混ざりゆく美しい空の変化の描写と枯れた紫陽花の装飾が物悲しくて胸を打ちました。
>「ただいま」「おかえりなさい」
なんという優しい言葉なんだろう、と思う。
当たり前の日常を客観視したように主観を取り入れていて、この2行に凄みを感じました。
おもいのほか、涙腺が緩みました。
作者からの返信
刹那さん
コメントありがとうございます!
最近、夕暮れ前の空がきれいで、このような話を思いつきました。
外から、小学生の「ただいま!」が聞こえる時間です。
渦中にいると、大変だ! と思うことでも、振り返れば「ああよかったなあ」と思えることはあるはずで、そういう時間を描きたかったのです。
思い返して、よかったなと思えるのって、とても幸せだと思います。
うわー、きますねー
多分に3人のお子さんが「いた」のでしょうか?
大変だった日々が、かけがえのない日々だったと、なくしてから気付く……
そうなった過程が書かれていないので想像するしかありませんが、それなりの「不幸」があったのだろう、と想像出来、フィクションの筈なのにいたたまれない気持ちになるます
大体の人が子供を持っても何時かは離れていく、でもそれは就職だの結婚だので、永遠に離れる訳ではない……
それだけで(一般的な意味での)「普通の家庭」が何と恵まれている事か
作者からの返信
あるまんさん
いつでも、その渦中にいるときは大変だと思っていると思います。
でもふと、外側からみると、それはかけがえのない時間だったことに気づいたりします。
そしてたぶん、「いま」も。
そんな気持ちで書きました。
ありがとうございました!