追憶の日々 〜エルザ・ロイス〜 後半

〜931年 北部・インネル〜


 晴れ渡る空の下、エルザは河川敷で膝を抱えて座っていた。そこは、街中にある橋の下にあり、ハンナと打ち解けた場所である。

 エルザの右隣には、ハンナが膝を抱えて座っている。彼女は柔和な顔で、目の前に流れる川を見つめている。

「いやー、いい天気だねー」

「うん」

 ハンナの呟きに、エルザは川を見つめながら答える。すると、ハンナが「ううー」と声を上げながら、両腕と共に背筋を上に伸ばす。

「んー、実感湧かないなぁ」

「何が?」

「何年もお世話になった施設を出るなんてさ」

「…来月だもんね」

「うん」

 トーンの下がったエルザの言葉に、ハンナは頷いて答える。その瞬間、エルザは寂しさに駆られ、表情が曇り始める。

 ハンナが施設を出る話を聞かされたのは、約3ヶ月前のこと。施設の規則により、高校に進学しない15歳以上の子どもは退所し、自分一人で新たな生活を始めなければならないのだ。

 エルザは寂しさを悟られないように、膝を組む両腕に鼻から下の顔半分を埋める。

「帝都に住む金持ちの家政婦になるんだよね?」

「うん。ヴェルナーさんって言う人」

「上手くやれそう?」

「そりゃあ、もちろん。料理や洗濯、家事全般は何でもやってきたからね」

「そう、ならいいけど。てか、変な人ね」

「え?」

「だって、帝都から遠く離れたハンナねえを雇うなんてさ。帝都で探した方が手っ取り早いじゃん」

「確かにそうだけど、こんな機会は滅多にないよ」

 そう語るハンナの目が輝き始める。

「あの華やかな帝都に住めるんだよ?綺麗な洋服に、美味しいご飯。あー、楽しみだなぁ」

 ハンナは自分の将来に心を躍らせる。一方のエルザは、複雑な気持ちを抱きながら呟く。

「うん。それは楽しみだね…」

--お願い、ハンナねえ。行かないで。

 本音が漏れ出ないように唇を噛み締める。すると、ハンナが空を見上げながら呟く。

「エルザと出会って四年かぁ。ほんと、あっという間だね」

「うん」

「ここで仲良くなったんだよね、私たち」

「うん」

「その時のエルザって、本当暗かったよねー。『私はもう、誰も信用しない!』って顔に書いてあったもん」

「ははは。そうだね」

「それが今はどうよ。よく笑うようになったもんだねー」

「…うん」

 エルザは微かな声で返すと、両腕に顔を伏せた。会話の途中で目頭が熱くなり、涙がこぼれ落ちそうになったからだ。

 そのまま顔を伏せ、涙を堪えるエルザ。すると、ハンナが彼女を優しく抱きしめた。その瞬間、エルザが嗚咽を漏らし始める。

「う、うう…」

「ありがとう、エルザ。私のために泣いてくれて」

「うう…、我慢してたのに…。ずるいよぉ…」

 エルザは声を震わせながら返す。

 優しい笑みを浮かべるハンナの目から涙が流れて行く。

「私、幸せ者だわ。あなたという大切な人を持てたんだから」

「…うん。私もよ…」

「一足先に行っちゃうけど、ずっと一緒だからね」

「…うん。…私、会いに行くから」

「待ってるわ」

「お金貯めて、会いに行くから…。案内しなかったら、ぶん殴ってやる…」

「あはは、それは困るなぁ」

「…嘘よ、バカ。…ハンナ姉、大好き」

「っ!そんなの反則よ…、うう…」

 ハンナは感極まり、唇が震え始める。彼女は嗚咽を漏らし始め、エルザを強く抱きしめた。




〜932年 北部・インネル〜


 ハンナが施設を出てから約1年。エルザは施設を退所し、一人暮らしをしていた。

 生活のために選んだ仕事は、酒場のスタッフ。そこは、昼夜問わず大勢の人が行き交う繁華街にあり、常に繁盛している酒場である。

 職場では慌ただしい日々を過ごしていた。時には、何かしら失敗して気分が落ち込むことさえある。しかし、職場の同僚に助けられたり、常連客から良い評価をもらったりと嬉しいことがあり、落ち込むことなく楽しく過ごせていた。

 そんな日々の中でも、ハンナのことを考えない日はなかった。彼女は元気か、毎日楽しく過ごしているかといった不安。しかし、それよりも気になっていたのは、どんな姿になっているのだろうかという期待であった。

 仕事を始めてから、お金がだいぶ貯まってきた。そろそろ会いに行こうか、エルザがそう考えるようになってきた、ある日。彼女の自宅に、一本の電話がかかってきた。

 電話の相手は、世話になった施設の院長。声を聞いた瞬間、エルザは懐かしさと嬉しさで笑みを浮かべる。しかし、院長から告げられた言葉により、笑みはすぐに消え去った。

『ハンナが…、事故で死んだって』

 院長の啜り泣く声。エルザは膝から崩れ落ち、受話器を耳に当てたまま放心状態へと陥った。

 

 ハンナの葬式から1週間。エルザは深い悲しみに囚われながら、暗い毎日を過ごしていた。

 経緯はこんな流れであった。事故当日、ハンナは庭でゴミの焼却をしていた。しかし、いくら経っても屋敷に戻ってこない彼女を心配したヴェルナーが確認しに行った。そこで、炎に包まれながら倒れている彼女を発見したという。

 なぜこのようなことが起きたのか。それは、ハンナが火の近くで倒れてしまい、服に燃え移ってしまったからだというものであった。

 ヴェルナーによると、この頃のハンナは体調不良を訴えることが多かったのだという。しかし、当の本人は「迷惑をかけるわけにはいかない」と無理して働いた。その結果、このような事故に巻き込まれてしまったのだと形で話は収まったのだ。

 ハンナの死。彼女の姿が頭を過る度に、エルザは涙を浮かべる。訃報を聞いた時よりも涙の量は減ってきたが、未だに出るくらい立ち直れずにいた。

 深い悲しみと喪失感が心を蝕む中、一つの疑問が日に日に大きくなってきていた。


--


 そんな疑問を抱き始めたのは、ハンナの葬式に出てからである。葬式で顔をくしゃくしゃにし、ボロボロと泣きながら、ハンナの死を悼むヴェルナー。その姿を見たエルザは、かつての父親の面影が重なって見えたのだ。

 日頃の鬱憤晴らしで殴ってくる父。エルザの前では、鬼の形相で睨め付け、唾を撒き垂らしながら罵詈雑言を放っていた。しかし、周囲の人間に対しては、本当の顔を悟られないように、180度違った明るく礼儀正しい態度で接していたのを思い出したのである。


--ヴェルナーは何か隠しているかもしれない。


 考え過ぎだとは思うも、エルザは気になってしょうがなかった。そうして彼女は、独自に調査を始めることにした。しかし、これが深い絶望を与えることになるとは、思いもしなかった…。




〜932年 中部・帝都"グルト"〜


 調査開始から3ヶ月。エルザは傘を差しながら、街中の路地裏に佇んでいた。雨が降りしきる鼠色の空に、周囲に並ぶ建物の陰と相まって陰鬱な雰囲気に包まれた場所。さらに人気もない、そんな場所にて彼女は、ヴェルナーと対峙している。

「こんなところに呼び出して、一体何の用かな?」

 ヴェルナーは薄ら笑いを浮かべて尋ねる。エルザは眉間に皺を寄せると、低い声で答える。

「何の用って、ハンナねえのことよ」

「ハンナねえ?ああ、あの子のことか。…本当に残念だったよ。あんないい子が、あんな事故に巻き込まれるなんて…」

「…嘘よ」

 エルザが独り言のように呟く。すると、今にも泣きそうな顔のヴェルナーが反応する。

「嘘?何を言ってるんだい?」

「事故なんかじゃない…。ハンナねえは、あんたに殺されたのよ」

 エルザは鋭い目で睨みつける。しかし、ヴェルナーは怯むことなく、悲しい表情のままでいる。

「私が殺しただって?そんなこと言われるなんて、悲しいよ」

「ずっと疑問に思ってた。ハンナねえは、本当に事故で死んだのかって。だから私は、一人で真実に辿り着こうと決めた」

「そうだと言ってるじゃないか。…君はハンナと随分親しかったそうだね。信じられない気持ちは分かるが、それは私もそうなんだよ。そんなこと言わないでくれよ」

「…首輪の爆弾」

「っ!」

 エルザの呟きに、ヴェルナーが目を見開く。すると、彼の表情が突然、無表情へと切り替わった。

「それが、何だって?」

「しらを切ったって無駄よ。裏の人間から、大枚叩いてでも聞いたのよ。ハンナねえに拷問まがいなことを散々してたってね!」

「…」

「逃げられないように首に爆弾を巻きつけてたってこともね!そして、その爆弾で死んだことも!」

「…」

「しかも、証拠隠滅のために…、事故に見せかけてハンナ姉を燃やしたことも…」

 感情が昂り、言葉が途切れる。大切な人を奪われた憎しみと悔しさでいっぱいなエルザは、ヴェルナーの胸倉を掴む。

「ねえ、なんで?なんでよ。なんで、こんなことしたのよ!?」

「…」

「さっさと答えろ!!このくそ野郎がぁ!!」

「…はあ、うるさいなぁ」

 ヴェルナーが不貞腐れたように呟く。彼はスーツの内側にある胸ポケットに右手を入れると、冷ややかな目で見下ろす。

「黙れよ、ブス」

「あぁ!?」

 エルザが凄みを利かせた途端、ヴェルナーが右腕を斜め上に振り上げた。次の瞬間、彼女の右頬から左の眉根にかけて大きな赤筋が浮かび上がった。

「うっ!?」

 エルザは咄嗟に顔を手で覆い、後ずさる。顔面を襲う鋭い痛みと灼熱感。覆っている手を離し、見てみると手の平が真っ赤に染まっていた。

--何が起きたの?

 突然の出来事に戸惑っていると、ヴェルナーが呟く。

「僕ね、君みたいうるさい人が大嫌いなんだ」

「っ!」

 エルザは恐怖を抱き始める。ヴェルナーの右手には、血が滴り落ちているナイフが握られていることに気づいたからだ。

 ためらいもなく顔を切り付けたヴェルナー。まともな人間ではないと思い知らされたエルザは、震える足で後ずさっていく。

「…止めて」

「ねえ、一つ聞きたいんだけど」

「来ないで!」

「手に入れたものをどうするかなんて、その人の自由だよね?だったら、僕が何をしようが自由ってことだ。違うかい?」

「…だからって殺すなんて、おかしいじゃない!」

 エルザは顔を強張らせながらも、強気な姿勢を見せる。しかし、ヴェルナーには滑稽な姿にしか見えず、鼻で笑った。

「震えてるくせに、よくもまあ吠えるもんだ。そこだけは可愛いね」

「…ハンナ姉を返せ」

「一人じゃ寂しいだろ?僕は優しいから、あの子の元へ行かせてあげるよ」

 エルザに刃を向けながら、ゆっくりと前へ進んでいく。エルザは凶刃から逃れようと、一歩ずつ下がっていく。しかし、背後にある壁まで追い込まれてしまう。

--私、ここで死ぬの?

 深い絶望が襲いかかる。身動きが取れず、涙を滲ませながら凶刃を見つめていた時だった。

「おい!そこで何してる!?」

 男の野太い声に、エルザたちが反応する。彼ら2人の視線の先には、片手に持つ懐中電灯をこちらに向ける軍人が立っていた。

「邪魔が入ったな」

ヴェルナーは軍人へ鋭い視線を向けると、舌打ちをした。彼の注意がそちらに向いている、それを好機と見たエルザは、路地裏の奥へと駆け出していく。

「ぐっ!」

「あ、逃げられちゃった」

 ヴェルナーは途端に興味を無くし、呆然と見つめる。徐々にエルザの姿が見えなくなっていく中、彼は口角を吊り上げて呟く。

「流石に、もうやってくることはないだろうな。まあ、それでもまた来るようなら、確実に殺してあげるよ」

 そう呟く彼の笑みは、悪意に満ち溢れた邪悪なものであった。


 街を出たエルザは、郊外の山にいた。月明かりだけでまともに見えない森の中、彼女は歩いている。

「ぐっ、うう…」

 激しく痛む顔を手で覆いながら、呻き声を漏らす。傷の出血は治ってきたものの、深い傷のせいで顔は血塗れである。

「ぐぅ、ちくしょう…、ちくしょう!」

 エルザは涙を流しながら、恨めしげに呟く。大切な人を理不尽に殺された憎しみと何もできなかった悔しさ。その2つの黒い感情が彼女の心を蝕んでいく。

「ごめん…。ごめんね、ハンナねえ…」

 泣きじゃくりながら、悔恨を呟く。取り憑かれたように呟き続けていると、足元が突然崩れた。

「っ!?きゃあああ!!」

 エルザが叫び声を上げる。足元が崩れたと共に、身体のバランスを崩して地面に倒れる。その直後、彼女は身体を回転させながら落ちて行った。原因は暗い視界の中で彷徨い、斜面に足を取られたせいであった。

 転がり落ちた先の平地で、エルザはぐったりとする。徐々に遠のいていく意識の中、彼女はハンナを想う。

「ごめんね…、ハンナねえ…」

 消え入りそうな声で呟いた直後、意識を失った。




「うう…」

 エルザはゆっくりと瞼を開く。ぼやけた視界に入り込む光に、ぼやけた緑。辺りから聞こえる小鳥の囀りを耳にしながら、身体を起こそうとする。

「…ここは」

「目が覚めたか」

 女の呟く声。エルザが左を向くと、一人の女がいることに気づく。女は左膝を立てた状態で座り、無愛想な表情でエルザを見つめる。

「ひとまず安心だな」

「誰よ、あんた」

「私はアデリーナ。ここを通りかかった時に、君を偶然見つけた」

「…そう、あなたが助けてくれたのね。私はエルザ。助けてくれてありがとう」

「エルザか。いい名前だ」

「そう…」

 エルザは顔の中心に手を添える。そこはヴェルナーに負わされた傷であり、手には包帯の感触が伝わってくる。

「やっぱり、夢じゃないのね…」

 寂しげな笑みを浮かべて呟く。

「まだ少し痛むなぁ。…この包帯、あなたがやってくれたの?」

「ああ。薬を塗って包帯を巻いただけだ」

「それだけで十分よ…」

「その傷は間違いなく跡になる。それくらいしかできなくて、すまない」

「…あなたのせいじゃない。謝らないで」

 そう返すも、エルザは奥歯を噛み締める。すると、目が潤み、身体が小さく震え始める。

「ぐっ…、ちくしょう。ちくしょう…」

「ここで会ったのも縁だ。聞かせてくれないか?」

「あんたには関係ないでしょ?」

 エルザは冷たく言い放つ。しかし、アデリーナは真剣な眼差しで返す。

「怪我の治療までしたんだ。関係ないとは言えないだろ?」

「そりゃあ、そうだけど…」

「私は聞きたい」

「えっ?」

「君に一体何が起きたのかを」

 そう語るアデリーナの姿に、エルザは気圧される。しかし、不思議と嫌な気分はしなかった。

--何だろう。この信頼できそうな雰囲気。この人にだったら、いいかも。

「私がここに来たのはね…」

 エルザは不思議に思いながらも、これまでの経緯を語り始める。


 エルザの話が終わり、アデリーナはぽつりと呟く。

「そうか。そんなことがあったのか」

「…」

 エルザは無言のまま、両膝を抱える。悲しみと憎しみ、そして悔しさが込められた過去を思い出し、気分は最悪であった。

「…あの時、私に勇気と力があれば…」

「悔やんでも仕方ない。失ったモノは戻ってこないのだからな」

「…分かってるわよ」

「エルザ。この後はどうするつもりなんだ?」

「そんなの分かんないわよ。顔にこんな傷付けられちゃったし、前の生活に戻れるわけないでしょ!?」

「それに、ハンナ姉のいない世界なんて…」

 エルザは泣きそうな顔で答える。すると、アデリーナは立ち上がり、彼女の前に立って告げる。

「だったら、?ちょうど仲間を探しているんだ」

「え?」

 唐突な提案に戸惑うエルザ。アデリーナは、彼女の反応に構うことなく続ける。

「この国は理不尽で溢れている。君の親友を奪った奴のような存在によって、罪なき人々が理不尽な目に遭わされている」

「何よ、急に」

「そんなこと、私は到底見過ごせない」

「…あなた、一体何者なの」

「私は、この国を変えるために立ち上がった革命軍"アルバ"の一員だ」

「革命軍…?」

 エルザは驚き、目を見開く。

「それで、あなたたちは一体何を?」

「さっきも言ったように、この国では罪なき人々が理不尽ない目に遭わされている。政治家や貴族、軍人なんかがそうだ。そいつらは法の裁きを受けず、のうのうと生きている」

「そんな!じゃあ、ヴェルナーもそうだっていいうの?」

「間違いないだろうな」

 エルザは唖然とし、言葉に詰まる。ハンナを殺したのに、裁かれることはない。そのことに悲しみと共に、怒りが巻き上がっていく。

「そんなの、酷すぎる…」

「だからこそ、私たちが裁きを下す。さらなる犠牲者を無くし、残された者たちの悲しみを断ち切るために」

「残された者たち…」

「君は大切な存在を奪われた。その痛みが分かる君だからこそ、私たちの力になると信じている」

 アデリーナの力強い言葉。彼女の真剣な眼差しと口調から相当の覚悟が感じられ、エルザは感銘を受ける。しかし、一抹の不安を感じる。

--私なんかに、そんなことができるの?ただの田舎娘の私に?…でも、私やハンナ姉みたいな人が犠牲になるのは…。

「…私、弱いけどいいの?」

 エルザは不安げな表情で問う。それに対しアデリーナは、優しげな笑みを浮かべて答える。

「君は弱くない。友達のために、立ち向かうことができたんだからな」

「っ!そっか、私…」

 アデリーナの言葉に安堵し、エルザは微笑みを浮かべる。すると、アデリーナが彼女に向かって手を差し伸べる。

「私たちのために力を貸してくれ」

 アデリーナの言葉を受け、エルザは彼女の手を取る。そのまま立ち上がると、目を合わせて告げる。

「アデリーナさん。よろしくお願いします」

「こちらこそ頼む、エルザ」

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