第8話
俺が洗濯物を出して、リビングに帰ると、お茶碗3杯に山盛りにのったご飯と、山盛りの唐揚げがあった。
「お、うまそう」
「さっさと片付けちゃって寝たいから、早く食べなさい」
「いただっきまーす!」
飯は母さんに急かされなくてもすぐに食べ終わる。お茶碗3杯のご飯も10分あれば食べ終わる。食べるの早すぎて、一時期部活で呼ばれたあだ名は『バキューム』。(空気までも吸い込んでしまうかららしい。)
「ごちそうさまでしたー」
俺は食べ終えると、食器を片付け、自分のベットに身を投げた。普段ならばここから素振りをしたり、筋トレしたりするけど、今日はやる気が起きない。きっとアイスを食べなかったからだろう。時計を見ると、もう10時を過ぎていた。俺は枕へ顔を突っ伏すと、夢へと落ちて行った。
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