俺の魂はお前らと共にあるー2
夏が終わる頃、親父は亡くなった。
目を見開いたまま。
看取った家族や友人の顔を、最後まで見ていたかったんだろう。
葬儀には、
家族、友人
会社の社員や関係者
そして、たくさんのライブの仲間達
が集まった。
そして、最後の最後に、
ぐっさんが、親父が死んだら開けてくれと言っていた封筒を開けた。
愛する家族と友人達へ
俺の魂はお前らと共にある
何時もだ
それを忘れるな。
ぐっさんが泣きながら読んだ。
嗚咽とすすり泣きの中、誰かが叫んだ。
「最後まで、かっこいいぞ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます