第4話 かぐや姫がはじまる
「失礼いたします」
「しッ、失礼いたす!」
総長の部屋へと続く扉が、開かれた。
遠近とコジロウ、ふたりが飛ばした挨拶も、鶴屋の耳にはどこか遠くに聞こえていた。扉の奥をぼんやりと目に映していると、おい、とコジロウに腕を引かれる。よろめくように一歩、つるりとした床を踏み、そこで少しだけ我に返って「失礼いたします」と頭を下げた。結局、四十五度を超えた深すぎるお辞儀になってしまう。
心臓が激しく脈打っていて、礼をするだけで息が切れた。顔を上げることも、上げずにいることも恐ろしく、またしてもまったく動けなくなる。だがコジロウに背中を叩かれ、顔を上げずにはいられなくなった。折り曲げた腰を伸ばしていく。眼鏡のフレームの内側に、周囲の景色が少しずつ収まる。
部屋は広く、廊下と同様に寒々としていた。手前には薄いローテーブルとシンプルなソファーが並んでおり、その奥に、黒く簡素な書斎机が置かれている。壁際には低い棚が並び、申し訳程度に観葉植物が飾られていたが、その緑もややくすんでいた。
だが淡白な部屋の中にも、ひとつだけ目を引くものがある。書斎机の奥の壁、巨大な額に飾られた、群青色の抽象画だ。のっぺりとした群青の上に、淡い黄色の直線が幾本も走って交差している。それは星の降る夜空にも似ており、その夜空に向き合って、ひとりの女性が立っていた。
「いらっしゃい」
女性は低く澄んだ声を発し、たおやかな動作で振り向いた。鶴屋は口を半開きにして、驚きとともに彼女を見つめる。歯車がぴたりと止まるような、氷が溶け出して穴が開くような、独特の緊張感があった。
この人物が、「総長」なのか?
巨漢だと思われた総長が、まさか女性だったとは……そんな驚きだけではない。遠近、コジロウ、鶴屋を順に見回す彼女は、ある種異様な空気をその身に纏っている。彼女ひとりの存在だけで、この空間が現実のものでなくなったように感じられた。その奇妙な感覚に、鶴屋は何より驚いているのだ。
後頭部で緩くまとめられた、疲れた雰囲気の長い髪。細く覇気のない両の瞳に、わずかにこけた白い頬。ダークグレーのパンツスーツが、柳の枝に似た四肢をさらにほっそりと見せている。容姿だけ見れば頼りなく、総長の肩書には不似合いに思えそうだが、常人離れした静謐なオーラがそれをさせなかった。彼女の周囲の音だけが、冷気に吸収されて消えていく。そんな浮世離れした美しさが、彼女を包み込んでいた。年齢は四十歳前後のようだが、どこかぼんやりとした無表情には少女のようなあどけなさもある。
「総長!」
大声で呼び、コジロウが駆け出した。それに先回りするように、遠近が総長の半歩後ろに移動する。侍は書斎机の前に跪き、長髪の頭を勢いよく下げた。
「此度はお目通りの機会をたまわり、まことに恐悦至極にござりまする! 不肖コジロウ、畏れ多くも再び参上つかまつった!」
「あぁ。よく来たね、コジロウ」
総長は眉ひとつ動かさず、しかし柔らかな声で答えた。そして眠たげな瞼を上げ、未だ動けずにいる鶴屋を見る。
「それで、そっちの子は?」
鶴屋の口から、あ、と弱々しい声が漏れた。凪いだ瞳に捉えられ、銃口を向けられたような心地がする。しかし総長の視線はなぜか、ほのかにあたたかくもあった。
その温もりにどうにか希望を見出しながら、鶴屋はコジロウの隣に並ぶ。目の前に立つ女性はきっと、噂通りの慈悲深い人だ。だからひ弱な自分のことも、生きて帰してくれるはずなのだ。そう信じようとすることで、恐怖を収めようとした。激しい心音に抗うように、力ずくで声帯を震わせる。
「は、はい、私はこち、こちらの……コジロウさんの付き添いで、ま、参りまして、その」
それでも舌はガクガク震え、目は泳ぐ。殺風景な部屋に入れられ、目上の人間と向かい合い、質問に答えさせられる。面接試験に似た状況が、恐怖に拍車をかけていた。
昨日の面接を思い出す。面接官の目、失望した声、履歴書を叩く指先が、すぐ目の前に蘇る。背中と腹を同時に圧迫されるような、逃げ場のない吐き気に襲われる。
「名前は? 就活中だそうだけれど、大学生かな?」
鶴屋の青い顔にも構わず、総長はさらりと質問を重ねる。ぐらぐら揺れる視界の中で鶴屋は答えようとしたが、直前で声を押しとどめた。相手は犯罪グループのボスだ。これ以上、個人情報を明かしていいはずがない。
泳ぎたがる目を無理やり制御し、総長の様子を窺ってみる。王者の顔には感情がなく、それでもやはり柔らかく、不穏な魅力を湛えている。
ここで答えればどうなるのか、答えなければどうなるのか。静謐な脅威と美を前にして鶴屋の思考はことごとく崩れ、嘘をつくことも、黙っていることもできなくなる。そうして舌はまた無意識のうちに、嘘のない言葉を紡ぎ始めた。
「つ、鶴屋
「なるほど。苦労しているね」
総長はそう言って頷いてから、小さく首を傾げてみせた。がくりと人間味のない動作に、鶴屋は思わず身構える。しかし銃を突きつけられることも、ナイフを振りかぶられることもなく、ただ淡白な挨拶だけが聞こえてきた。
「私は
鶴屋にはもう、声を出すこともできなかった。全身の痺れを感じつつ、どうにか深く礼をする。本当にこれで良かったのか、そう考えることすらできず、ギンジョウという響きに脳を支配される。
そうして立ち尽くしていると、ふいにスーツの膝が押された。よろめく鶴屋を押し退けて、コジロウが一歩前に出る。
「とにもかくにも、総長! 此度は何をおいてもお目に入れたきものがござりましたゆえ、参上した次第にござりまする。さ、さ、こちらをご覧くだされ」
待ちきれないというように、コジロウは懐に手を入れる。遠近が警戒して腰を落とすが、侍は気にもかけなかった。薄い胸元から出された手には、赤褐色の小さな欠片が握られている。その手のひらが開かれると、隕石は昨日と変わらない、ざらついた姿を現した。
無骨な欠片を横目に見て、鶴屋はかすかに冷静さを取り戻す。
コジロウは、この隕石でもって総長に認められる気だ。だがその計画の成功を、鶴屋は今も信じられなかった。裏路地を統べる総長が、あんな課題を本気で出してくるわけがない。この喜びから奈落に突き落とされたとき、侍はどうなってしまうのか。想像するとぞっとした。
「それは?」
怪しげな石を差し出されても、銀庄総長は表情を変えない。その半歩後ろでは、構えたままの遠近が不安げに主人を見つめている。奇妙な緊迫感の中、コジロウは「はっ」とギラつく笑顔を浮かべて答えた。
「こちらは先度、総長が持てと仰せになった『星の欠片』にござりまする」
「へぇ」
総長は欠片を受け取らないまま、ほんのわずかに目を見開いた。コジロウと隕石を静かに見下ろし、確かめるような間を開けてから、赤い口紅の唇を開く。
「いい色だ」
コジロウはワッと笑顔を広げ、鶴屋は驚きに眉をひそめた。それがどうしたと突き返されると思っていたが、意外にも好感触だ。
いや待てよ、これはからかわれているだけか? それとも、総長は本気で「星の欠片」を欲していたのか? 穏やかな無表情に阻まれ、真意を読み取ることもできない。疑いに囚われる鶴屋の隣で、コジロウは感激に頬を染めている。
「はっ、ははぁっ、ありがたき幸せ!」
「あぁ。しかし、それが『星の欠片』だという根拠はあるのかな?」
「無論ござりまする!」
総長の冷静な指摘すら、喜びのままに跳ねのけるコジロウ。その猪突猛進ぶりに、鶴屋はいっそ感動すらした。この侍は本当に、悲願の達成を少しも疑っていないのだ。
コジロウはまさに立て板に水で、星の欠片の出どころを語った。昨日飛来した隕石のこと、その側で欠片を拾ったこと、それから鶴屋と出会ったことと、鶴屋に宿を貸したこと。
聞かされていなかった事実から目の前で見た事実までとにかくすべてを説明するので、鶴屋は正直気が気でなかった。侍言葉で続く語りは冗長で、耐えかねた総長に追い出されても仕方ないほどだったからだ。
それに何より、鶴屋が「隕石の落ちたアパートの住人」だと知られたのが痛かった。引っ越すつもりだとはいえ、残り半年の通学を考えればそう遠くにも移れない。犯罪者たちの総長に、なぜ生活範囲を知られなくてはならないのか? コジロウの背中を全力で殴ってやりたくなったが、その勇気も鶴屋にはなかった。そもそもそれ以上の情報を、自ら総長に明かしているのだ。
やがて八分ほど経つと、長い説明もようやく終わりのときを迎えた。青ざめた顔で震える鶴屋、疲れた様子で首を掻く遠近、やはり表情を変えない総長、聞き手の反応は三者三様だ。
だがコジロウは総長だけを真っ直ぐに見つめ、「いかがにござるか」と言わんばかりに瞳をキラキラさせている。やっぱり殴ってやろうかと鶴屋が歯ぎしりしていると、ふむ、と総長が声を漏らした。
「分かった、ひとまず納得したよ。けれどもうひとつ、確認したいことがある」
蝋細工のような指が、赤褐色の隕石を差す。
「確か私は、『キラキラ光る星の欠片』を頼んだね。だけどそれは、キラキラ光っているとは思えない。私が想像していたのは、絵本に出てくるお星さまのような輝きだったのだけれど」
その瞬間、コジロウの頬がニヤリと上がる。鶴屋は俯いた。血管の一本一本が、末端から順に冷えていく。
「御心配には及びませぬ、総長。これより、この欠片のまことの輝きをご覧に入れてみせましょうぞ」
コジロウは低くそう言うと、鶴屋にそっと隕石を渡した。ギラつく瞳で目配せされ、鶴屋は頷かざるを得なくなる。というよりも初めから、拒否権は与えられていなかった。鶴屋はこの任務のためだけに、今この場所にいるのだから。
ここで、総長の目の前で、隕石を光らせるためだけに。
総長の慈悲深い振る舞いが、今度は心底恨めしくなる。あんな課題は冗談だよと一蹴し、コジロウもろとも自分を追い出してくれればよかった。そうすれば、こんな任務をこなす必要もなくなったのに。
欠片を持つ手がじっとりと汗ばむ。ここで欠片が光らなかったら、光らせることができなかったら、殺されたっておかしくはない。過剰な妄想だとしても、鶴屋はそれを手放せなかった。
遠近、コジロウ、銀庄総長。三つの視線を一身に浴びて、空気の吸い方が分からなくなる。指先が固まって動かなくなり、プレッシャー、という単純な言葉を思い出した。今、自分に求められていること。応えなくてはならないこと。それを全うできる自信が、どこからも湧いてこなかった。
面接官の半笑いが、声が、指が、隕石の上に浮かんで消える。動かなくなった指先が、自らの冷たさに痛み始める。それでもやらなくてはならない。この指で、欠片を光らせなくてはならない。
どうにか呼吸を思い出し、ひゅ、とか細く息を吸う。すると空気を送られた指が、痙攣するように動き出した。ざらり。隕石の感触が分かり、背筋に緊張が走る。ざらり、ざらり。光れ、光れ。願えば願うほど恐怖は増して、全身から熱が引いていく。
それでも、欠片の載った手のひらだけは、徐々に熱を持っていっていた。
「……ふぅん」
総長の声が、静けさの中に浮かび上がる。
銀色の光が、鶴屋の視界を明るく照らした。
「ほっ、ほら!」コジロウが弾かれたように立ち上がる。「これが、これこそが星の欠片のきらめき! まっこと見事にござりましょう!? 一見するとつまらぬ石にも思えましょうが、この者の手でひと撫ですれば、かような光を放つのでござりまする!」
侍は鼻息荒くまくしたてる。その隣で、鶴屋は深い安堵に浸っていた。冷えた血が温度を取り戻し、皮膚がぼうっとあたたかくなる。
応えられた。他者に求められていたことに、不足なく応えることができた。鶴屋はコジロウを応援しないし、総長の前で目立ちたくなどなかったが、今は確かな喜びを感じていた。
自分の能力を認められて、誰かに必要とされて、自らの手で期待に応える。これまでの就活では一度も達成し得なかったことを、この場で初めて成し遂げたのだ。
「ようやった、ようやったぞぉ!」
隣から伸びたコジロウの手が、鶴屋の頭をわしゃわしゃと撫でる。その感触にどんな表情を返せばいいのか、鶴屋は知らなかった。
「総長、いかがにござりましょう! これでそれがしも、総長の一門に迎え入れてはいただけませぬか!?」
ボサボサの頭から手を離し、コジロウは総長に隕石を捧げた。それを受け取る美しい指を見てから、鶴屋も深く頭を下げる。期待に応えられた安堵が、恐怖を薄れさせていた。総長の気配はあまりに静かで、彼女のわずかな動きすら感じ取れない。一秒、二秒、いくらかの時が過ぎていき、やがて一言、声が降る。
「面白いね、お前たちは」
その言葉を聞き、鶴屋とコジロウはパッと同時に顔を上げた。面白いと言う割に総長はにこりともしていないが、さきほどまでよりほんの少し、前のめりになっているように見える。そのポジティブな変化に、鶴屋はつい口角を緩めた。コジロウも今にも泣き出しそうに、拳を強く握っている。
総長、と神経質に呼ぶ遠近を、裏路地の王者は右手で制した。彼女は隕石を撫でながら、あまりにも静かに、氷柱をそっと突き立てるように、続ける。
「面白い。でも、私の仲間に加えるにはまだ、足りない」
コジロウの顔からふっと、表情が失われる。
「お前たちにはあといくつか、同じような課題をこなしてもらおう。それらをすべて達成できたら、今度こそ仲間にしてあげる。いいね」
鶴屋の胸に、鉛の重石がのしかかった。
同じような課題。街にたまたま隕石が落ちて、それをたまたま光らせる。こんなことと「同じような」手順を繰り返せと言うのか? だとすれば自分の頑張りは、さっきの奇跡的な喜びは、何だったというのか。
激しい虚脱感と憤りが、鶴屋の安堵を穴だらけにする。自分にとってさえこれほど絶望的なのだ、コジロウにはどれだけ酷な指示だろうか。焦燥に駆られ、そっと隣を窺ってみる。しかしそこには、鶴屋が予想した表情はなかった。
侍の目は怯えながらも、じっと総長を見上げていた。
「いかような
あ、と、鶴屋の喉は鳴った。
コジロウはおそらく、自分以上に絶望しているはずだ。未来を恐れ、不安に潰されかけているはずだ。しかしそれでもきっともう、躊躇すらしていられないのだろう。目の前の王者に示される、細く頼りない希望にしかすがれないのだ。それほど彼は追い詰められていて、持っているものが何もないのだ。
侍の誓いに、総長は泰然とした頷きを返した。コジロウと真っ直ぐに見つめあい、その柔らかな唇でもって、次なる指令をごとりと下す。
「次は、青いバラが欲しい。夜明け前の晴れ空のような、真っ青で、だけれど作り物ではない、生きたバラが、欲しい」
幻想的な形容に反して、重く、硬い口調だった。コジロウはぐっと唇を噛むと、厳かな動作で頭を下げる。「ははぁっ」芯の通った返事は痛ましく、鶴屋の胸を押す。
そこにどれだけの苦しみがあろうと、強さを夢見ずにいられない。集団の盾に守られることを、追い求めずにいられない。
「行くぞ」
コジロウは音もなく立ち上がり、言った。記憶の波がすっと引き、鶴屋は頷く。ふたりは順に一礼して、書斎机に背を向けた。硬い床を一歩、二歩と踏みしめて進みながら、鶴屋の目は隣を見上げる。コジロウの横顔は、白く血の気を失っていた。
彼はこれからどうするのか。自分は、これからどうするのか。未来には靄がかかっていて、ほんの十分後のことでさえも見通せなかった。
「鶴屋くん」
俯きがちに歩いていると、ふいに声が飛んでくる。振り返った先の総長は、やはり静かに鶴屋を見ていた。視界の外で、ぱたりと草履の音も止まる。
この期に及んで一体何を告げられるのか。鶴屋の背筋は強張った。忘れかけていたが、自分は命を握られているも同然なのだ。この場で脅しや、呪詛のひとつでも吐かれようものなら二度と深くは眠れない。
新鮮な緊張が蘇り、耳鳴りがする。しかしそのキィンとした高音を、ただひとつ、静謐な声だけが超えてきた。
「お前も、コジロウを手伝ってあげなさい。課題をふたりで達成してくれたら、知り合いの企業にお前を紹介してあげよう。私の頼みであれば、必ず内定を出してくれるよ」
そのとき、総長はかすかに両目を細めた。その瞼の曲線と、ほのかに上がった口角が真正面から鶴屋を貫く。絵画の夜空を背にした彼女は、無音の星々を従える冷たい恒星のように見えた。
その美しさと「内定」の響きに、鶴屋の脳は重く痺れる。柔らかく強烈な慈悲の気配に包まれて、殺風景な部屋の景色も、澄んだ空気の冷たさも、においも、総長の声の余韻も感じ取れなくなり、体の芯が麻痺していく。
内定。内定へ自分を近づけてくれると、総長はそう言ったのだ。集団の強さを借りるための、弱い自分から脱するための「内定」へ、近づけてくれると。そんな都合のいい話があるか、と思うが、それでも総長に嘘はないのだとどういうわけか確信できて、昨日の面接を、つつき回された履歴書を思い出すと喉の奥が勝手に開き、は、と、声が出ていた。
「はい」
そうして立ち尽くす鶴屋に、総長はゆっくりと歩み寄る。コツリ、コツリとハイヒールの音が続き、やがて目の前に立たれたときには、あの隕石が差し出されていた。
「これはまだ、お前たちふたりで持っていなさい」
「はい」
またしても勝手に声が出て、気づけば隕石を受け取っていた。四十五度の礼をして、再び歩き出すコジロウを追う。手の中で握りしめた欠片は、まだほんのりとあたたかかった。
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