それでは、死にましょう
それを言われた瞬間の状態次第で、恐怖にも嘲りにも聞こえてくる感じがゾワゾワしました。主人公は、言われたその瞬間こそ相手に噛みつくことができましたが、その後噛みつく相手がいなくなるにつれて言葉が魂に入り込んでくるような感覚に陥ったように見えました。この、相手の意思というものがないはずの言葉が、自身の中で蠢き続けていく気味悪さがとても印象的でした。

過去が制御しきれなくなり終わりを迎えていく様が、人間描写とともに緻密に描かれていてとても面白かったです。企画に参加していただきありがとうございました。

文章の雰囲気が凄く良かったです。

読みやすいホラーだね!
わたしもホラー書いてるんだｗ

祈りめいた慟哭が、香炉に満ちる日が来ることを祈っております。

過去が終わって今が来た。

沁みました。