6. あの日の僕ら2 ⑯~⑳
-⑯ 昔のあの事-
覆面パトカーで文香が美恵から聞いた名前に震えていた頃、公園では守が真帆の暴飲暴食っぷりに震えていた。そう、真帆は好美や桃と同様に、いや2人以上の大食いだったのだ。先程真帆が大きめの皿にかなりの量を盛って来たので食べ切れるか最初心配だったが、今は財布の方が心配になってきた。
真帆「よし、お代わり盛って来よーっと。」
守「おいおい、まだ食うのか?」
真帆「勿論だよ、守兄ちゃんはビールのお代わり良いの?」
守「いや、今から行こうかと思って。」
真帆「じゃあついでに真帆の分も宜しく。」
守「またかよ。」
完全に真帆の独壇場でビュッフェ感覚になってしまっている、食べ放題の焼き肉屋や某有名チェーンの餃子ならどれだけ食べるのだろうか。
守がビールを持って席に着いた数分後、真帆はまた大量の料理を皿に盛って帰って来た。先程の1皿目並み、いやそれ以上だ。一体何台のキッチンカーをはしごしたのだろうか。
2人が食事を再開すると、真帆が唐突に切り出した。
真帆「ねぇ、何でさっき美麗(みれい)お姉ちゃんの名前が出たの?」
守「ああ・・・、昔の事を思い出してな。」
真帆「それ聞いても良い話?」
守「俺から話すのは少し酷な気がするな、美麗(メイリー)が良いなら良いけど。」
すると守の背後から聞き覚えのある女性の声が。
女性「何?呼んだ?」
守「美麗(メイリー)!!」
真帆「美麗(みれい)お姉ちゃん!!」
美麗「守君と真帆ちゃんじゃない、もしかして2人出来てるの?」
守「いや、腹減ったから飯食ってるだけだよ。それにしても今日は店に出なくて良いのか?」
美麗「パパが人数が揃っているから大丈夫だって、それに今日は仕事も休みだったの。」
美麗は全国でチェーン展開をする宅配ピザ屋の会社に就職して休みの日は松龍の手伝いをする日々を送っていた、勿論時給制でのお小遣い制度は未だに健在だ。
美麗「それより何で私の名前が出たの?」
守「ああ・・・、昔の事を思い出してな。ただその事を真帆ちゃんに話しても良いのかなって考えてたんだよ、ほら秀斗の・・・。」
美麗「ああ・・・、そういう事ね。じゃあ私から話すからビール買ってきて。」
守「お前もかよ・・・。」
美麗に小銭を渡された守はビールを買いに席を立った、酒の屋台に客が少し並んではいたが難なく購入できた。
守が席に戻ると美麗の話を聞いた真帆が大粒の涙を流していた。
美麗「真帆ちゃんって優しいのね、私の為に泣いてくれてるの?」
真帆「だってそんな話聞いたら泣かない訳に行かないじゃん、それに美麗お姉ちゃん寂しくないの?」
美麗「大丈夫、今は別に彼氏が出来たから。」
守「そう言えば安正は?」
美麗「今日は仕事が立て込んでいるんだって、この前安正の家に行ったら大量の資料とにらめっこしてたよ。」
守「そんで?美麗は何やってたの?」
美麗「えっと・・・、あれ?どこだろ。」
美麗は辺りを見廻して何かを探していた、休日の合った誰かと出かけていたのだろうか。
美麗「あ、いたいた!!おーい、守君がいたよ!!」
美麗の視線の方向で裕孝と香奈子が手を振り返していた、2人ともキッチンカーで注文した春巻きを待っている様だ。よく見てみると2人の手には指輪が光っていた。
守「そう言えばもうすぐだったな。」
美麗「そうなの、それで今日は結婚式場の下見に行ってたんだよ。」
守「え?美麗も行ってたの?」
美麗「勿論だよ、私がいてこその下見じゃん。」
守「邪魔にならなかったのかよ・・・。」
すると熱々の春巻きを受け取った香奈子が駆け寄って来た、少し興奮している様だ。
-⑰ 一緒だった理由-
守達のテーブルに駆け寄った香奈子は揚げたての春巻きに齧りついて口をハフハフさせていた、暑さを凌ごうと美麗からビールを奪い取り一気に吞み干した。
香奈子「やっぱ合うわ、最高!!」
美麗「私のビール!!守君買いなおしてきて!!」
守「何で俺だよ、自分で行ってこい。」
香奈子「あ、私の分も宜しく。」
美麗「ぶーっ。」
美麗は頬を膨らませながら駆け足でビールを買いに行った、それを見送って守が香奈子に話しかけた。
守「結婚式場の下見に行ってたんだろ?美麗が一緒に行っても良かったのか?」
香奈子「何言ってんのよ、美麗がいてこその下見じゃない。」
香奈子も美麗と同じ事を言っている、どういう事だろうか。不思議に思う守の目の前に大量のビールが置かれた。
美麗「お待たせ、重かった!!」
守「お前これだけ全部呑むつもりか?」
美麗「守君も呑んで良いよ、勿論真帆ちゃんもね。」
真帆「ありがとう、美麗お姉ちゃん。」
守はさっきから気になっていた事を聞いてみた。
守「そう言えばさ、「美麗がいてこその下見」って言ってたけどどういう事だよ。」
香奈子「美麗ね、何処の雑誌よりも結婚式場に詳しいのよ。」
美麗「そこら中の結婚式場の経営者は知り合いだらけだからね、凄いでしょ。」
自慢できることなのだろうか、と言うよりどうやって知り合ったかが気になるのだが。
そんな中、裕孝がやっとのこさで追いついた。
裕孝「香奈子、行くの早いよ。」
香奈子「ごめん、早く食べたくて。」
守「おう、来てたんだな。」
裕孝「守もな、それにしても珍しい組み合わせじゃんか。森田と一緒なんてよ。」
真帆「貢先輩、お久しぶりです!!」
真帆は裕孝と同じく陸上部だったので、かなり礼儀正しく接した。所謂体育会系という奴だろうか。
裕孝「それにしても聞いてくれよ、美麗って凄いんだぜ。あいつが顔を出すだけで何処の結婚式場でもすぐに見学させてくれるんだよ。」
守「そこまでなのか?」
守が美麗の方をチラッと見ると美麗は踏ん反りがえっていた、これにも既視感を感じた。
一方その頃、松龍に1本の電話が入った、出前の注文だろうか。
龍太郎「もしもし、松龍です。はい・・・、「出前」・・・、はい・・・、「炒飯と餃子」ね?焼き加減は?「両面焼き」、分かりました、お電話有難うございます。」
王麗「父ちゃん、どうした?」
龍太郎「「出前」だ、「炒飯と餃子」「両面焼き」だって。」
王麗「「炒飯」は「キムチ」かい?「五目」かい?」
龍太郎は最後の質問に対して少し重々しく答えた。
龍太郎「「五目」・・・、だってよ・・・。」
夫婦が料理を作り終え岡持に入れると、ホールにいたバイトが受け取ろうとした。
龍太郎「すまんな、これは俺が行かなきゃいけないみたいなんだよ。今の間は暇だと思うからホールと母ちゃん、任せておいていいか?」
バイト「勿論っす、行ってらっしゃい!!」
龍太郎は岡持を固定すると原付で何処かへ走り去っていった。
王麗「父ちゃんが行くとなると・・・、これは相当だね・・・。」
王麗の一言は何を意味しているのだろうか、バイトには全く分からなかった。
-⑱ 警視総監-
龍太郎が原付に乗って出前に向かうのとほぼ同刻、キッチンカーのある公園では美麗が少し不思議そうな顔で語り始めた。
美麗「最近ね、パパがぎっくり腰になっちゃったから出前はやめていたんだけど何故かバイクも岡持もそのままにしているんだよね。」
真帆「え、龍太郎おじさんが?!」
美麗「そうなの、そりゃたまにママが行く時もあるけどさ。ママは原付じゃなくて車で行くのよね。私は教習所以来原付なんて乗って無いし・・・、どうしてだろう。」
すると、守達が吞んでいた公園の前を怪訝な表情で原付に乗った龍太郎が通ったので美麗は父親に向かって手を振った。
美麗「おーい、パパー!!」
しかし龍太郎に声が届かなかったのか、龍太郎は表情1つ変える事無く通り過ぎてしまった。
美麗「パパひどい、もう口利かない!!」
守「まぁまぁ、そんな事言うなよ。龍さんにも色々あるんだろ。それにしても現役でバイクに乗って出前してたじゃんか、大丈夫なんじゃないの?」
美麗「おかしいな・・・、帰ってママに聞いてみよう。」
一方その頃、警察署では拘留されていた暴走車の犯人の取り調べが行われようとしていた。しかし警察署長が普段取り調べを行う美恵や文香に今回は行くなと指示を出していた。
文香「署長、どうしてですか?逮捕したのは巡査数人と私たちなのに。」
美恵「そうですよ、普段から私達が取り調べをしているじゃないですか。」
署長「奴が絡む事件の取り調べだ、すまんが奴をずっと追ってる警視総監にお願いする事にしたんだよ。」
文香「そんなに凄い方に取り調べをお願いしても良いんですか?」
署長「奴が絡む事件に限っては自分が取り調べをしたいと仰ったのは警視総監ご自身なんだ、すまんが私の我儘を聞いてくれ。」
美恵「それにしても警視総監ってどんな方なんですか?」
署長「普段は警視庁含め何処にも留まることなく人に紛れておられる方で正体を知っているのは私含めた数人だけだ、実際に会った時に緊張して欲しくないと本人が希望されてな。」
文香「そうですか・・・。あ、そろそろ犯人を取調室に連れて行く時間じゃない?」
美恵「そうね、行きましょうか。」
美恵たちは犯人が拘留されている部屋へと向かい、犯人が入っている独房の鍵を開けた。
美恵「取り調べの時間よ、出て来なさい。」
文香が出て来た犯人の両手に手錠を付けると第2取調室へと連れて行った。
文香「今日は私達じゃなくて、普段中々会えない警視総監自ら貴方の取り調べをするそうよ、覚悟なさい。」
犯人「俺は誰が相手だろうと嘘をつくつもりもないし、知っている全てを包み隠さず話すつもりだ。」
美恵「言ってくれるじゃない、ほら、着いたわよ。」
第2取調室に到着すると犯人を座らせ刑事達は部屋を出た、各々のデスクに到着しかけた時に見慣れた顔を見つけた、龍太郎だ。
龍太郎「お待たせしました、松龍です。」
文香「あれ?龍さんじゃない、出前?見た感じは誰も頼んでないみたいだけど。」
龍太郎「ああ、第2取調室に持って来てくれと頼まれてな。文香ちゃん、すまんが場所を教えてくれるかい?」
2人が第2取調室の前に到着すると文香が龍太郎の事を気遣い扉を開けようとした。
文香「岡持重そうだね、開けようか?」
龍太郎「大丈夫だよ、ありがとう。大丈夫だから仕事に戻りな。」
文香「うん、じゃあね。」
文香がその場を離れると龍太郎は取調室に入り椅子に座るとテーブルに岡持を置いて椅子に座った。
犯人「それ、今から来る警視総監って奴が頼んだのか?ずっとそいつを待っているんだが。」
龍太郎「どれだけ待ってもそんな奴来ねぇよ、俺がその警視総監なんだからな。」
-⑲ 罪のきっかけ-
突然現れたただの町中華の亭主が自らの目の前に座り、警察が積み上げた大量の資料を読み始めた事に多少の違和感を覚えた犯人は演技ではないか、何かの冗談では無いかと疑い始めた。
犯人「あんた、誰なんだよ。何処からどう見ても警察の人間に見えないんだが。」
龍太郎「さっき言っただろう、警視総監だって。それより冷めるから早く食えよ。」
先程から自らの事を警視総監だと言い張る町中華の店主・龍太郎は自分が資料を見ている間に料理を食べて栄養を付ける様にと伝えた。
犯人「食って良いのかよ。」
龍太郎「当たり前だろ、でないとこんな事言うかよ。」
確かにそうだ、犯人に食うなと言うなら、増してや自分も食べないと言うなら誰のための料理なのだろうか。
犯人「でもよ、こんな時って大体カツ丼だろ?」
普段から刑事ドラマ等を見ているが故の先入観からだろうか、犯人は自らの持つ知識を持ちだした。
龍太郎「うちは家族皆で切り盛りしている中華居酒屋だ、俺はずっと中国で料理の修業をしていたんだぞ、カツ丼なんてある訳がないだろう。」
犯人「だからって町中華の店主が取り調べってのはおかしくねぇか?」
何処からどう考えても違和感があり過ぎる、目の前に座っているのはスーツを着ている刑事ではなくTシャツ姿の町中華の店主だ。
犯人「証拠はあるのかよ、あんたが警視総監だっていう証拠はよ。」
龍太郎「そうだな・・・、ちょっと待てよ・・・。」
龍太郎は料理を入れていた岡持の中を探り始めた、しかし証拠になりそうな物はないので料理代の精算用に持っていたポーチの中を探り始めた。奥底に目的の物を見つけたらしくそれを手で泥を掘り出す様に取り出して犯人の方に投げた、それにより炒飯の盛られた皿が落ちかけたので犯人は必死に止めた。
犯人「危ねぇな・・・、折角の料理が勿体なくなるだろうが!!」
龍太郎「お前は俺が作った町中華の安っぽい料理を大事にしてくれる奴なんだな、ただそれを見てみろよ。」
龍太郎は自らが投げた物を指差した。
龍太郎「それを見ても認めねぇか?」
犯人は龍太郎が投げた物を改めて見た、警察手帳だ。
犯人「見ても良いのかよ。」
龍太郎「許す、開けてみな。」
犯人は恐る恐る警察手帳を開けてみた、特殊な制服を着た龍太郎の写真の下に「警視総監 松戸龍太郎」と書かれていた。
龍太郎「それで分かったかよ、待っても誰も来ねぇって。」
犯人「そうか・・・、あんた凄い人なんだな。そんな凄い人が俺に何を聞くって言うんだ。」
龍太郎は読んでいた資料を閉じて犯人に質問した。
龍太郎「あんた・・・、あいつに金で雇われたって言うじゃねぇか。決して怒鳴ったりはしないって約束するから詳しく聞かせてくれねぇか?」
犯人は少し俯きながら語り始めた。
犯人「数日前の事だ、掛け持ちしていたコンビニと蕎麦屋でのアルバイトから帰って来た俺の家の郵便受けに1通の封筒が入っていたんだ。」
龍太郎「宛名や相手の住所は?」
犯人「書かれていなかった、しかしおかしいと思ったんだよ。」
龍太郎「おかしいって何だよ。」
犯人「ヤケに厚かったんだよ、だから少し怖かったんだが中身を見てみると手紙と札束が入ってたんだ。多方から借金がある俺は思わず食らいついてしまった。」
-⑳ 娘には内緒にしていたから-
取り調べで犯人の事情を聞いた龍太郎はただ事では無いと思い、可能な限り真犯人に近付く為に、そして目の前にいる実行犯を救う為に事件について追及する事にした。
龍太郎「宛名も何も書かれていなかったって?」
犯人「ああ・・・、郵便局が運んで来た形跡も無かったんだ、消印が無かったからな。それに大家が言うには他の部屋の住人への届け物と全く違う時間に入っていたみたいだから尚更だ。」
犯人の目には全くもって曇りが無かった、どうやら嘘をつかず本当の事を言っているみたいだ。
龍太郎は証言を疑っている訳では無かったが、念の為に調べてみる事にした。
龍太郎「すまんが、お前さんが受け取ったって言う封筒を借りても良いか?勿論乱暴には扱わないから。それに協力してくれたらお前さんの刑罰は軽くなると思うぜ。」
犯人「勿論だ、金で雇われていたとはいえ悪い事をしてしまったのは真実だ。可能な限り協力させてくれ。」
龍太郎「ふっ・・・、お前さんは心が綺麗な奴だな。可能な限り刑をより一層軽くしてもらう様に俺が掛け合ってやるよ、捜査協力のお礼だ。ただ1つだけ条件がある。」
犯人「条件?」
龍太郎「真帆ちゃんに謝る事だ、怪我はしてなかったとは言え怖い想いをさせてしまったのは事実だからな。」
犯人「分かった、必ずあんたの言うその真帆ちゃんに謝罪させて貰うよ。」
龍太郎「約束だぞ、裏切るなよ・・・。」
犯人「勿論だ。」
龍太郎「ほら、冷めちまうぞ。早く食ってしまえ。」
龍太郎は出前という形で拘留されている犯人の事を気遣って持って来た炒飯と餃子を指し示した、先程からろくに食べていないはずの犯人にしっかり食べる様に申し出ていたが少し遠慮気味だったので結構な量が残っていた。
犯人「すまんな、今までの人生でまともな食事を摂った覚えが無くてな。」
龍太郎「そうか、お前さんの今までの人生がどんな物だったかは知らんが今はしっかりと食ってくれ。」
犯人「助かるよ、今は無理だが釈放されたら店にも伺わせてくれ。」
龍太郎「勿論だ、ずっと待ってるからな。」
この日の取り調べはこれにて終了した、龍太郎は署で唯一正体を知る署長に犯人の使った蓮華や炒飯が盛られていた皿を提出すると鑑識に回す様に指示を出した。
第2取調室を出てからすぐの場所で、美恵と文香が龍太郎に声を掛けた。
美恵「龍さん、長かったね。」
文香「犯人と何かあったの?」
その様子を見て署長は1人焦っていた。
署長「倉下、吉馬、お前ら・・・。」
焦る署長に龍太郎が右手を差し出して止めた、決して今までの関係を崩したくは無かったのだろう。
龍太郎「あいつが何の犯人なのか知らんが、あまりにも美味そうに食うもんだから嬉しくなってよ。ついつい話し込んじゃって今に至ったわけなんだ、母ちゃんに怒られちまうな。」
そう言うと龍太郎は屋外に止めてあった原付に跨って店に帰って行った。
店に戻ると酒に酔って顔を赤らめた美麗が待っていた、かなりお怒りの様だ。
王麗「父ちゃん、あんた美麗に何をしたって言うんだい?帰って来てからずっと怒っているんだけど。」
龍太郎「いや何も、思いつかないんだけど。」
2人の会話を割く様に美麗が声を荒げて話しかけた。
美麗「パパ!!手を振ったのに私を無視するとか一体どういうつもり?!」
龍太郎「美麗・・・、何処での話だよ。全く思い出せないな・・・。」
美麗「嘘つかないでよ、キッチンカーが並んでいた公園で手を振ったじゃない!!それに最近はぎっくり腰でバイクに乗れないって言ってたのに原付に乗って出前に行ってたじゃない、どういう訳?!何処に行ってたって言うの?!」
そう、龍太郎は自分が警視総監だという事を美麗に言っていなかったのだ。
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