指輪を巡った物語でしたね……。
下卑た老爺が買った女が、敬虔な老婆の娘で、顔に傷のついた兵士が前話に出てきた人……。
話がパズルのように繋がっていくさまは本当に気持ちいいです。それと同時に『人生』も同じようについてきますから、読むのにカロリーが必要です……。
ハッピーエンドかと思えば、別方面からの悲劇……そこにキラリと輝く人間の生き様。
人間の正と負の面の描き方が本当に素晴らしいと思います。
しかし、神獣とは一体何なんでしょうか。
指輪の宝石と関連があるようにも思えましたが……。
作者からの返信
読むのにカロリーが必要→書くのにもかなりカロリーを消費するので、本当に読んでいただいて有り難い限りです!既に神獣に捧げて失われた歴史と、贄にならなかった故に話に出てくる一貫した人物など、いろんなところに散りばめたつながりを楽しんでもらえると嬉しいです。
宜しければ最後までお付き合いください!
指輪が一つの物語を作り上げていた。
話がつながった瞬間や、「あ、これ!」となった時、一人盛り上がっておりました。
最後の少年の登場が、また胸にきて、ちょっとした高揚感です。
老婆の最後が、苦しいような…けれども救いがあったような…不思議な気持ちになりました。
作者からの返信
ここがこの部分に繋がっていたのか、とか、このアイテムはこの為のものだったのか、っていう伏線を少しでも楽しんでもらえると幸いです!
彼女の最後が不幸だったのか幸せだったのかは本人のみぞ知る、ときうもやっと感は残したかったのでとても嬉しいお言葉です?