気がついたら最後まで一気に読み終えていました。冒頭の意味深な少女の一人語りから始まる本作。この時点でもう物語の世界に浸ってしまいます。外の世界を知りたい少女と引き留めようとする青年。しかし、青年は実態ではなく……ここから先は是非とも最後まで本編を読んでほしい。ラストまで読み終えたときには心がじんわりと暖かくなると思う。是非ともこの素敵な世界へ旅立ちませんか?