第2話

目が覚めると森の中だった。

俺は安い軽のの中で寝てたはずだ。

田舎に住んでたからある程度の植物はわかる。だがぱっと見日本にあったらヤバそうな彩色の植物がある。

「まさかなぁ」

異世界か?これ。

ラノベとか漫画すきだからなんとなくこの展開だったら世界だろうな。

手元にあるものといえば。

スマホに仕事用のリュック。リュックの中は工具と食う予定だったおにぎり、上着、手袋、タバコ2カートン。

心許なさすぎる。異世界ならステータスとかあるんじゃないのか。

右手を振る。

「お、でた」

テンプレの半透明の板。いざ目にすると正直見にくいな。


‐‐

綾人

21

Lv 1

HP 200/200

MP 85/85

skill

筋力強化小

鷹のhawkeyeeye 

初級魔術

翻訳

言語理解

gbrrbbghg?rfbfb

kjhgfjfgvhdg?

‐‐


うん、比較する存在がいないからわからねぇ。

どげんすりゃええんじゃほんまに。

読めん文章多いし。

鷹の目ってあれか?上空からの視点のあれか?

とりあえずいっちゃん大きいモンキーにグリップ代わりのブラックテープ。

それで手袋付けて。

鷹の目っての使ってみるか。

「鷹の目」

ぐわって視界が上空に行った。

これが鳥が下見てる気分か。

結構離れてるところに街?明らか人工物の壁が見える。

ところでこれどうやって戻るん。

って思ったら元に戻った。

森におってもどうもならんしいってみるか。

いや腹減ったしおにぎり食っていくか。

ちなみに山賊むすびと海賊むすび。

うまい。大きいしいろんな具材入ってるしな。

んじゃ、腹ごしらえ済んだしあそこまで行ってみるか。


実質俺の第二の人生が始まった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

逃げがちだった男、異世界で頑張る。 紗倉 伊織 @nekoiesakura

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ