仲間と憧れ【side美唯菜】
昼休み中、バスケの試合していた
私はダンクシュートし周りから歓声が上がる
「ふふん♪」
お兄ちゃんには負けちゃうんだけどね。
「つよーい!」
「さすが美唯菜ちゃん!」
ほめられるけど私は否定する
「そんなことないよっ!」
私はピクッと反応させた
「本当ずるいよねー。黒闇神美唯菜。あんなイケメンなお兄ちゃんもいてさ~~。友達も多くて~~。」
「うんうん。自分優秀でもてるからって欲張って」
ちぇっ。相変わらず…。
「どうしたの?美唯菜ちゃん!」
「おい!」
そこにまさかの人物が現れた。
「お…。お兄ちゃん!」
「はい!なんでしょうかっ!」
「なんでもいってないですよ!」
気のせいですというように否定する
「おまえら妹の陰口してただろ?」
「え?」
「してないですよ!」
慌てて否定する女子たち
すると心優までやってきた。
「彩陽に嘘ついても無駄だぞ。それに謝らなかったら」
優はバチバチっと鳴らした
相手の女子はびくっとなる。
「ご…………ごめんなさい!」
「ごめんなさい。」
シュンとしたように謝るけどお兄ちゃんは眉をひそめた
「謝る相手違うだろ」
その言葉に女子たちははっとなった
「ご…。ごめんなさい。」
「ごめんね」
気まずそうにして横を見る女子と目が泳いでる女子
「態度悪い」
ボソッと言う。
「続けて楽しめ」
不敵に笑う彩陽。
「お兄ちゃんありがとっ!!」
笑うと目を見開く美唯菜。
「妹のためなら普通のことだろ」
「やっぱイケメンだね!」
私は密かにあこがれてる人がいる。でも誰にも言わない。
「私は―――」
「この世界が大好きだよ♪」
両手を広げて笑った。
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