第5話 ヘルメット

学校からの帰り道、2人は歩いていた。


「ゆかちー、公園で会おう」

「うん、またあとでね」


やえちゃんは家に入り、ランドセルを置いた。

「そうだ、自転車で行こう」


ヘルメットをかぶると

玄関から出て、歩いて行った。


公園につくと、ゆかちーがベンチに座っていた。


「ゆかちー、おまたせ」

「やえちゃん。…どうしてヘルメットかぶってるの?」

「自転車乗るの忘れた」

「そっち忘れるんだ!?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る