俺の魂はお前らと共にあるー2

 夏が終わる頃、親父は亡くなった。


目を見開いたまま。


看取った家族や友人の顔を、最後まで見ていたかったんだろう。



 葬儀には、

家族、友人

会社の社員や関係者

そして、たくさんのライブの仲間達

が集まった。


 そして、最後の最後に、

ぐっさんが、親父が死んだら開けてくれと言っていた封筒を開けた。




愛する家族と友人達へ



俺の魂はお前らと共にある


何時もだ


それを忘れるな。




ぐっさんが泣きながら読んだ。

嗚咽とすすり泣きの中、誰かが叫んだ。


「最後まで、かっこいいぞ!」

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