(鈴木晃司と早川陽向の娘である美咲が私立浅成学園への中学受験に失敗した件について)浅田理事長が晃司を突き放したのは、これほど衝撃的な十年前の事件が直接のきっかけだったのか…
しかし気になる事もある。
そもそも本作で一番悪いのは晃司よりも、鈴木家全体の繁栄を優先するため晃司自身の気持ちを蔑ろにして陽向よりも伊集院桃子との結婚を晃司に命じた者達…すなわち晃司の両親ではなかったか?
それなのに晃司の両親は前章で、直接やらかした晃司を切り捨てて上手に逃げ切る事(老後の穏やかな隠居生活)に成功した模様。それは(桃子の兄とシオンが時間を巻き戻す前の)今章でも同様だろう。
ならば今章で晃司ばかりを諸悪の根源として強調し続けるような展開は如何なものかと思うが、今後そのあたりも作者が抜かりなくカバーしてくれるのを今は期待したい。
※誤字脱字報告
>「お嬢さんが関係を持った男子学生は他にもいます。もしかすると違い生徒の子供かもしれませんが、子供を産むことはお勧めしません」
違い生徒の子供かもしれませんが ⇨ 違う生徒の子供かもしれませんが
>理事長、そういうことですので、この件は内密で勧めてください。
内密で勧めてください ⇨ 内密で進めてください
最初の対応、それな!
イジメと同じ。
最初から間違っていたんだよ。