて、ちみゆるナスターを1体配置している…役に立てるかは分からないけど、何もいないよりマシだと思って。

神族は人間のような挿管や尿道カテーテル管理などは必要ないが…倒れてから暫く、崙先生の口元からは時折得体の知れない黒い液体・・・・が伝っていた。臭いはなく、色や形状から吐瀉物とも吐血とも違うようだったが…放置もできず、口元から溢れるたびにガーゼで拭う必要があった。


「どう、様子は」


新居浜は黙って首を振った。よくも悪くも、現状に変化なし…そういう意図が込められていた。


積先生も今朝から連絡が取れなくなっている。あのやり取りの後では、嫌な想像しかできないが…頼むから、単純なサボりであってほしいと祈るしかなかった。そんな中、崙先生を休ませたいのは勿論だが…主戦力とも言える2人が同時に現場を離れてしまい、飛車角落ち状態の現場は医師不足が顕著に出ている。外部からの契約医師である薮幡先生達3人が急遽応援に入ってくれているので、現状は持ちこたえてはいるけれど、薮幡先生達はEDENではない。範囲外の仕事を手伝っている事が院長にバレれば…職を失う危険もある。私がこうして放射線科に赴いたり、崙先生の元へ来られているのも…薮幡先生達がこっそり時間を作っているからではあるけれど。


「新居浜、交代。休憩行っておいで」

「…でも」

「あなた昨日から寝てないんでしょ、顔色真っ青。少し休んだ方がいい、そうしないと次に倒れるのはあなたよ」

「………すみません」

「謝ることない、休んでおいで。院長に見つからないようにね」


よろめくようにして病室を後にした新居浜の背を見送りながら、改めて崙先生の枕元に歩み寄る。


…また。

口元から溢れ出る黒い液体。喉に詰まって窒息、という概念があるかは分からなかったが…普段の癖で、仰向けにならないよう注意しながら口元を拭った。その顔色は、昼間と比べても随分と悪くなっている。嫌な想像を…浮かんだそばから否定していく。


『メンメ…』

「…ありがとう。ガーゼもう少し取ってもらえる?」

『メーン』


───お願い。あんな奴のせいで、死なないでよ。


そんな事を強く願った時…


「───モモ…?」


崙先生の目が、うっすらと開いた。




───ナスターがどうにか目を覚ましたのは、身に覚えのない病室で…目の前には、口元をガーゼで拭う八十嶋の心配そうな顔があった。


「…崙先生?気がつきました?」

「モモ…俺」


そこで、口元から滴る気持ちの悪い黒い液体に気がついた。気がついた瞬間に、一層の量が口元から溢れ出た。


「───っ…!」

「崙先生!しっかり!」


慌てて上体を起こし口元を覆うが、黒い液体は指の間を抜けてシーツに黒い染みを作った。直後、ちみゆるナスターが銀のトレーを持って液体の落下点に飛び込み、その受け皿となった。


「崙先生………ごめんなさい、無断であなたの全身のCTを撮ったけれど、何も写らなくて…あなたの不調の原因、まだ分かっていないの」

「…前に言ったろ、神族がCTやMRIを撮っても何も写らないって。…ああ、これ。ごめん、驚かせた。そっか…"穢れ・・"、もうこんなに吐き出してたのか」


ベッド脇の洗面器には、黒い液体を吸い取ったガーゼが山積みにされている。その量を見て…ナスターは諦めたようにため息をついた。


「"穢れ"って…何なんですか…?」

「大丈夫、人間が触れて害になったりはしない」

「そうじゃなくて…!」

「…"穢れ"は、神族が身体に受け止めきれなくなった、人間からの悪意がかたちになったもの。悪意の許容量を越えた神族の身体が発する、最後の悲鳴」


淡々と答えるナスターに…八十嶋は震える声で聞き返す。


「…なに、最後って。まさか…あなた、死ぬっていうの?」

「ここまで進んでちゃ…近いうちにそうなるさ。…嫌だな、まだ…救ってない命、たくさんあるのに」


ナスターは…真っ青な顔で、それでも無理矢理笑顔を作った。


「…どうして」

「…え?」

「どうして…笑えるの。このままじゃ死ぬんでしょ…嫌だって今言ったでしょ」

「モモ…」

「こんな状態にされたの、あの院長に一方的に痛めつけられたせいでしょ!なんで…なんで辛いとか痛いとか言わないの!なんで助けを求めないのよ!院長に何か弱みを握られてるのは分かってる…それでも!助けてって言ってくれれば、私達だってあなたを守ることぐらいできた!どうして…どうして死ぬ一歩手前になっても黙ってるの!」


八十嶋は普段の冷静さをかなぐり捨て、泣きながらナスターを叱りつけた。そんな八十嶋の姿を見ても…ナスターは唇を噛み締め、消え入るような声で呟いた。


「───俺に、助けてもらう価値がない・・・・・・・・・・・から」


───そんなことはない。私は、積先生フュッテから全て聞いた。

その言葉を、八十嶋は必死で飲み込んだ。

言いたかった。言って、少しでも気を楽にしてあげたかった。けれど…そもそも何年にも渡って脅迫の材料にされていた事柄を聞いたなどと、今のナスターに聞かせては…ショックでまた倒れてしまうかもしれない。そうなれば、今度こそ…ナスターは目を覚まさないかもしれない。それが、怖かった。


「…でも。もう死ぬかもしれないなら…ひとつだけ、ワガママ言っても許してもらえるかな」


───今まで一切弱音や愚痴を溢さなかったナスターの、初めての個人的な願い・・・・・・。八十嶋もその重要さは分かっていて、涙を拭って問い返した。


「…何でしょう。聞けるワガママであれば、聞いてもいいですけど」

「俺が院長に殴られたとこ…右の後頭部。そこに…手を触れてくれるか?」

「手を…?」

手当て・・・、って言うだろ。人間から受けた悪意なら…人間の"善意"で中和できないかなって。…勿論、モモが触るの嫌なら聞き流してくれていいから」


それを聞いた八十嶋は…首を振って苦笑を漏らした。


「…そんなことでいいんですか。そもそも、他人に触れるのが嫌だったら看護師なんてできませんよ」


医療器具を乗せたカートを側まで近づけ、緊急時にすぐ対応できるように利き手は自由にしたまま…空いた方の手でナスターの頭部に触れる。ヒトと大差ないサラサラのナスターの髪が、八十嶋の細指に絡んだ。…それで、触れた箇所が光ったり、特に不思議な力が働いたりはしない。

それでも…ナスターの表情は目に見えて穏やかになり、改めて八十嶋を見上げて笑った。


「ありがと、モモ…ごめんな、心配かけて」

「…バカなひと。こんなことでお礼なんて言わないで。あなたは、この病院に必要な戦力なんですから」


───そう。こんなこと・・・・・でナスターの命が救えるなら。

八十嶋の心に甘い気持ちなど皆無で、終始真摯な態度でナスターに接していた。


その時───鍵がかかっているはずの部屋の入口が、不自然に震えた。

藍那ではない。彼女であれば声掛けのあと、スムーズに鍵を開けて入ってくるはずだ。

藍那に鍵の譲渡を唯一認めている(岸和田)飛鳥でもない。彼はまず扉を不必要なレベルで連続ノックしながら崙先生ー!と呼び鳴きするはずだ。

ちみゆるナスターの別個体でもない。そうだとしたら、扉の外でメーメー鳴くはずだ。


だとしたら───


「…崙先生、伏せて」


八十嶋はナスターを守るように、入口とベッドの間に立ち塞がった。その行動をナスターが咎める前に…扉の鍵の部分が不自然にねじ曲がり、破壊された。この常人ならざる力…やはり。

次の瞬間───扉を押し退けるようにして、佐陀が病室に姿を見せた。もうヘルメットはしておらず…紫の瞳と、楢崎の面影が垣間見える顔立ちがはっきりと確認できた。


「…院、長」

「こんなところに隠れていたんですか…2人きりで、何を?」

『メー!メンメー!』

「…神族の欠片風情が、黙ってろ」


佐陀は、駆け寄って自らの足をポコポコ叩くちみゆるナスターを…蹴り飛ばし、病室の壁に叩きつけた。


『メ"ンッ』

「っ!何するの、酷いじゃない!」


八十嶋の非難を受けても、ちみゆるナスターに冷淡な視線を一瞬向けただけの佐陀に、八十嶋は続けて反抗の声をあげる。


「何してる、ですって?看病以外の何に見えるの?頭に下の事情しかないあんたと一緒にしないで!そもそも、あんたが崙先生を殴ったせいでしょ!崙先生が目覚めるまで、あんたの毒牙にかからないように匿ってただけよ!あんたがいたら、崙先生だって治るどころか悪化するだけじゃない!出てって…出てってよ!」


なおも近寄ろうとする佐陀に対し、八十嶋は器具を乗せたカートからピンセットを掴んで佐陀に投げつけた。しかし…佐陀の念力によりその軌道は曲げられ、逆に八十嶋の足首にかすり傷をつけた。


「つっ…!」

「…次は足の腱を切ってもいいんですよ。両目を抉りましょうか。それとも、心臓を一突きにしましょうか」

「…っ」


さすがの八十嶋も怯み、ベッドの脇に膝をついてしまう。

それでも…


「…もうやめて、もう…やめてよ。これ以上、崙先生を痛めつけないで。これ以上は…崙先生、死んじゃう………」


八十嶋の涙ながらの訴えにも…佐陀は耳を貸さず、カートの鉗子を念力で浮かばせると、八十嶋を静かに見据え───


───「やめろ!」


掠れたような、ナスターの怒声が響き…浮かんでいた鉗子はそのまま音を立ててカートの上に落ちた。

その怒声の意味を…八十嶋は理解してしまった。


「崙先生…だめ…」

「…もういい。もういいよ…モモに手を出すな。俺の事なら…好きにすればいいから。もう…俺の大事な仲間を傷つけるなよ………」


ナスターは俯き、その表情は読めない。しかし…口元からはあの黒い液体が再び伝い、自らの身体を掴む腕は震えていた。


「何言ってるの崙先生!これ以上はあなたが…」

「…モモ、ごめん。部屋から出られる?」

「嫌よ…あなた死ぬ気でしょ、そんなあなたを置いて逃げられない…!」

「…足、怪我してるよな。痛くて出られないなら…暫く目を瞑ってて。耳も塞いで…何も見ないで、聞かないで。こんなこと・・・・・…見られたくないから。聞かれたく…ないから………」


消え入るような、ナスターの涙声。佐陀が…ゆっくりナスター達の方へと近寄る。


「最初からそう言えばよかったんです」


起きていたナスターの上体をベッドに押し付け───服を破る音が響く。


───やめて。やめてよ。

崙先生は、今まで人のために自分の身を削ってばかりきたじゃない。

なのに…こんな殺され方、酷い。酷すぎる!


ナスターの首に手がかかり、悲鳴の代わりに吐いた黒い液体が枕元に飛び散る。佐陀がナスターの肌に触れた箇所が…どういうわけか爛れていく・・・・・

佐陀がナスターの上にのしかかろうとした時───


病室の窓───鉄格子とガラスをまとめて蹴破り、何者かが病室に侵入してきた。


「───え?」


あまりの展開に、八十嶋が瞑った目をうっすら開けて固まっていると…その正体を理解するより先に。


───侵入者は佐陀に助走をつけた飛び蹴りを放ち、その衝撃で佐陀は病室の壁に叩きつけられた。先程佐陀自身が蹴り飛ばしたちみゆるナスターは、真横に飛んできたその衝撃に怯えて飛び上がった。


『メ"メ"ーッ!?』

「なっ…!?」

「───神族を手にかけようとは、狼藉も大概にされよ」


ようやく八十嶋が両目を開くと…侵入者が佐陀に対して何やら赤いクナイのようなものを投げつけ、そのクナイから赤い有刺鉄線のようなものが伸び、佐陀の動きを雁字搦めに封じ込めている所だった。

その姿は、薄暗く見えづらいが───全身赤色の陣羽織・・・・・・・・。それは長く伸びた髪や瞳までもが赤く、気難しそうな顔は怒りでさらに歪み、周囲の空気ごと煮えているようだった。


「あ…あなたは………」

「貴殿は、医療職か」

「え、ええ…看護師だけど…」

「非戦闘員ながら、我の到着までよくぞ耐えられた。貴殿の勇気に敬服いたす」


侵入者は八十嶋に対しては殺気を向けず、険しい顔なりに柔らかく笑んだようだったが…ナスターの状態を見て歯噛みした。


「上の服は損傷しているが、体は無事か。だが酷いな、このままでは数時間と持たぬであろう」

「そんな…!どうしたら…」

「この者の身柄は、我が暫く預かる。悪いようにはせぬ、安心されよ」


そう言いながら、侵入者はナスターの寝ているベッドのシーツを剥がすと、ナスターを包むようにしてそのまま抱き上げた。


「ま、待って!何処に連れていく気!?」

「そこの無礼者を始末する・・・・つもりであったが、この者の状態が酷すぎる。よって先にこの者を此処から逃がし、治療が可能な場所に運ぶ」

「それは…崙先生が助かるならそれでいいけど、あの院長は…」

「その淫獣・・は、我が秘術で一両日程度なら動きを封じられるはずだ。対超能力呪術も編み込んである。…ああ、触れるなよ。ヒトに対しては毒まではないが痺れるぞ。貴殿も一度此処を離れた方がよい、動けないほどの怪我ではあるまい。そいつの処遇はまた改めて考えればよい」


そう言いながらさっさと窓辺に向かう侵入者に、八十嶋はどうにか声を出し、再び訊ねた。


「待って、最後に!…あなたは、誰?」

「───ああ」


破壊された窓から風が吹き込み、ナスターを抱えたまま振り向いた侵入者の横顔を撫でた。


「名乗りを上げず去る無礼を犯すところであった、許されよ。───依頼者、神族フュッテ・ウダーチャ及びティール・アウラブロッサ。我はこのナスター・ウダーチャの守護を依頼された霊兵…名を、赤丸アカマルと言う」


淡々とそれだけを告げ、侵入者…赤丸はナスターを抱えたまま窓辺から飛び降り・・・・───着地した一瞬の間に、目にも留まらぬ速度で走り去った。


一瞬で消えたその姿を見送りながら…八十嶋はやっと長いため息をついた。


「…嘘でしょ。鉄格子ごと蹴り壊して入ってくるなんて、とんでもない侵入者もいたものね」


そして…床に転がる佐陀を一瞥すると。


「───フン!」

「ぐっ…!」


"黄金の足"による、とびきり恨みを込めた蹴りを一発お見舞いし、床に落ちたままだったちみゆるナスターを抱えて病室を後にした。

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